原題:Advanced Link Auditing & Best Practices For Acquiring Authoritative Links
このセッションは以下の2つのパートで構成されています。
Speaker:Megan Geiss,Marketing Strategy Director,Merkle | RKG
さあ、調査しよう
最近獲得したリンク、被リンク元のドメイン、アンカーテキスト、などが対象だ。リンクネットワークからの被リンクはないか?サイトワイドリンクの比率は?ダイレクトアンカーの量は?怪しいと思われる要素は全て確認しよう。
リンク査定に使用するツール
被リンク数の異常値
Majestic SEOでは被リンク数をグラフで確認できるため、不自然なほど多くのリンクを取得した時期を特定することができる。
アンカーテキストの分析
全てのアンカーテキストを抽出し、それぞれの被リンク数とドメイン数を算出する。全体の割合も計算し、不自然な程に割合の高いアンカーテキストの種類や、リンク数とドメイン数の割合が不自然なものを特定する。
被リンク元の地理的な条件を分析
Majestic SEOを使用し、どの国のサイトからのリンクが多いかを確認する。ここでも不自然な値がないかを特定する。
リンクの信頼度
Majestic SEOで”Citation Flow(被リンク元のサイトがどのくらいリンクを獲得しているか)”と”Trust Flow(被リンク元がどのくらい信頼できるサイトからリンクを獲得しているか)”を確認する。
ページ単位のリンクデータ
Moz Open Site Explorerを使用する。サイト全体でなく、それぞれのページのデータも確認する。ペナルティはサイト単位とは限らない。ページ単位でのペナルティも存在する。
ペナルティを受けた?
サイトの内部の問題やクロールエラー以外の理由でトラフィックが急激に落ちていないだろうか?また、Googleからメッセージがきていないだろうか?もしもペナルティを受けていた場合は、下記のステップでリンクを解除しよう。
1.全ての被リンクデータを取得する。
被リンクのデータを抽出しよう。Majestic SEOとサーチコンソールのデータが主要になる。
2.被リンクの品質でランク付をする。
Majestic SEOとサーチコンソールのデータを統合し、重複しているデータやnofollowのリンクは削除する。”Citation Flow”が30以下のリンクを抽出し、IPのCブロックのパターンも確認する。
3.分析する。
上記ステップで抽出したリンクを分析し、Googleの品質ガイドラインに違反していると思われるリンクを抜き出す。ドメイン単位で特定できた場合は、そのドメイン配下のリンクを全て削除対象とする。
4.リンクの削除を要請する。
リンク元のサイトの連絡先をできる限り特定する。Webマスターに削除の要請を依頼するが、相手も人間なので、丁寧に依頼しよう。また、これらの一連のやり取りは全て記録しておくこと。後述する再審査リクエストに含めるからである。
5.フォローアップ。
削除依頼を要請した後のWebマスターの反応は様々。すぐに解除してくれる人もいれば、削除のために金銭を要求してくる人もいる。また、何も反応がない場合もある。
6.リンクの否認ツールを使う。
テキストでリストを作成する。UTF-8か7-bit ASCIIを使用し、1行に1URLという形にする。よくあるミス(“これで十分だろう”という量しか含めない、被リンクの全てを記載してしまう、古いリストを上書きしてアップロードしてしまう)に気をつけよう。
7.再審査リクエストを送信する。
一連の経緯を記す。Googleは”ガイドラインに違反する行為をやめたこと”、”可能な限りリンクをキレイにしたこと”、を見ている。
Spekaer:Ruth Burr Reedy,Head of On-Site SEO,BigWing Interactive
はじめに
“優れたコンテンツを作成しよう!”というが、実際は結局リンクが必要。自らベストなリンクを構築しよう。ベストなリンクはトラフィックも生み出してくれる。逆にトラフィックを生まないようなリンクは良いリンクとは言えない。人々がリンクを張ってくれるコンテンツを作成するのだ。
リンク獲得のためのコンテンツ作成を計画する
ユーザーは誰か?彼らは何を望んでいるのか?1ヶ月に1テーマを設定し、4つの記事を書く。それぞれの内容は以下のようにする。
コンテンツ作成に役立つツール
戦略
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