GoogleがGoogle Readerを打ち切りにする。この製品は徐々に先細ってはいるが猛烈なロイヤルユーザーベースがあり(私や他のTNWスタッフを含む)、たくさんの関連RSSサービスがこのReader APIコードを頼りにしている。それは、このサービスの停止が幅広いインターネットユーザーに影響を与えることを意味し、多くのサービスが落胆した人達をかき集めるためにあちこち動き回っている。
Feedly―フィードを雑誌のようなレイアウトに変えるブラウザ・プラグイン―は、Google Reader APIのクローンを作るためにそのプロジェクトを詳細に練り上げ、人気ソーシャルアグリゲーターFlipboardは、“あなたのRSSフィードの備えをした”と言い、オープンソースNewsblurはReaderインポートに対処するためにもっと多くのサーバーを追加している。そして、Reeder―これもGoogleに依存している―は、“Google Readerと共に死ぬつもりはない”。
恐らく、Googleからのニュースの後に、生き残るために慌てている他のサービスもある。
Feedlyは、以前からこのサービス停止を予期していたし、不吉な前兆があったことは事実であるため、そのプロジェクト―ReaderからのRSS購読の移行―は、現在進行中であると言っている。TechCrunchが詳しく話しているように、GoogleはReaderに対する取り組みとリソースを着実に削減してきたが―ついには去年の2日間の停止があった―、多くの人が気付いていないかもしれないのは、Readerが他の数多くのサービスに動力を供給していることだ。
Instapaper創設者のMarco Armentは、この件について面白い見解を持っている。
Google製品からの開発の欠如が“デスクトップRSSクライアントの市場を破壊した”と主張して、Armentは、デスクトップとモバイル両方におけるRSSクライアントおよびリーダーは、短期的に苦しむかもしれないが、この打ち切りは“実質的なイノベーション”をもたらすことになると言う。
優れた代替品が成熟して幅広くサポートされるようになるまでは、一時的に最悪かもしれないが、長い目で見ると、大丈夫、これは素晴らしいニュースなのだ。
‘Google Readerを維持する’請願書(Googleがそれをオープンソース化するという望みがある)はすでに2,000以上のデジタル署名を獲得している。Feedly.comとNewsblur.comがダウンすること―恐らく膨大な量のトラフィックを経て―、そして、この件について書いた数えきれないほどのブログ投稿が生じたことを考えると、Readerの終了は多くの人に穴を残すだろう。
もしあなたも代わりを探しているのなら、Lifehackerが代替物に目を向けた役に立つ記事を書いている。以下はその一部だ:
– Feedly: ブラウザ・プラグイン、iOS、Android
– Reeder:: iOS、Mac
– Netvibes: デスクトップ、iOS、Android
– FeedDemon: Windows?[修正:創設者によると、FeedDemonは公式に終了した。]
– Flipboard: Android、iOS
– Newsbar-app: Mac
– Taptu: Android、iOS、BlackBerry、Nook
– NewsBlur: Web、iOS、Android
– HiveMined: 近日中
その他の提案がある場合、またはあなたがRSSアプリに取り組んでいる(特にGoogle Reader機能を再現したもの)場合は、教えて欲しい。
面白いことに、Mediafed – Taptuを所有するRSS界の大手―が1月の終わりにQriusをローンチした。この製品は、ソーシャル時代におけるRSSの試みであり、最初は非公開の試用期間で、今年の終わりに公開する予定だ。Readerニュースがその計画を促進させることがない限りは。
アップデート:ホワイトハウスに請願することもできる―こちら。
見出しの画像:brittgow / Flickr
この記事は、The Next Webに掲載された「As Google Reader is killed off, Flipboard, Feedly and others step up with RSS alternatives」を翻訳した内容です。
記事にもありますが、今回のGoogle Readerの終了が新しいニュースリーダー時代の幕開けになることは間違いないかなという気もしています。既存のRSSリーダーの延長線上で進化したツールになるのか、それか新しい種類のニュースリーダーが新時代の情報収集ツールとして普及するのか、興味はつきませんし、その分野で新サービスを提供しようとしている私にとっては、久々にエキサイティングすぎるニュースでもありました。 — SEO Japan [G+]
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