MySpaceの時代には、フレンドを買ったり、歌の“再生数”を購入したり、ユーザーに大量に伝達するアプリを見つけることができた。今では、評判詐欺はTwitterへと移行し、インターネット上で本当はどれくらいの人気があるかについて嘘をつくことに興味のある人の望みをかなえている。
Twitterにおけるこの施策は、かなり長い間存在してきた。Barracuda Labsの最近の調査によると、知られているうちで最も古い偽のTwitterアカウントは2007年1月15日にまで遡る(@krails)。その時以来、その数は山積みになり、この調査では、少なくとも11,283人のTwitterユーザーが72,000人以上の偽のフォロワーを購入したことが分かった。それは、20,000のフェイクアカウントを管理することができれば7週間のフォロー販売で1日800ドルを稼ぐことができる“ディーラー”にとっては、大きなビジネスである。
その他の意義ある数字:
では、これらの詳細はどのようにして明るみに出たのだろうか?75日間かけてBarracuda Labsは、3つのテスト用Twitterアカウントのために20,000~70,000のフォロワーを購入し、そこから得たデータを分析した。この調査全体は見る価値があるので、以下のリンクをチェックしよう:
– The Twitter Underground Economy
この記事は、The Next Webに掲載された「Study shows that tens of thousands have purchased fake Twitter followers」を翻訳した内容です。
実際にアメリカでは大統領候補がとりあえず見た目の体裁を整えるために、この手のサービスを利用しているという話をよく聞きます。確かにフォロワー数ってTwitterの画面上で表示される回数も多いですし、なんだかんだいっても、そのアカウントの人気や信頼性を判断する材料としては一番注目されるし使われますよね。フォロワーの内訳を見ればフェイクが多いかどうかは一目瞭然ですが、そこまで調べる人って限りなく少数派ですし。
一昔前のGoogleのページランクのような話ですが、それ以上に簡単に操作できるにも関わらずそれ以上に注目されるものだけに困りもの。Twitter側でもう少しフォロワー分析を行いその上で何らかのアカウント信頼度・人気度を点数で表示するような仕組みにすれば(多少の操作は常にあるでしょうが)ある程度改善されると思うのですが、現状はまだ放置モードなようです。とはいえ、このままで放置され続けるとも思えないので今後の展開には注目していきたいですね。 — SEO Japan [G+]
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