GoogleがAPP Indexingを新しいランキング要素として使用することを発表した。また、iOS用のプロトコルとSearch Consoleの幾つかの機能も新たに発表している。
GoogleのWebマスター・トレンド・アナリストである、マリヤ・モエバ氏が本日のSMX Eastで発表した。Googleが2015年2月26日に公表しているアプリ用のランキング要素に加え、新しいApp IndexingのAPIを実装したアプリに対し、ランキングへの恩恵を与えるようだ。
マリヤ氏の説明によると、アプリがこの新しいAPIを実装した場合、Googleはそのアプリからより重要なデータを取得できるようになり、そのアプリがどれだけユーザーにとって有益であるかを判断する手助けとなるとのことだ。
Googleはこの件に関してのブログでの発表を行なっていない。マリヤ氏によると、この件に関する変更(おそらく”報告”の意)は非常に素早く行える、ということが理由のようだ。また、App IndexingのAPIがランキング要素になることに加え、GoogleはApp Indexingに関する新たな情報をSMX Eastで発表している。
GoogleはiOS用のApp Indexingについての一連のドキュメントを新たに発表した。新しいドキュメントは、こちらに掲載されており、iOS9のオペレーティングシステムに対応している内容だ。
ベータ版ではあるが、GoogleはSearch Consoleでの新しい機能を実装した。App Indexingのデベロッパーが使えるようになる新しい機能は、以下のとおりだ。
(1)検索アナリティクス内で、検索結果でのクリックをベースとしたデータと、インストールされたアプリ内のボタンでのクリックのデータを区別する機能。
(2)Google Playで発行されたバージョンのAPKファイルを使用した方法に加え、非発行のAPKファイルをアップロードすることにより、Fetch as Googleを直接使用することができる機能。
(3)Fetch as Googleの結果が、タイトル、ディスクリプション、APIのURLやその他の情報を含んだAPIの情報を表示することができる。
本日はApp Indexing関連の情報がGoogleから幾つかもたらされている。
ベータ版のテスターになりたい場合は、下記のURLから必要事項を記入し、応募できる。
https://docs.google.com/forms/d/1zDuiWyoRhkmxBaUlkv_VlJGwDg6bMYs4k-54vgTbwBU/viewform
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Adds Additional Ranking Boost For Using App Indexing API」を翻訳した内容です。
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