bit.lyにいる私の友人たちが、人々が異なるデバイスを使用する曜日や時間と彼らがいつどのように情報を消費するのかを明らかにする興味深いグラフを公開した。 想像出来る通り、それは全体にわたっているのだが、見て分かるように、デスクトップ以外の全てのデバイスに生じている波が存在する。
デスクトップは、人々が労働時間に使用するデバイスであると仮定することができる。そういうわけで、それらは平日のお昼前に最も多く使用されている。面白いことに、電話トラフィックも同じ時間にピークを迎えているが同じ結果ではない。さらに分かることは、タブレットは火曜日の5時に最も頻繁に使用され、ニンテンドーDSやWiiやPlaystationなどのゲーム機は木曜日の5時に急な山形となっている。
さらに、電話とタブレットのアクティビティにおける2つのこぶ(小さな山が2つ続いているピーク)に目を向けよう。2つ目の山は、月曜から木曜までは同じ高さだが、週末に向けて低くなっている。タブレットとゲーム機は、勤務時間後と週末の活動を特徴づけるデバイスであるようだ。
このグラフに加えて、bit.lyのチームは、どのプラットフォームが同様の使用パターンを見せるか実験した。これらのパターンを伝えるために使われたチャートは、少し手の込んだものになっている。ここでいくつかその見どころを紹介しよう…
1. WindowsとLinuxのユーザーは、ソーシャルメディアで似たような行動をとっている。
2. Mac OS Xは、デスクトップ上のWindowsやLinuxよりもモバイルデバイスのように使用される。これはもちろん、iOSデバイス、iPhone、iPod、iPadがモバイルの使用数を押し上げているからだ。
3. Kindleは、ソーシャルウェブと関与するためにかなり異なる方法で使用される。Kindle使用の大部分が、他のデバイスよりもかなり夜の遅い時間に発生しているのだ。
ではこれは何を意味するのか?
それは、最大限に共有可能であるために、コンテンツは、オブジェクトをソーシャルオブジェクトに転換するようにシェアビリティ(SMO)を組み込まなければならないことを意味する。そしてそれは、それぞれのメディアに向けて正しい時間および正しい方法で導入されなければならない。それに加えて、情報とソーシャルオブジェクトは、それぞれのデバイスがエンゲージメントとシェアビリティを上げるようにパッケージされ最適されるべきだ。基本的には、これは、ソーシャルウェブにおける一対多数のコンテンツシンジケーション戦略は、拡張可能でもなければデバイス間で実用的でもないことを意味する。そのメディアのためにデザインするのだ。
私はこのデータをクリックスルーや消費パターンのためだけでなく、いつどのように面白いコンテンツが共有され、それが共鳴―持続時間とストリーム内でビジブルなままでいる詳細情報―にかかわってくるのかのために見たいのだ。
この記事は、Brian Solisに掲載された「Smartphones, Tablets, PCs, The Devices People Use to Discover Information in Social Media (and when)」を翻訳した内容です。
ブライアン・ソリス、ソーシャルメディアの論客だけあって、今回の話もコンテンツのシェアビリティ(日本語でいえば「共有力」でしょうか?)が大事という話に落とし込んでしまうのは流石というか。単純にマルチデバイス、プラットフォームで拡散しやすくするというだけでなく、デバイス、プラットフォーム毎に利用形態に応じてコンテンツを最適化するのが大事、というのは、確かに今後そうなっていくんだろうなぁ、と思わせます。
作り手としてはモバイルサイトで一苦労だった上にスマートフォン対応さえ追い付いていないのに、やれタブレットだブックリーダーだ、ゲームコンソールだ、と頭は痛くなるばかりですけどね。。。できる範囲でガンバルしかない。 — SEO Japan
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