ソーシャルメディアマーケッターは、リスティング広告よりSEOをはるかに利用しているという調査結果が今日発表された。
これは人気ソーシャルブログのソーシャルメディアイグザミナーによる4回目の年度調査になり、世界3,800人以上のソーシャルメディアマーケッターにアンケート調査を行った結果である。
ソーシャルメディア以外にどのようなマーケティングチャンネルを利用しているかと聞かれた設問で、SEOがメールマーケティングに続いて2位の位置を占めている。リスティング広告(調査ではリスティング広告とオンライン広告が一緒の選択肢になっている)は、かなり下の6位に甘んじている。ソーシャルメディアマーケッターの65%がSEOを利用しているのに加え、リスティング広告は38%に過ぎない。
B2Bのソーシャルマーケッターは、SEOをB2Cのソーシャルマーケッターより、 若干多く利用しているという結果も出ている(67% – 62%)。
また全体の68%の回答者が今後SEOへの努力をより注力していくと答えている(2011年の前回調査では71%)。SEOを行う予定がないと答えた回答者は9%に過ぎない。またリスティング広告の予算を増やすと答えたソーシャルメディアマーケッターは43%に過ぎなかった。
多くの人が想像するであろう通り、Facebookは最も利用されているソーシャルネットワーキングサイトだった(92%)。Google+は6位と順位は低いが、ほとんどの回答者が今後利用していくであろうと答えている。この調査結果が気になる人はこちらの詳細分析を読んでほしい。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「For Social Media Marketers, SEO Is Much More Popular Than PPC」を翻訳した内容です。
最もソーシャルメディアマーケティング自体がこれからのSEOには不可欠でもあるわけですし、ソーシャルメディアマーケティング自体、これからのSEOの必須要素といわれるコンテンツマーケティングとかぶる部分も大きいです。これまでのように有料リンクによるリンク構築やテクニカルなサイト内部SEOのように特定の手法だけに頼っていてはこれからのSEOはダメなのは多くの人が分かっている現実。この調査を見て「あぁ、SEOはまだ大丈夫なんだ」と安心してすむわけではありません。
一方、ソーシャルメディアマーケティングにしても口コミによる情報拡散や顧客との対話が重視されがちですが、情報拡散の過程でSEOのノウハウを活用することでより拡散のレベルを拡大し、さらに長期的にストックコンテンツとして検索エンジン経由で集客を集めることが可能にもなるわけです。
SEOには自信がある人もソーシャルメディアマーケティングを学びSEOに融合し、ソーシャルメディアには一過言ある人もSEOを学び実践することで、さらに効果の高いウェブマーケティングが実現できる、、、、はずですので皆さん頑張りましょう。 — SEO Japan
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