これは、MBA MondaysとTech TuesdaysにインスパイアされたMarketing Wednesdaysへの私の初回投稿だ。今回は長いシリーズの最初の1回なのでお手柔らかにお願いしたい。フィードバックは大歓迎なので、コメント欄に残して欲しい。また、この記事をツイートする場合は、#mktgwedというタグを使用してもらえるとありがたい。
今回、まず最初の記事で、チーフ・マーケティング・オフィサーという最高シニア職の職務記述書を介することで、皆がマーケティングの役割を理解しその世界に素直に飛び込んでいけるだろうと考えた。
多くの大企業が、またスタートアップが成熟するにつれて、彼らはチーフ・マーケティング・オフィサー(“CMO”と呼ばれる)を招聘する。アーリーステージのスタートアップでは、これは創設者やCEOがなる傾向がある。CMOの役割は広範囲に及び、変化するものだが、CMOの一般的な特性は、ビジョン(時にCEOの)と、ブランドがどのように行動し、市場の中で内外にどのように映し出されるかに関する意見の一致を推進することだ。マーケッターは、その役職において、これを達成するために採用できるたくさんの戦略と戦術を持っている。それは、広告からカスタマーサービスや製品開発まで(他にもたくさんのこと)全てにわたる。同じCMOは二人と存在せず、一般的には発育期に過ごした組織によってバイアスを受ける(例:P&Gやユニリーバはとても数字指向であり、CMOはリサーチにかなり焦点を合わせる傾向がある)。
チーフ・マーケティング・オフィサーは1人では行動しない。彼らは、社内のマーケティングチームを指揮している。それは、会社の規模によって、1つもしくは複数のマーケティングおよび広告エージェンシーと連携しているかもしれないししていないかもしれない。全てを社内で行う企業もあるが、多くは彼らの代わりに行動をするエージェンシーを持っている。マーケティング界におけるエージェンシーの役割に関しては、今後数週間のうちに議論するつもりだ。
多くのCMOクライアントと話をしていると、彼らは、デジタルによって潤滑油が塗られ発生している大きな転換を強調する;会社が常に会話を統治しているわけではないのだ。
ジョー・トリポディは、コカ・コーラ社のエグゼクティブ・バイス・プレジデントとチーフ・マーケティングおよびコマーシャル・オフィサーとして、グローバル・マーケティングとカスタマー・マネージメントとコマーシャル・リーダーシップを指揮している。彼は、CMOの役割がいかにして単純にインプレッション数をカウントすることから(それに加えて)消費者が自分のブランドで良い体験をしていることを確かめることになったのかについてHarvard Business Reviewに記事を書いた。
マーケティングは、ドック・ペンバートンが1886年にコカ・コーラの世界初のグラスに注いで以来、劇的に変化した。2011年5月8日には、コカ・コーラと世界中のファン達はその125周年を祝う。私は、どれくらい多くのインプレッションとアクティビティが生まれるのか気になっているが、今後125年間にわたって世界で最も価値のあるブランドであり続けることにおける成功のより良い評価基準として消費者の表情を最も目を凝らして見るつもりだ。
大部分の組織では、CMOはプレジデント/CEOに報告をし、経営チームに参加する。CMOのライフスパンは一般的に24か月未満だ。それは、セールス周辺の実績が一般的に製品のマーケティングに起因するため、最も簡単なのはマーケティング・リーダーを切り替えることだからだ。
近日予定しているMarketing Wednesdayでは、マーケティングプラン、メディアプラン、広告エージェンシー、ペイド/オウンド/アーンド、クライアント、プロキュアメントなどのような具体的なことに飛び込んでいく。このリストはとてもとても長い。だからこそ私は、マーケティングにおけるトップの役職であり全てを監督するチーフ・マーケティング・オフィサーの解説から始めることにしてみた。
この記事は、Darren Hermanに掲載された「The Chief Marketing Officer」を翻訳した内容です。
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