*リンク先は全て英語のサイトになっています。
ここ最近、Googleによる大規模な手動アクションの報告はされていなかったが、先週末にそれが行われていた可能性がある。対象は、”無価値、もしくはほとんど価値のない、低品質なコンテンツ”であったようだ。
Googleはコンテンツネットワークの調査を行っていたようで、こうしたネットワークに参加していたサイトの多くに、手動アクションを行ったようだ。Googleからの正式な報告はされていないが、匿名の情報提供者から、こうした報告を受けた。多くの掲示板でこの件に対するスレッドが立ち上がっており、低品質なコンテンツへの手動アクションに対する不満を目にすることができる。
私が見た中で一番多くの意見が集まっているところが、Black Hat Worldである。他のいくつかのスレッドも確認したが、こちらのスレッドが一番巨大なものになっている。
下記に、とあるサイトが受け取った手動アクションの画像を掲載する。
*以下、上記画像の和訳です。
手動アクション
このサイトはGoogleの検索結果においてよい順位を獲得できないでしょう。なぜならば、Googleが定めるガイドラインの違反が見られるからです。
サイト全体に影響があります。
手動アクションがサイト全体に適用されます。
理由
無価値、もしくはほとんど価値のないコンテンツ
このサイトには、ユーザーにとってほとんど価値のない、低品質、もしくは浅い内容のコンテンツ(低品質なアフィリエイト、同一テンプレートのサイト、ドアウェイページ、自動生成コンテンツ、コピーコンテンツなど)が大量に掲載されています。
こうした掲示板に書き込まれた意見のうち、いくつかを下記に掲載する。
“先日、多くのサイトへ低品質のコンテンツへのペナルティがあったようだ。そのうちの半数はウェブマスターツールで確認することができる。Googleはこの問題に対する取り組みを始めたようだね。”
“ここ数日間で多くの人がメッセージを受け取ったようだ。私も昨年サイトを一つ失ったが、Googleからのメッセージは”純粋なスパム”というものだった。そのサイトは200記事ほど掲載しており、確実にスパムと言えるものではなかったけどね。”
ある匿名の情報提供者からの内容は以下の通りだ。
“昨日、私が管理する2つのサイトが”低品質なコンテンツ”によるペナルティを受けた。そのうち一つは、大規模なサイトであり、ホワイトハットの手法しか用いていない。プロフェッショナルなコピーライティングのサービスを利用していたため、非常にショックを受けている。アフィリエイト担当のマネージャーも同様にショックを受けていた。
アフィリエイトのフォーラムでスレッドを立ててみたが、ペナルティを受けた者が他にもいた。そのうちの一人は、数百の記事を掲載したWebサイトのオーナーだった。私はそのサイトを確認してみたが、非常にきちんとしたサイトであった。”
今回の警告を受けた多くのサイトオーナーがコンテンツネットワークを利用したことなどないと発言している。そうであるならば、今回の件は、手動アクションの何らかのバグなのだろうか?
より詳細な情報を得るため、Googleへの接触を試みている。彼らから何らかの報告があることを期待する。
Black Hat Worldのスレッドはこちら。
この記事は、SEARCH ENGINE ROUNDTABLEに掲載された「Google Slaps Mass Manual Actions For Thin Content Over Weekend」を翻訳した内容です。
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