先週末にGoogleがパンダアップデートの更新を行っていないと発言したことをこのブログで報じた。この話題は、多くのWebマスターが私にメールを送ったことに端を発していたが、メール内容の多くがパンダアップデートが行われたことを問うものだった。
SEO関連のフォーラムは静かなものであったが、私のメールボックスはそうではなかった。どちらにせよ、Googleはパンダアップデートの更新ではないとしており、次回のアップデートに取り組んでいる最中だと思われる。
そんな中、グレン・ゲイブ氏が今回の変動をファントム・アップデートによる小規模な変動だとする記事を公表している。皆さんはファントム・アップデートをご存知だろうか?ファントム・アップデートとは、6月16日に行われたGoogleのアップデートであり、グレン・ゲイブ氏が名づけたアップデートだ。Googleは、当初アップデート自体を否定していたが、後に検索アルゴリズムの核となる部分のアップデートであったことを認めている。
グレン氏のデータによると、検索アルゴリズムの核となる部分に調整が入った形跡があるという。そして、それがGoogleがアップデートを認めていない理由であり、また、多くの人々が気づいていない理由でもあるという。
下記に、グレン氏のクライアントのデータを記載する。
繰り返しになるが、フォーラムではこの件に関しての話題は大きくないが、私とグレン氏のメールボックスは同じ状況ではない。グレン氏は7月14日に起こった変動について、非常に優れた記事を掲載しており、その記事の中で関連性を指摘している。
個人的に、何かを結論付けることはできておらず、Googleがこの件について何かを認めているわけではない。しかし、グレン氏のデータが非常に興味深いことは間違いないだろう。
この件に関してのフォーラムはこちら。
この記事は、Search Engine Roundtableに掲載された「Was That A Google Phantom Update Last Week?」を翻訳した内容です。
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