それは幻想ではない。グーグルは、通常は広告が掲載されているスペースに新たに一部のグーグル+のページの“最新の投稿”のセクション、そして、プロフィールを通常の結果と一緒に表示している。このフォーマットにより、グーグル+を利用しているユーザーおよびブランドが検索結果ページの上半分をさらに占拠することが出来るようになった。
グーグルはこの変更について次のように述べている:
グーグルは探している人、あるいは検索しているトピックに関連している可能性のある人をを見つけ、交流する上で役に立つ手段を継続的に実験しています。
それでは最新の実験を詳しく見ていこう。
TV Guideを検索した場合の最近までのページの例を以下に挙げる:
矢印が指す2本のリンクに注目してもらいたい。この2本のリンクは、グーグル+のダイレクトコネクト機能の一環であり、ブランドはウェブサイトをグーグル+のページにリンクを張ることが出来る。そうすると、グーグル+の最新の投稿の一部をウェブサイトから集められる“通常”のリスティングの下に表示させることが出来るようになる。
以下に現在の検索結果のスクリーンショットを掲載する:
矢印は新しいセクションが表示される場所を示している。基本的にダイレクトコネクトがウェブリスティングの下に掲載していた全てのグーグル+のアイテムが、現在は、ページの右側に移動している。これはグーグルにサインインしていてもいなくても表示される。
1月、グーグルは、サーチ・プラス・ユア・ワールド(日本語)の一環として、パーソナルプロフィールが検索ボックス内で提案として表示される機能を導入していた。選択されると、その人物のグーグル+のプロフィールが結果の上部に表示される。この変更により、プロフィールの情報は、グーグル+のプロフィールを検索ボックスで選択していてもいなくても、右側に表示されるようになった。
例えば、サーチエンジンランドのエディター、バリー・シュワルツを検索した際の検索結果ページのスクリーンショットを以下に掲載する:
ご覧のように、彼のグーグル+のプロフィールが提案されている。この提案を選択すると、次のようなページが表示される:
しかし、彼のプロフィールを選んでいなくても、この結果は同じ場所に表示される:
サーチ・プラス・ユア・ワールドの一環として展開された – そして、グーグル+の自己宣伝が過剰として非難を浴びている(日本語) – グーグル+の「People and Pages」(人物およびページ)のセクションは残る。人物およびページは、この新しいセクションに時々代わるだけである。
一部のブランドはこの変更を歓迎するだろう。“上半分”の検索結果でのビジビリティが大幅に増すからだ。しかし、昔のフォーマットによる潜在的にネガティブな結果を“押し下げる”効果を気に入っていた人達はがっかりするのかもしれない。
検索エンジンのユーザーにとっては、恐らくプラスに働くのではないだろうか。グーグル+のコンテンツが、ユーザーが求める“通常”の結果内で大幅にプッシュされていると言う感覚を持つことなく、表示されるようになるからだ。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Search Now Highlights “Latest Posts” From Google+ Pages & Profiles」を翻訳した内容です。
Google+関連コンテンツを検索結果の右側に表示するのは、検索結果を使えなくしていると非難されることなくGoogle+を普及させるには賢いやり方でしょうか。とはいえ、FacebookやできればTwitter、もっといえばInstagramやFlickrなど他のソーシャルサイトの情報も表示してくれると嬉しいのですけどね。いつかはやってくれると思いますが、、、Google+が勝利した後になら。 — SEO Japan
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