モバイルページのスピードは、現在モバイルのランキングに影響を与えていない。しかし、Googleのゲイリー・イェーシュ氏によれば、間もなく影響を与えるようになるかもしれないということだ。
*リンク先は全て英語となっています。
Googleのゲイリー・イェーシュ氏がシドニーで行われている、Search Marketing Summitにて本日発言した。Googleは、ページスピードのランキング要素をアップデートするつもりのようだ。モバイルフレンドリーアルゴリズムに関して、モバイルページのページスピードを考慮することになる。
この情報は、ジェニファー・スレッグ氏によってもたらされた。ジェニファー氏によると、ゲイリー氏は、”数年後”ではなく、”数か月後”に起こりうると述べたということだ。
今日における問題として、Googleがモバイルのランキングに使用しているシグナルの多くが、モバイルページではなく、デスクトップページを元にしていることが挙げられる。そのため、デスクトップページのスピードが非常に速ければ、モバイルページがとても遅かったとしても、モバイルのランキングに悪影響を与えることはない。
モバイルフレンドリーアルゴリズムが導入された際、Googleはデスクトップページではなく、モバイルページのスピードをランキング要素に組み込むことを望んでいた。
2010年4月にページスピードはランキング要素となった。2013年6月に、マット・カッツ氏はスピードの遅いモバイルページに悪影響が起こることをほのめかした。昨年には、ゲイリー氏がモバイルページのスピードをランキング要素にすることに取り組んでいると述べていた。そして、今回ゲイリー氏は、数か月後になることを示唆している。
しかし、ゲイリー氏はTwitterにて、まだ計画段階であるとも述べている。
他の要素についても言えることではあるが、デスクトップページではなく、モバイルページのシグナルを考慮することは、理に適っていることだ。これが、私だけの考えではなく、Googleの計画でもあるのだと思う。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google says page speed ranking factor to use mobile page speed for mobile sites in upcoming months」を翻訳した内容です。
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