今朝、ニールセン、xAd、そして、テルメトリクスの3社が、今年の始めに実施した調査「mobile path to purchase」(購入へのモバイルの道のり)の第3部をリリースした。この調査は、レストラン、旅行、そして、自動車の3つの分野に焦点を絞っている。
デバイスでリサーチを行っているモバイルおよびタブレットのユーザーのほとんどは、購入者として申し分がないものの、分野によって消費者の行動に違いがある。本日リリースされたのは、自動車のカテゴリに関するデータであった。
この調査によって、自動車のモバイル検索ユーザーの4つのタイプが判明した:
それぞれのタイプによって層および収入は異なる。また、行動にもタイプによって若干違いが見られた。
全体として、この調査は、自動車の検索のモバイルオーディエンスは、長い期間リサーチする人が多い一方で、約半分(49%)は「1日以内の購入を求めている」点が判明している。しかし、実際にはこのグループの36%は「1時間以内」にコンバートしている。
その他のカテゴリーと比較した際のアプリの利用度は、自動車のカテゴリーは少なかった。この調査のスポンサーは、「モバイルで自動車の検索を行う消費者の15%のうち、アプリを利用しているのは1%に満たなかった – 恐らく、このカテゴリーでは日常的なアプリのメリットを必要としていないことが原因ではないかと」と指摘している。
また、今回の調査により、自動車分野のスマートフォンとタブレットのユーザーの行動にも違いがあることが明らかになった:
自動車検索アクティビティ、そして、求められている情報の上位は、店の場所/道順、価格情報、そして、電話番号である。
今回提供した情報はレポートの一部であり、すべてのデータはここをクリックすると見ることが出来る(登録した後)。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Study: 36 Percent Of Mobile Automotive Searchers Convert “Within The Hour”」を翻訳した内容です。
それはともかく、タブレットとの比較も興味深かったですね。タブレットユーザーの方が調査に時間をかけ、価格も比較検討する、、、かつてのPCとモバイルの差のようです。
しかしスマホユーザーの42%が車に乗っている時に検索って、、、ドライバーに限らないのかもしれませんが、日本より道が広くて混んでないとはいえ大丈夫なのでしょうか?! — SEO Japan [G+]
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