これは、ブロゴスフィアにおいて聖書的な規模の壮大な戦いになっている。
SEO陣営は、キーワードはブログ記事のタイトルの重要な側面であると言う。
もしタイトルに正しいキーワードが欠けていたら、どうやって検索結果で高ランクにつけ検索者にクリックしてもらえるのか、と彼らは言う。それが正しいにしろ間違っているにしろ、見出しに申し分のないキーワードをいくつか入れることをせずに記事マーケティングディレクトリの中から記事を再発行させようとしないことだと言っている。
その一方、“人々のために書く”ことを主張する陣営は、見出しのライティングのためのキーワード調査の概念をまとめてあざ笑っている。
そもそも誰も読まなかったら(リンクしなかったら)、検索最適化された記事タイトルにどんな意味があるのだろう?どっちにしても検索エンジントラフィックは、特にリンクからの質の高い関連トラフィックに比べると、ほとんどのブロガーにとってそんなに重要ではないのだ。
では、結論を言おう。
キーワードは意味がある。だが、SEOの人達が考えているような理由からではない。
キーワード調査は、魔法のようなことだ。あなたのターゲット層の心に向けて開かれた無料または低料金の窓なのである。
検索エンジンの前は、特定のトピックについて考える時に大人数の人が使用する言葉を的確に知る方法はなかった。もちろん、少人数の人に尋ねることはできたが、フォーカスグループをやったことのある人は誰でも、人前で言ったことが彼らが本当にすることと同じではないことが分かっているはずだ。
だからもしあなたがオンラインでもオフラインでもある種の見出しを書いているなら、検索エンジンのキーワード調査をするべきである。なぜなら、素晴らしい見出しは、注意を集め価値を提供する実績のある構成にこだわると同時に、読者の言葉で話さなければならないからだ。
耳を傾ける価値のあるSEOのプロなら、一番人気のキーワードを追い求めないことを教えてくれるだろう。ニッチなフレーズをターゲットにするのだ。結果的に個々のトラフィックは少なくなるかもしれないが、ずっと多くのフレーズが存在し、競争は少ない。
これは、人のために見出しを書くのには完璧である。ニッチなフレーズはより特定的で、特異性はより良い見出しを生みだす。さらには、より良い見出しは先に見出しを書く時に、より良いコンテンツを導くのだ。
Googleやその他の検索エンジンは、人々にとって重要なことを反映したいと本当に思っている。だからこそ、彼らはリンクやアンカーテキストを関連性の主要な判断材料の1つに使用しているのだ。
キーワードは意味があるのだ。なぜなら、あなたが読者の言葉を話す時にこそ、より多くの読者、リンク、Digg、ソーシャルブックマーク、そして関連のある検索トラフィックを惹きつけるからだ。両陣営は、異なる理由で正しいのである。
ブロゴスフィアに束の間の平和あれ・・・
この記事は、Copybloggerに掲載された「Do Keywords in Post Titles Really Matter?
」を翻訳した内容です。
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