新規ビジネスを始めるべきではない8つの理由

最終更新日:2024/02/17

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散々起業を薦める記事を紹介しておいて何をいう?!的なタイトルですが、起業に興味がある方への心構え的アドバイスとして読んでいただければと。 — SEO Japan

あなたもビジネスを始めたい?自分が自分のボスで、自分の時間は自分で決めて、自宅から仕事をすることだって出来るかもしれない。なんて良い響きなのだろう。

しかし、あなたが耳にする話しの大部分が正確ではない。素晴らしいアイディアのように聞こえることは分かっているが、会社を始めることについてあなたが知らないことはたくさんあるのだ。あなたが決断をする前に、知っておくべきことをここで教えよう。

ボスは1人ではない、複数のボスを持つことになる

9時-5時の仕事をしている時には、あなたが報告をしなければならないボスは1人だけだ。ボスがあなたに言ったことは何でもやる。あなたは彼または彼女があなたに言うことをいつも好むとは限らないが、少なくともあなたの周り命令する人は1人(最悪の場合は2人)だけだ。

もしあなたが自分のビジネスを始めることを決めたなら、あなたの顧客一人一人がボスになる。もしあなたが1人のボスがいることを不都合に思っているのなら、それが100人いることを考えてみるのだ。彼らの求めることが何であったとしても、あなたはそれをしなければならない。もししなければ、あなたのボス(顧客)達は幸せにはならない。つまり、あなたのビジネスが長くは続かないということだ。

自分の時間を決められない

自分の時間を決めたり、自宅から仕事をすることが常に出来るわけではない。ビジネスはお金を稼ぐことが全てなのだ。だからあなたはそれを成功させるためには何でもしなければならない。それが深夜の電話に応えることを意味するなら、そうするのだ。

例えば、私が自分のコンサルティング代理店を持っていた時、人々は私が朝10時や11時位に仕事を始めることをいいなと思っていた。でも、それは間違いなのだ!多くの場合、私は、真夜中にドイツからの電話があって遅くまで仕事をしていたり、ニューヨークからの電話で早朝から仕事をしていたりしたのだ。もっとひどい時は、ドイツにいるクライアントが私に会いたがったために、飛行機で飛んで行って24時間ドイツで過ごしただけで家に帰って来なければならなかった。

なんてすてきな旅行だこと。

ビジネスがあなたの私生活にも影響を与える

あなたは何週間も妻や子供に会わずにいられるだろうか?

あなたは何ヶ月も友人と会ったり話したりせずにいられるだろうか?

仕事と私生活を分け続けることができるなどもってのほかだ。あなたのビジネスは、あなたがどれ位の時間を家族や友人と過ごすことができるかに影響を与える。あなたがそれらを犠牲にするつもりがないのであれば、あなたの前には厳しい道のりが待っている。

もしあなたが犠牲を払うつもりがあるとしても、あなたの家族も同じ覚悟をしているだろうか?もしそうでないなら、あなたは彼らを失うことになるかもしれない。

あなたには勝ち目がない

確かに、Zapposは9億2800万ドルを売り上げた。確かに、EbayはSkypeを26億ドルで買収した。そして、何と言ってもFacebookには数十億ドルもの価値がある

あなたはこれらの素晴らしい話を耳にしているが、失敗に関する話は耳にしているだろうか?成功の確率が正確にどれ位なのかは分からないが、かのFacebookにだって失敗は無数にあることは間違いない。失敗したことは誰も話したがらず、みんなどんなに成功しているかを自慢するのが好きなために、あなたがそういった失敗を耳にすることはないのだ。

あなたが考えていることは分かっている。

でも、Evan Williamsのような人達を見てごらんよ。彼はBloggerの創設者であるだけでなく、Twitterだって作ったのだ。彼のように2回成功できる人がいるのなら、私にたった1度の成功ができない訳がないのでは?

確かにEvanはとても成功しているが、あなたは彼とは違うのだ。どんな起業家でも2回以上成功する確率はかなり低い。1回の成功よりもずっと低いのだ。

雨が降ると、土砂降りになる

ビジネスを始めた当初は、全てのことが順調に見えるかもしれないが、正直な話、多くのことが悪い方向に進むだろう。そして、物事がうまくいかなくなる時、それがあなたの幸運な日になるだろう。なぜなら、最終的にはもっと多くの物事がうまくいかなくなるからだ。

あなたは未来を予測することもできなければ、全てのことをコントロールすることもできない。あなたに出来ることは、ベストを尽くすことだが、多くの場合それだけでは十分ではない。これが理由で、あなたがイライラし、私のように髪が抜けるほど心配し、時には憂鬱になるかもしれない。

これは全ての起業家に起こることであり、深刻な状態にもなり得る。例えば、最近私は、年間1500万~2000万ドルの利益を出している会社を持っている起業家に会った。この景気の低迷に入ると、彼はその会社を売らざるを得なくなり、何も手元には残らなかった。

ろくでなしにならなければいけなくなる

あなたが酷い人間になりたくないということは分かっているが、遅かれ早かれあなたはそうならなければいけなくなる。誰かをクビにしなければならない時のことを考えてみるのだ。最初は簡単なことのように思えるかもしれないが、数年間一緒に働いてきて、友達になった人物を手放すことは簡単なことではない。

本当に、あなたは自分がろくでなしのように感じるようになるのだ!

誰かをクビにするだけが、あなたに課せられた最悪のことではない。全てのビジネスには独自の問題があるのだ。あなたはその時がやって来たら、ただ頭ごなしに命令する意思を持たなければならないのだ。それは正しいことのように思えないが、それが人生なのだ。

ライフスタイルが変わる

会社がうまくいけば、あなたは裕福でとびきりの生活を送ることになる。しかし、うまくいく可能性はそれほど高くはない。

最初に会社を始める時、あなたは犠牲を払わなければならない。例えば、私が初めて会社を始めた時には、お金がなかったのでお金のかかることは何もできなかった。ビジネスを動かし続けるのに十分なお金を確保するため、私はテーマパークでゴミを拾ったりトイレを綺麗にしたりする仕事をしなければならなかったのだ。

あなたのライフスタイルは通常に戻るが、それは数年後のことになるかもしれない。もしくは、最悪の場合、あなたの計画通りに物事が進まなければ、以前とは同じようにはもう戻れないかもしれない。

成功は簡単にはやって来ない

個人的には私は自分が成功しているとは思っていないが、あなたはそう思うかもしれない。あなたは私を見て、私のような生活が欲しいと言うかもしれない。

確かに、第三者的に見ると私は若くして成功したが、ここに来るまでには何年もかかったのだ。私は今24歳で、16歳8カ月の時から事業を始めている。それは何かをするには長い年月である。あなたは私が最初の3,4年でどれだけ苦労したか知らないだろう。もし私がたくさんのお金を稼いでいたとしても、最終的に100万ドルの借金があれば関係ないのだ。

もしあなたがビジネスを始めるつもりなら、支払うべきものに支払うつもりがなければならない。ほんの数年で見通しがよくなることを期待しないことだ。たとえあなたがそれなりのお金を稼ぎ始めたとしても、高い給料をもらうなどして欲張るべきではない。もっと大局的に考え、そのお金を会社に再投資するのだ。

最後に

私はあなたにビジネスを始めるべきではないと言おうとしているわけではない。しかし、あなたが引き金を引く前に、あなたは良い面だけを考えるのではなく、全ての否定的な側面についても検討する必要があるということなのだ。

私に関して言えば、ラッキーだったのだ。私は若いころにビジネスを始め(私には養う家族がいなかった)、両親が私の支払いは面倒を見てくれたし、私はいつだって親元で暮らせるということを知っていた。

一方、もしあなたが私が16歳の頃のような状況にないのであれば、ビジネスを始めるリスクはもっと高くなる。そして、もしあなたがそれで生活できるのであれば…そう…それこそがあなたを真の起業家にするものなのだ。


この記事は、Quick Sproutに掲載された「Thinking about starting a business? Here is why you shouldn’t!」を翻訳した内容です。

私も最初に起業してから15年程経ちましたが(今の会社は9年目ですが)、今でこそ多少時間的な余裕も出てきましたが最初の10年間はここに書いてあることを地で行く生活をしてましたね。大変ではありましたが、それなりに楽しんでいましたし良い思い出です。なんて、これから足元すくわれる可能性も十分にあるので油断はできませんが。ここに書いてあるようなことは当然なこととして受け止められる覚悟がある、もっといえばここに書いてあることを楽しめる位の人でないと起業は薦められないかもしれませんね。なんて書くと、大半の人にはおススメできないなんて結論に成りかねませんが、元々私も苦労なんてできればしたくなかったですし(今もですが)、でも意外とやってみると苦労と思わず楽しめるものだったりするんですよね。 — SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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