このテーマに関するCopybloggerへの最初の投稿、究極のランディングページには欠かせない10の秘訣の中で、私はコピーライティングの秘訣について最も時間を使った。それは私がコピーライターだからである。私は言葉を作る人なのだ。
ダイレクトメールと違い、ウェブは強い視覚メディアだ。よいデザインはビジターの目をここからそこへと導き、あなたのメッセージを通して彼らに1枚ずつ、一歩ずつ指示をして、コンテンツをサポートするのだ。
これは特に、効果的なランディングページの書式で顕著である。そのため、今回私はこの投稿で、効果的なランディングページの全体の外観と雰囲気と書式について取り上げるつもりだ。
コピーライターがデザイナーである必要はない。だが、効果的なランディングページのデザインの基本を理解しているコピーライターは、もっとうまくデザイナーとアイディアを共有することができるようになるだろう。それは、あなたとあなたの制作チーム全体がもっと多くのコンバージョンを獲得するという共通のゴールに向かって働くということを意味するのだ。
最近、オムニチュアがコンバージョンのためのベストプラクティス:The New Engagement Funnel in 7 Steps というホワイトペーパーをリリースした。彼らのステップ3:サイト構成の体系化と最適化 は、最大限の結果を得るためにあなたのコピーを体系化して組み立てるのに役に立つ基本的なガイドラインを提示するという役割を果たしている:
- 競合相手のランディングページのデザインと構成の流れを詳細に調べること: 彼らの会話プロセスを検討し、あなたが少しでも困惑したり不快に思った場所を書きとめておく。そして、自分のランディングページに戻って比較してみる。より効果的にするために、あなたが訂正したり削除したりできる部分がないか検討する。
- ランディングページの一番重要な要素はそのページの上部300ピクセル内に置くこと:ユーザービリティの調査によって、サイト訪問者の半分以上が“見えない下の部分”をスクロールしないことが分かっている。だから、前置きの文章のことは忘れて、すぐに要点を突き、最初の画面で価値のある提案を保持するのだ。
- シンプルに考えること: 十分なマージンと白いスペースを持った1つのコラム形式にして読みやすくすること。大きなパラグラフは小さなパラグラフに分け、1つのパラグラフは5行より長くならないようにすること。訪問者があなたのメッセージを読んで参加するように促すのだ。難解に見える文章は読まれない、以上。
- 明白にすることと標準的なしきたりを使用すること: リンクにアンダーラインをつければ、分かりやすい。説明する時には、記述的かつ具体的にすること。あなたのページを利用したりあなたのメッセージを理解するのに誰も大変な思いをすることがないようにする。
- ページの読み込みは確実に早くすること: いまだに多くの人がダイアルアップ接続を使用しているのだ。あなたのマーケットや製品/サービスにもよるが、ページの読み込みは8秒以下になるように努めること。不必要なグラフィックでページを膨らませないこと。必要なグラフィックだけに絞ってファイルサイズと読み込み時間を削減するのだ。
しかし、ちょっと待って。まだまだ他にもある! あなたのためにさらに5つの秘訣を紹介する:
- Fパターンの目の動きの原則に従ってページを構成すること:ウェブページの読者は、アルファベットのFの形に沿ってコンテンツを見る傾向がある。だから、重要な画像は左寄せに配置する。(詳しいことは、Jakob Nielsenの視線追跡調査を見よう)
- ランディングページにはあなたの広告と同じ配色とビジュアル要素を使用すること: 見込み客が自分は本当に正しい場所に“上陸した”のだということを彼らに方向づけ確信させ続けるためにはスムーズで一貫した流れがあるべきである。
- クリップアートは使うな!あなたを代表するものになるようなたった一つしかない独占的な画像を選ぶこと: 製品の写真、またはサービスの場合は、ロゴやあなたの地元の写真を使うこともできる。写真はクリックできるようにし、相応しい表題をつけることも忘れずに。
- ページの中央に近い部分にあなたのメッセージやコピーや画像を配置すること: 重要度の低い要素はサイドバーに置くか、削除してしまってもいいかもしれない。
- 入力フォームは簡単に完成できるようにすること: 例えば、入力カーソルは各項目の入力が完了すると自動的に移動する。ユーザータブをフィールドの近くにしておく。ドロップダウンメニューはやめて、チェックボックスだけにする。私が個人的に気に入っているのは、好きなフィールドで自動的にデータを表示されるものだ。
覚えておいて欲しいのは、あなたのランディングページは訪問者が何かを購入するための終着駅もしくはそこから先があなたのゴールならステップ2だということ。それが1つのステップにしろ、たくさんの中の1つにしろ、あなたの製品/サービスそしてあなた自身とあなたの会社の信頼と自信を築くと同様に、コピーとデザインは訪問者の私欲を駆り立てることにも焦点を合わせる必要があるのだ。
だから、正直に、率直であること、そして“いんちき”は忘れよう。
この記事は、CopyBloggerに掲載された「5 Tips for Designing the Ultimate Landing Page」を翻訳した内容です。
個々の「こうした方が良いこと」にこだわりすぎるよりはいかに様々なノウハウを駆使して一枚のランディングページにまとめあげるかという手腕、そして何といってもその後のテスト&効果検証が大事かと思いますが、書かれているティップス自体はどれもそれなりに納得できる内容でした。「クリップアートは使うな!」は大体な提言にも聞こえますが、素材集の人物写真を使っているランディングページ、多いのは事実ですが、素材集感が出すぎていてどれも同じに見えてしまうのも確かです。最近は実際の社員をモデルにしたランディングページも増えている気がしますが、確かにより印象深いですし会社に対しても実態はともかく好感が持てる気がするのが人間の不思議さ。
さて何か参考になるティップスはあったでしょうか? — SEO Japan