SEOと言う用語を聞いたことがあるだろうか?SEOは、様々なオンラインのビジネスにおいてプラスに働くと考えているのではないだろうか?なぜSEOがそこまで効果があるのか気になっているのではないだろうか?
だからこそ私はこのレポートを作成して、1点だけではなく、5点でもなく、そして、10点でも飽き足らず、29点ものSEOを信じるべき理由を挙げることにしたのだ。このレポートを通じて、SEOが強力である理由を分かってもらうため、そして、マーケティングおよびコミュニケーションにおいてSEOが担う役割にスポットライトを当てたいと思う。
数週間前、サーチエンジンランドでSEOサービスの価格設定が難しい点を指摘するエントリ(日本語)を配信し、多くのポジティブなコメントをもらった。
新たな質問を投げかけるだけでなく、SEOを行う価値を社内のマネージャーやCEOに認めてもらい、SEOに対する予算を増やしてもらう上で苦戦した経験を明かす読者も現れ、SEOを売り込むプロセスで遭遇した難問を分かち合っていた。
このような質問や問題に対する答えはこの記事を見れば分かるはずだ – それではSEOを活用することが理に適っている最も説得力のある理由から挙げていく。
目次
SEOは見返りの多い投資である。SEOをウェブ分析のデータと組み合わせた結果、特定のキーワードがグーグルの2ページ目にランクインしているページで優れたコンバージョン率を残しており、チャンスを活かし切れていないことに気づく人もいるだろう。
ランクを大半のクリックが行われる1ページ目のトップ3に上げることが出来れば、SEOに対する適度な投資から大きな見返りを得られる。だからこそSEOは不動産への投資に例えられており – 適切に実施していると巨額な見返りが得られることもある。
主役とは誰を指しているのだろうか?もちろんウェブサイトだ!
考えてみてほしい。1年中毎日働き、休むことも、遅刻することもない。命じたことには従い、さらには売り上げ、リード、そして、オプトインを規則正しく呼び込む。ウェブサイトは“完璧”な従業員であり、複数の作業を効率的に同時に行い、一度に大勢の顧客候補に対処する。そして、ウェブマスターに忠誠を誓っている。
SEOは営業スタッフの中心的存在であるウェブサイトに注目を集め、マーケティングキャンペーンに適切に重点および焦点を置くことで、最大のパフォーマンスを発揮させる効果がある。
サーチエンジンランドに私が投稿した他の記事を読んだことがあるなら、私があらゆるビジネスのマーケティングにおけるSEOの重要性を指摘していることはご承知のはずだ。 SEOは顧客候補を呼び込む取り組みに長けており、コンバージョン率も押し上げることが出来るのだ。
しかし、SEOだけが活躍するわけではない点も私は十分に理解している。SEOだけではマーケティングのポテンシャルを最大限に発揮することは出来ないだろう。ソーシャルメディア、ブランディング、そして、その他のマーケティング戦略がSEOを補う。これらの要素を組み合わせることで、それぞれの要素を強化し、お互いを補強することが可能になり、ビジネスを大幅に成長させることが出来るのだ。
マネージャーまたはCEO側に関しては、どの要素を優先すればいいかを考えることではなく、SEOを賢くマーケティングミックスに統合して、見返りを高めることが要求される。
だからこそ、それぞれの分野のエキスパートが他の要素よりも多く売ろうと心掛ける“マーケッター同士の戦い”ではなく、SEOを含むマーケティングサービスのミックスを適切にまとめるための協力や提携の機会と捉える方針が、最大限のメリットをもたらすのだ。
常に“顧客に望むもの”を与えるのではなく、顧客が提供されている様々な選択肢から選ぶ方法を心得ていないと言う事実にそろそろ直面するべきである。
プロとして、マーケッター、そして、SEOコンサルタントは、自分以外のその他のスペシャリストを否定的にとらえることも、誤解を招くような言動も慎まなければならず、クライアントが適切な基礎を構築し、組み合わせを行う際、および計画を練る際に手を貸す必要がある。そして、ビジネスの全体的な目標に一致する、最も効率が良く且つ見返りの多い戦略および戦術を効果的に実装し、管理する上でクライアントを導かなければならない。
プロのマーケッターなら、顧客を危機から遠ざける、または、結果的に苦境に顧客を追い込む、身動きが取れなくなる、もしくは沈没を招く一般的な戦術を採用する方針を変えさせることも仕事の一部である。個人的には、“真実を全て明かさない行為”は“嘘をつく行為”と同じだと考えている。このアプローチは全ての企業にプラスに働くわけではない。自分の得意分野および専門分野を踏み出す行為に眉をひそめる人達もいるかもしれない。
しかし、小規模および中規模なビジネス、そして、スタートアップは、このような助言を送る/相談を持ちかける役割を採用し、プロフェッショナルなアドバイスを提供して、“ビジネスの発展”を促す助言を送る価値はある。さらに、製品、価格、そして、アドバイスを裏付ける確固たる証拠を見せることが出来れば、信頼を勝ち取るるはずだ。この時点まで到達していれば、クライアントは、正しい選択肢だと思っていた選択肢とは異なる方向に向かうアプローチを提案されたとしても、アドバイスに喜んで従ってもらえるようになっているはずだ。
クライアントは、コンサルタントの専門知識を自分達が持っていないが故に求めているわけではないため、(論理的に言って)完璧なアドバイスを求めることが出来ない点を肝に銘じておく必要がある。求めるものを何でも与えるスタンスは、結局クライアントにとって得策ではないことが多い。この点については、内部のスタッフを抱える大きなブランドにとっても、小規模なビジネスと同じことが言える。
SEOはマーケティングコストの増加とは比例することなく売り上げを高め、その結果、利益を大幅に、そして、時間の経過とともに増やしていく。SEOは、コンバージョン率を高める基礎的な効果、そして、コストを大幅に増やすことなく売り上げを高めることが出来るため、その他のオンラインマーケティングの形式よりも、優れたROIでビジネスのあらゆる目標を促進することが出来る。
自分のブランドのことは世間に知れ渡っており、自分こそが最高の権威だと油断していると、非常に大きなコストを伴う過ちを犯してしまう可能性がある。人々は常に有利な取引を求めてリサーチを行っており、ソーシャルネットワークが動かすウェブを用いて比較を行っている。そして、価格を意識した買い物を行う傾向は、消費者がお金を慎重に使う不況時により多く見られる。
SEOはこのリサーチおよび購入サイクルで重要な役割を担っている。SEOは、検索エンジンのユーザーが既に求めている情報が掲載される検索エンジンの上位に格付けされる、重要且つ関連するキーワードを介して、顧客候補をウェブサイトに集める磁石のような働きをする。顧客がいるところに向かい、自分が提供する解決策に導くのだ。
SEOサービスの価格設定は、難しい(ただし、私が以前投稿したエントリ「SEOの値段は?(日本語)」を介した議論で一部の人達はとてもシンプルだと反論していた)。
SEOサービスに対する“値札”を調節することが可能な世界共通の基準が存在しないのだ。キーワード分析、リンク構築、そして、その他のSEOのアクティビティはそれぞれ異なり、特定の状況に応じてカスタマイズされ、調整される。また、SEOのプロパイダーの間であっても、質は大きく異なる。経験豊かなプロもいれば、詐欺師、素人、そして、無知の業者もいる。
しかし、SEOの責任者は最も“危険”な関係者と言える。なぜなら、選択に対する責任が重く肩にのしかかっているからだ。最も安価、もしくは高額な提案、部分的、もしくは総合的な提案、経験豊かなプロ、もしくはSEOに詳しい従兄の提案を選ぶ前に、「SEOの値段っていくら?(日本語)」を読んで、微妙なニュアンスおよび具体的な詳細を理解しておいてもらいたい。
専門のサービスとして、SEOには、裏側で作業を行うチームが存在する。彼らにほとんど予算を与えないなら、両腕を縛るようなものであり、取り組みは制限されてしまうため、最高の結果は期待できない。
ここまで言っても、SEOに関連する相乗効果、そして、これらの要素がお互いに作用する仕組みについて信じられないなら、たとえある程度料金を支払うことになったとしても、SEOの事前分析を求めるべきである。これは安全な投資であり、その結果、SEO戦略を採用することで得られる本当の価値を信頼することが出来るなら、大きなメリットを得られる。
SEOに関する誤解は多い。そして、この「アート・オブ SEO」には良い例が多く掲載されている。一部の有名な作り話を挙げていく:
この記事にはもっと多くの誤解が紹介されている: SEO担当者を悩ませる24の永遠の課題(日本語)。
適切なSEO業者を選ぶ点において逆張り投資を行うことで利益を生むマーケティングは、SEOだけである。複数のSEO業者を比較する際、最も安価なサービスを採用したくなるが、最も高額なサービスが最も賢い選択肢である可能性もある。
それはなぜだろうか?そもそもSEOはコストではない。投資である。また、最も高額なSEO業者が、他の業者の2倍の価格を設定いるとしても、マーケティングを統括しているなら、もしくは意思決定する権限を持っているなら、高額な理由を詳しく調べるべきである。他の会社が考えもしない額のオファーを何のためらいもなく出すことが出来る、その自信はどこから来ているのだろうか?
最も高額のSEOサービスが、収益の目標および成長のターゲットを2倍の料金で2分の1の期間で達成するとしても、本当に“高額”と言えるだろうか?$1ごとに$4を払うオファーを出したとしたら、私がキャッシュと一緒に逃げないと仮定した場合、今日何ドル私に投じるだろうか?
ここでSEOの事前分析が役に立つ。調査によって、マーケットが大きく十分な量の検索をもたらすものの、競争が緩やかであり戦って勝てる点が証明され、また、経験豊かなSEOコンサルタント、もしくはSEO業者が時間の経過とともに取り組みを介してターゲットにしていたトラフィックを得ている点が明らかになったら、考えは変わるだろうか?このトラフィックが高い率で売り上げおよび収益にコンバートし、その後、SEOキャンペーンにおけるビジネスへの影響が、徐々に「1ドルを払って4ドル得る」プランよりも遥かに値打ちが高いことが判明したら、どう考えるだろうか?
マーケティングの予算の割り当てを厳しい目で確認したくなっただろうか?SEOのポテンシャルを活かし、簡単に手の届く目標を達成する方針を検討するべきだろうか?
これは感情に流されるような決定ではない。論理と確かなデータに基づいた決定である。「高額なSEO」は車を買うようなものだ。フェラーリはワーゲンのビートルよりなぜ値段が高いのだろうか?その理由は数多くあり、これはSEOにも当てはまるのだ。
多額の資金を新しいウェブサイトに投じたと仮定しよう(最高のデザインが採用されている)。そんなときに検索エンジンでのビジビリティを高めるため、さらに投資を行うよう求められたら耳を塞ぎたくなるかもしれない。
しかし、グーグルはそのビジネスを理解するために助けを必要としている。事実上ウェブサイトのDNAに刻み込まれているSEOは、最も明るい光でビジネスを照らし、検索エンジンにアピールする効果がある。
私はSEOコンサルタントであり、“最先端をいく”ウェブサイトを構築し、SEOを加えたいと望む企業から電話がかかってくることがある。これは順番が違う。ケーキを焼いてから、溶いた卵をかける、もしくは砂糖を上に振るのではない。これらの材料をかき混ぜるのだ。
ウェブサイトの構築、コンテンツ管理システム(CMS)、URLの構文、そして、ウェブデザインの計画時にSEOを考慮することで、最高の結果を得られる。こうすることで、過去のURLを新しいURLに散りばめ、ランディングページをユーザーの意図に合わせ、顧客候補を“購入ルート”に導き、数年間かけて獲得したランキングを守る上で役に立つ。
SEOコンサルタントは、順番を間違えていたとしても(大いに)助けてくれるかもしれないが、時間、労力、資金がより多く必要になり、また、後に修正を行うための大規模な再構築の取り組みを幾つか求められる。
CMSのベンダーは、当該のCMSがSEOフレンドリーであり、最適化されていると言うかもしれない。騙されてはいけない。それだけでは十分とは言えない。まだまだやらなければいけないことはある。SEO=コードと言う考えをそろそろ捨ててもらいたい。グーグルは“コード”を探しているのではなく、“コンテンツ”を求めているのだ。
ランキングシグナルは200以上あり、また、アルゴリズムは毎年何回も変更されている。CMSのコードは氷山の一角に過ぎない。サイトに対して適切なフレームワークを提供するSEOフレンドリーなCMSは役に立つ。しかし、それだけで検索エンジンを独り占めすることは出来ない。
その中でも重要なのは“コンテンツ”である。コンテンツは王様である。細部を疎かにすると痛い目に遭う。キーワード、周りの環境、そして、全体的なマーケティングミックス、全てが必要である。CMSはこれらの点にあまり関係ない。良質なフライパンとフードプロセッサーを買ったからと言って、ミシュランに載るようなレストランのシェフになれると期待する人はいないはずだ。
SEOは新しいコンセプトではないが、多くのSEOや部門の統括者はオンラインビジネスにおける優れたSEOの重要性をしっかりと学んだことはない。CMSのベンダーは誤った方向に導き、判断を誤らせる可能性がある。 SEOは非常にテクニカル且つ最新のマーケティングテクノロジーであり、理解していない人達は大勢いる。
しかし、正しい質問を投げかければ、最終的に勝利を得られるだろう。
名刺を印刷するのに幾ら費やしただろうか?もしくは宣伝用のパンフレットを作るのに幾ら費やしただろうか?ウェブサイトに投じた額と比べればそこまで高くはないはずだ。
印刷業者に送る前に、慎重に名刺、パンフレット、もしくは広告を確認しただろうか(または他の人に見直してもらっただろうか)?間違いなく確認したはずだ。
しかし、高額な、比べものにならないほど強力なマーケティングツール – ウェブサイト – を立ち上げる前に、検索のスペシャリストにチェックさせただろうか?
名刺やパンフレットを多額の費用をかけてデザインおよび注文し、棚にしまったままにしておくだろうか?そんなことはしないはずだ。
SEOを無視しているなら、その豪華なウェブサイトに対して同じ行為をしていることになる。大勢の顧客候補や理想的なクライアントに見てもらえたかもしれない。グーグルの気分に格付けを一任するのは得策とは言えない。
素晴らしいラインプリンター設備を持っているからと言って、自分で直接名刺を印刷するだろうか?そんなことはしないだろう。印刷の経験を豊富に持った会社に注文するはずである。
SEOはデジタル版のコーリングカードである。ウェブサイトをターゲットに選んだ人達の前に提示することで、インパクトを大幅に増幅させることが出来る。自分の仕事を理解しているプロフェッショナルな人物に任せておくべき正当な理由がある。
エキスパートは、ウェブサイトが確実に適切なオーディエンスに向けてアピールしており、オーディエンスの多くに見てもらうことで、デジタル版の名刺が割り振られた重要なタスクを最高のパフォーマンスで実行することが出来るようになる – つまり、優れたリードを得て、製品を購入する顧客にコンバートするのだ。
ドアの標識を他の業者に書いてもらいたいだろうか、もしくは名刺の内容を決めてもらいたいだろうか?競合者にディスプレイ広告をデザインさせるだろうか、もしくは店に誰が来るかを決めさせるだろうか?
戦略的にウェブサイトのタイトルタグとメタデスクリプションを作成していないなら、それを許していることになる。これはビジネスにとってプラスにはならない。「試し刷り」を印刷する宣伝用の素材に残してしまうようなものだ。
SEOは検索結果にどのように掲載されるのかを指示することが出来る。顧客候補の多くが“適当なテキスト”を見ているようでは、ドブにお金を捨てているのと変わりはない。無料で宣伝する機会をみすみす見逃していることになる。
幸いなことに、この点に気づいたなら、簡単に修正することが可能である。SEOはコントローラを取り戻し、ビジネスを正しい方向に導くことが出来るようになるだろう。
フェイスブック等のソーシャルメディアに参加しているだろうか?SEOはソーシャルメディアで重要な役割を担っている。ソーシャルネットワークでユーザーによって共有されたコンテンツは、タイトルタグやメタデスクリプション等、SEOに直接関連している。これはユーザーが記事やストーリーをウォール、グーグル+のプロフィール、ツイート等で見る情報である。
SEOストラテジストは、マーケティングおよびコミュニケーション部門と協力してこのプロセスを管理する上で手を貸してくれる。SEOを通して、人々が何を読み、何を考え、そして、ソーシャルサイトで何をして、とてつもないペースで何を広げるのかをコントロールすることが出来るのだ。
ウェブサイトはオンラインのオーディエンスが初めて接する点である。リードを生成し、顧客候補を限定し、新たな顧客、パートナー、または投資家を引き寄せる効果が見込める。
しかし、発見してもらえないようでは、ウェブサイトは何の役にも立たない。ここでSEOが大活躍する。
SEOは検索結果でサイトを上位に押し上げる、クリックおよびページビューを増やす、もしくは“直帰率”を最低限に抑えるだけの取り組みではない。 これは危険な勘違いである。現在の効果的なSEOは、企業の目標と戦略に深く根付き、ターゲットのマーケットおよびセグメントに存在する個人の心理をベースにしている。
SEOはウェブサイトを見つけてもらい、気づいてもらい、そして、愛してもらう取り組みである。
コーディングスキルと検索フレンドリーなCMSだけでは十分なSEOとは言えない。テクノロジーに詳しい知り合いや優しい友達が週末にビールを飲みながら修正することが出来るような生易しいものではない。プロのSEOは本格的なビジネスである。
SEOは心臓の手術に似ている。自然の検索がウェブサイトのトラフィックの過半数をもたらしているなら、SEOはビジネスの心臓である。メスを握るのが優秀な心臓外科医でなければ助からないかもしれない。
スペシャリストがSEOに対応しなければ、ビジネスは破滅する可能性がある。一番優秀な心臓外科医に手術してもらいたいように、自分で試してみるのではなく、最も優秀なSEOコンサルタント、もしくはストラテジストを求めるべきである。
誰がSEOの雇用を担当しているにせよ、SEOにはマーケティングとコミュニケーション、ビジネスと経済の理解、戦略的な思考、そして、既成概念にとらわれない考えが求められ、同時に企業の全体的な目標とターゲットに焦点を絞る点を把握しておく必要がある。SEOキャンペーンを監督する人物は、広範なマーケティングの責任者、ファイナシャルアドバイザー等の役割を担うことになる。
誰にでも出来る仕事ではない。また、適任の人材を見つけるのは容易ではないだろう。この困難なタスクを社内のウェブディベロッパーやデザイナーに任せるのは賢明な判断とは言えない。ウェブディベロッパーやデザイナーがSEOに詳しくなっているとしても、SEOを“2番目の優先事項”にする行為、そして、セミナーで誰かにもらったチェックリストにチェックを付けながらインストールする行為は重大な誤りである。
当然だが、コストを削減する手段としてSEOを検討するかもしれないが、この考え方は“節約”するだけでなく、大幅に収益のポテンシャルまでも下げてしまう。これはとても一般的な誤りであり、私自身も何度も遭遇したことがある。
クライアントはSEOを“買ったものの利用しないソフトウェア”、そして、ウェブデザインやHTMLのコーディングを多少知っているなら簡単に修正することが出来る“押しボタン式”で実装するものだと考えている。これでは車や家を修復する必要がある際に糸とテープで直すようなものだ。安全性が脅かされてしまう。SEOに同じようなアプローチで臨むと、事業(収益および成長の伸びしろ)を失うリスクが生じる。
SEOはブランドに力を与え、改善し、そして、知名度を上げることが出来る。誰かがビジネスにとって重要なキーワードや関連するキーワードおよびフレーズを検索した際に、検索結果の一番上で発見してもらうことが最終的な目標である。すると心理状態に変化が現れ、顧客候補のビジターに自分のビジネスが最高だと思ってもらえるようになる。
ウェブサイトのタイトルとメタデスクリプションタグが、ブランドに力を与える情報を伝え、戦略的なビジネスの目標に一致するマーケティングのメッセージを伝達する上で役に立つ。
そうすれば、顧客候補は、当該のビジネスが一番優れていると考える。
今は誰もが“ググる”時代である。グーグルの検索結果の上位に掲載されているなら、信頼性を確立する上で大きな効果がある。最高のタイミングで、最高のソリューションを用意し、顧客と同じ場所にいることが出来れば、大勝することが出来るだろう。
しかし、検索結果にリストアップしてもらう取り組みはあくまでもパズルの1ピースでしかない。もっとピースが必要である。顧客候補の考えを察知しなければならない。彼らの言葉で話し、彼らの痛みを感じる必要がある。 彼らにソリューションを与えることが出来れば、オーディエンスの信頼度は大きく向上するはずだ。
ランキング#1はトップクラスだと本能的に感じる。金メダルを獲得したアスリートはチャンピオンである。銀メダルおよび銅メデアルは上位入賞者である。それ以下は“その他大勢”であり、誰も注目しない。
検索エンジンのランキングにも同じことが言える。グーグルのSERPの1位はクリックの36.4%を独占し、#2は12.5%、#3は9.5%を得る。#3以降は大幅に割合が減少する。トップに登りつめることで、“第一候補”の地位およびブランドアウェアネスを勝ち取り、売り上げが増加するのだ。
ウェブサイトが、ビジネスにとって重要なキーワードやフレーズにおいて、グーグルの1ページ目にリストアップされていないなら、“ヒューストン、問題が発生した”と言うセリフがピッタリ当てはまる状況に身を置いていることになる。
検索の量が多いキーワードに対する検索エンジンのビジビリティが低い状態でビジネスが好調なら、これらのキーワードで上位にランクインし、さらに多くの顧客に接触し、売り上げを増やすことで、さらに幾ら収益を高めることが出来るのか想像してもらいたい。忘れないで欲しい… オーディエンスと同じ場所にいるのが自分ではなく競合者なら、利益は吸い取られてしまう。
ブランディングは、複雑であり、コストが高くつき、そして、混乱を招くことが多い。消費者に多くのアイテムを投げつけ、消費者の心に残り、購入する際に思い出してもらえるように願うばかりである。SEOはブランディングキャンペーンを加速させ、記憶してもらうことが出来る。
サイトに訪問し、ビジネスに慣れ親しみ、注文する人が増えると、さらに多くの人がサイトに舞い戻り、友達に宣伝するようになる。SEOは、ウェブサイトのランクを上げ、大量のウェブトラフィックをもたらすことが出来るため、このプロセスを繰り返す上で効果的な方法だと言える。
検索エンジンを介してビジターが求めている最も関連し、有益な情報を提供する取り組みを介して、この第一印象を長引かせることが可能であり、その結果、“マインドシェア”を獲得し、記憶に留めてもらうことが出来る。
SEOはすぐに結果に現れることがある。短期間で効果を発揮し、今すぐ結果を求めているビジネスに貢献する可能性がある。特定のタイプのビジネスのオーナーにとっては、これは一番のSEOの魅力と映るだろう。しかし、SEOは、短期間に焦点を絞りながら…長期間に渡って継続的にROIを提供するその他のマーケティングにはない重要な利点を持っている。
PPCやその他の広告のメソッドはウェブトラフィックをすぐにもたらす効果があるが、高価である。Tamar 2008のサーチアティテュードレポートでは、回答者の91%が、製品やサービスをオンラインで購入する際は自然な検索結果を好むと答えていた。そして、この望ましいスポットを得る際に役立つのがSEOである。
適切に実施すれば、SEOは持続する。正しいSEO分析を前もって実行することで、今後まったく資金を投じることなく、長年に渡って検索結果の1ページ目を維持することが出来るだろう。SEOの取り組みを止めたとしても、ウェブサイトは選んだキーワードに対して上位を維持することが出来るだろう。ただし、SEOコンサルタントのサービスもしくはインハウスのSEOチームによる取り組みを継続することを薦める。検索ランキングが落ちる危険があるためだ。
何度も申し上げているように、SEOは費用ではなく、投資である。ざっと単純な計算をしただけでも、収益を高めることで、いかに早くSEOに投じた資金を回収することが出来るかが見えてくるはずだ。
良質なSEOは、賢明な購入の決定から始まる。現在、ウェブで始められたリサーチによってオフラインの売り上げが増える現象が起きている。ウェブビジブル/ニールセンが2008年に実施した調査によると、消費者の86%がインターネットを使って、オフラインで購入する地域の店舗を探しているようだ。そう、インターネットが実際の店での買い物に影響を与えている。
大半のオフラインのビジネスもオンラインマーケティングを無視するわけにはいかない理由、そして、SEOがオフラインの会社のデジタルマーケティング戦略の土台を構築する理由がここにある。ウェブサイトは休憩を取ることのない営業社員の役割を果たし、昼夜問わず、会社に優れたリードをもたらしている。
このリードこそが、ビジネスが提供する差し迫った問題を解決するソリューション、またはニーズを満たすソリューションを積極的に求めている人達である。SEOはその多くを実際の店舗に導く。後は店で魅力をふりまき、サービスを提供し、喜んでもらう。
SEOはターゲットをとことん絞り、些細なことに徹底的にこだわる。キーワード分析を行うことで、“マーケット”の大きさ、当該のキーワードを検索している人の人数、その分野の競争の激しさ(SERPにおける)、そして、理論的な推測を交えて、キーワードを検索する意図を特定することが出来てしまう。
直感的でもなければ、明らかなわけでもない。細部に鍵が隠れているのだ。だからこそ鋭い考察力を持つSEOコンサルタントを雇用することで、最適化に投じるマーケティングの資金から巨大な見返りを得ることが可能なのだ。
優れたSEOキャンペーンで発生するウェブトラフィックは、コンバートする可能性が高い。そして、適切に“検索エンジンのユーザーの意図”を引き出し、オーディエンスの懸念と問題を解決し、信頼を築き、さらに、適切なビジネスの相手である顧客候補を説得することで、ビジター対売り上げの比率を業界全体が羨むレベルに上げることが出来るようになる。
例えば、ホテルに対する十分に練られたSEOキャンペーンでは、休暇を取ろうとしている顧客候補に接触し、ウェブサイトに導き、そして、適切なセクションで彼らが望んでいるものを提供する。この際、SEOはガイド、受け付け、コンシェルジュ、マーケティング部の責任者、そして、営業スタッフの役割を担っている。
SEOなしでは、巨大な旅行業界でウェブサイトを見つけるのは至難の業である。ビジターの検索の意図、そして、一人一人のニーズを完全に理解していない状態では、顧客候補を永遠に失ってしまう可能性は高いと言わざるを得ない。どちらも正しく理解することで、ビジターは増え、よって売り上げも増加するのだ。
SEOの全ての要素は、計測、評価、そして、修正を行うことが出来る。継続的にこの3つの取り組みを実施することで、SEOに投じた資金から見返りを得られるだろう。
プロのSEOコンサルタントはビジネスを構築する上で重要な要員になる。SEOコンサルタントは、収益性の高いキーワード、容易に利益を得られるROIの高いニッチを探し出し、詳細なマーケットリサーチおよび競合者分析を行い、そして、ビジネスに代わって大きな契約をまとめるトラフィックを呼び込むコンテンツを作る上で貢献する。
優秀なSEOコンサルタントは、競合者、競合者の戦略等を徹底的に分析するスキルを持っている。コンサルタントは“戦闘”を想定し、競合者との戦いにおける戦略を試すことが可能であり、テストの結果が自分に有利であったら、戦闘を開始する。
また、戦略の効果が上がっているかどうか、もしくは競争に負け、後退しているかどうかも明かす。こうすることで、当該のキーワードやニッチを追求するための資金と時間を節約し、より収益の高い分野に集中するためのエネルギーを残すことが出来る。企業やビジネスにとっては、このようなマーケットの事前分析は計り知れない価値を持つ。
アル・ライズ氏とジャック・トラウト氏が不朽の名作 「Marketing Warfare」で強調していたことを思い出してほしい – マーケティングは戦争だ!また、武器を持たずに戦地には向かわないように、競争の激しいマーケットにトミー銃だけで殴りこみをかけるのは危険過ぎる。
さらに、従来型の武器を利用すると、苦戦の連続となり、敗戦は避けられない。強力で、最新式の効果的な武器を使う必要がある。そして、デジタルの戦場では、最先端のSEOが有利な状況を作り出すのだ。
数年間を経て、SEOは、投じた資金に対してそれ以上の利益を時間の経過とともに提供し、オンラインマーケティングにおいて抜群にコスト効率が良い形式であることを証明してきた。
ウェブホスティング、デザイン、そして、コンテンツ作成のコストは、サイトのビジターが100人であれ、1000人であれ、もしくは100万人であれ、たいして変わりはない。
ウェブサイトに対するビジターに、登録する場合も、製品を買う場合も、もしくはブランドと交流する場合も、同じ価格のコストを支払う。
マーケティングのコストは、製品を購入するビジターが1000人に1人であれ、100人に1人であれ、もしくは5人に1人であれ、同じである。
効率の良いSEOは数千人、もしくは数百万人ものターゲットに選んだ顧客候補をビジネスにもたらし、彼らが直面している問題に対する解決策を提供することでコンバージョン率を高められるポテンシャルを持っている。
しかも、SEOの効果と影響はキャンペーンに投資した時間よりも遥かに長く続く。なぜなら、勢いが数週間、ときには数年間に渡って持続されるためだ。SEOがマーケティングの選択肢として非常にコスト効率に優れている所以である。
SEO業者は1年中休みなくSEOを実施する。これが趣味でSEOをしている人との違いである。最新のアルゴリズムの変更、ネガティブおよびポジティブなランキングの要素を把握し、現在何をする必要があるのかを知り、また、今後何をする必要があるのかを推測する高いスキルも持ち合わせている。
さらに、SEO業者は、計画の実行に専念するチームを持っているため仕事を早く終えることが可能であり、その結果、収益上の目標および事業の目標を早く達成することが出来る。 安価なSEOサービスを採用すれば明らかに事前に資金を節約することが出来るが、獲得する利益も大幅に減ってしまう。SEOにおいては、投資と収益の相関関係は明白である。
SEOコンサルタントに時間と適切な指令を与えることで、マーケティングのその他の領域にも良い影響が生じる。ビジネス構築のアクティビティ全体で相乗効果を植え付け、そのメリットを受けられるようになる。
以前は役に立たなくても、SEOはビジネスにプラスに働くように調節および変更することが可能である。私は、異論を無視して、安価なテストを介して言いたいことを証明しているだけだとクライントに言われることがよくある。
SEOが効果を上げない原因の多くは、SEOに対して投じる時間および資金が少な過ぎるためだ。 この点を無視し、適切に取り組みを行うことなく、もしくは“新しい”からと言って敬遠した後、SEOに全ての責任を押し付けるのはフェアではない。
SEOの実装を全て適切に実行したと仮定すると、計画段階で失敗をしていた可能性がある。SEOでは、計画を失敗すると全てが失敗する。だからこそ予算を割り当て、市場と検索の量を分析し、そして、SEOキャンペーンをビジネスの目標と戦略に固定することが重要なのだ。その結果、キャンペーンの脱線を防ぐ効果も見込める。
エキスパートなSEOコンサルタントなら、余りにも規模が小さいマーケット、あまりにも競争が厳しいマーケット、もしくは収益のポテンシャルが小さいマーケットからの離脱を薦めるだろう。
コンバートしないトラフィックや妥当な顧客候補を呼び込まないランキング等、誤った目標を達成するために時間と資金を投じなくても済むようになる。推測は痛い、そして、犠牲の多いサプライズをもたらす可能性がある。SEO戦略はこのようなサプライズを排除し、コンスタントで信頼できる結果をもたらすのだ。
SEOが約束を果たすかどうか分からないなら、多額の資金を投じる前に、SEOコンサルタントに費用と予想される利益のシミュレーション、もしくは予想を行ってもらおう。シミュレーションレポートには、競合者分析、マーケットの規模の調査、トレンドおよび今後の予測、そして、情報を得た上で決定を下すことが可能になるデータが提供されているはずだ。
このシミュレーションは短期間で実行することが可能であり(ビジネスの規模、サービスや製品の特徴、そして、マーケットの競争の度合いによっては数時間で完了する)、SEOキャンペーンを最も見返りの大きい領域に集中させることが可能になる。
収益性の低い戦略や戦術に投資しないための保険の役目も果たす点もまた同様に重要である。マーケティング戦争においては、無駄の多いイニシアチブに貴重(で限りある)なリソースを浪費することは出来ない。そんな危険を冒すべきではない。
SEOは継続的なプロセスである。石油を掘りだすため、もしくは黄金を採掘するためにに使う機械のようなものだ。花崗岩や硬い岩を貫通するためには、より強力な設備が必要になり、頻繁にメンテナンスを行い、ドリルの部分が老朽化したら、新しいドリルに時々交換しなければならない。
SEOも同じである。最高の結果を得るため、絶えず調整、見直し、そして、変更を行い、常に正しい方向に向かっていく必要がある。
時には地面がとても硬く、ダイヤモンドを埋め込んだドリルがなければ貫通することが出来ないこともあるだろう。ダイヤモンドのドリルは普通のドリルよりも値段が高い。しかし、リサーチにより金脈の存在が明らかになっているなら、もしくは大量の石油が眠っているなら、富を引き出すためには掘削を続けなければならない。
同じように、競争の厳しいマーケットでは、必要とするSEOは値が張る可能性がある。しかし、探し求めている“隠れた財宝”もまたさらに価値が高く、やはり穴を掘る価値はある。プロフェッショナルなSEOアドバイザーによるリサーチおよび分析結果から、金脈が隠れているかどうかを見出すことが出来る。
このようにして価格の高いSEOコンサルタントは利益を生む。まず、“コスト”と記されるため、予算表ではSEOはイメージが悪く映ってしまう。しかし、リサーチの影響によって、最も収益の高いニッチ、そして、富と利益を採掘する場所に適切に導くことで、結果的に適度な投資額の10倍、あるいはそれ以上の利益をもたらす可能性が見込めるのだ。
優れたSEOは調整の行き届いたエンジンのような存在である。しっかりと面倒を見なければ、動きが止まり、オーバーヒートしてしまう。SEOを主体として戦略に取り掛かる際は、長期戦を覚悟してもらいたい。途中でダメージを受けるかもしれないが、さらに重いパンチを食らわせ、さらにポイントを稼いでいけばよい。最終的に、長期戦を意識しているか否かが成功するかどうかの分かれ目となる。
グーグルアドワーズ(またはその他のPPC広告)を巧みに利用している人もいるだろう。たとえそうだとしても、検索トラフィックの75%を占めるSEOが、 SEMマーケティング予算の15%以下しか得られず、一方のトラフィックの25%を送るのが精いっぱいのPPCが予算の80%を手に入れているのは矛盾しているとしか言いようがない。
PPCだけに絞る方針は、氷山の隠れた大きな部分、つまり検索トラフィックを無視することを意味する。考えてもらいたい。全体のトラフィックの4分の1のソースを満たすことで大きな見返りが得られるなら、残りも独占するとしたら遥かに良い結果が得られるのではないだろうか。
オンラインマーケティングの形式の多くは、宣伝文句で顧客候補の人達に割り込む行為を基調としているが、SEOは検索エンジンのユーザーの意図に沿い、オーディエンスに途中で出会い、彼らの興味に訴えかけ、彼らが求めている解決策を提示する、関連する、そして、ターゲットを絞ったメッセージを届ける。
適切な情報および事実と共にオーディエンスと同じ場所にいることで、作り話や誤った情報を拡散するのを防ぎ、評判管理においてプラスの効果を上げ、より強固なブランドを作り出すことが出来る。
良質なSEOは検索の様々な意図に合致する。その一部を以下に挙げていく:
その点に関しては、SEOはターゲットを絞ったデジタルマーケティングのイニシアチブの中で最もコンバージョン率が高く、見返りの高い取り組みだと言える。
手っ取り早く、安価なSEOは効果が薄く、また、持続力に欠けるが、妥当なSEOのコストを支出すると、効果は長続きする。
SEOを活用することで、競合者の失敗から利益を得られる。競合者がマーケティングの予算を出し惜しみしていると、やがて過ちを犯す(もしくは機会を見のがす)。良質なSEOはこのような弱点を利用する上で貢献する。そのため、競争の激しい分野で戦う中小規模の会社にとっては、SEOの採用は賢い戦略だと言えるだろう。
高額なTVコマーシャル、マスメディアのディスプレイ広告、ビルボード広告等の何の根拠もないマーケティングキャンペーンを例にとって考えてみよう。このような広告は、マーケットの分野、もしくは、製品やサービスのカテゴリーにおける関心を活性化する。通常、このような広告を作成する会社は検索マーケティングの部門とはつながりを持っていないことが多い。そのため、大きな穴が生じる。
マーケットリサーチ会社のIpsos OTXが5000名の米国のスマートフォンユーザーに実施した調査では、オンラインまたはオフラインで見た広告を確かめるため、ユーザーの71%が検索を行うと答えていた。関心を持った人々が検索エンジンでさらに情報を求める際、SEOを活用していれば、トラフィックを獲得することが出来る。
これは魚が溢れる漁場で網を投げ、大量の魚をすくう行為と共通する。
その他のブランドの名前をターゲットにするような卑劣で隠密裏な取り組みは含まれない。マスメディア広告によって誘発される一般的なキーワードを検索し、自然なSEOおよびペイパークリック広告キャンペーンを賢く組み合わせることで、このトラフィックに狙いを定めることが出来る(この手のキャンペーンは早く、瞬間的なインパクトが期待できる)。
上述した理由を読み、会社を成長させ、収益性、ブランディング、そして、成功において次のレベルに向かう上での、SEO戦略を統合することで得られる価値とメリットを分かってもらえたら幸いである。
SEOは音楽のようなものである。基本は今もほとんど変わっていない。「SEOの料金は訊かないで」(日本語)の中でこの複雑なSEOの進化の一部を説明している。
どのマーケティングの戦略がベストなのかを特定するための議論にあまり価値があるとは私には思えない。ビジネスのオーナーとして、CEOとして、そして、マネージャーとして、話し合いを行い、そして、力を合わせ、どのようにすれば最高の結果を得られるかを把握する取り組みに焦点を絞るべきである。最も効果の高い手法について言い争うのではなく、最高の組み合わせをうまく統合するにはどうすればいいのかを検討し、ビジネスを成長させ、収益を増やす上で、その組み合わせを最大限に活用することで大きなメリットを得られるのだ。
最後にもう一点肝に銘じておいてもらいたいことを伝えておく。適当に誰かにギターを渡しても、必ずしも美しいメロディーを奏でてもらえるわけではない。素晴らしい音楽を求めているなら、ロックスターを雇うべきである。一流のSEOを求めているなら、SEO界のロックスターを雇うべきだ。その後、最高の結果を得るために必要な予算を渡せば鬼に金棒だ。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「The Ultimate List of Reasons Why You Need Search Engine Optimization」を翻訳した内容です。
原題は「Ultimate List」、つまり究極のリストと名付けられた、まさにSEOへの愛が溢れる筆者による大作でした。正直、私も最初は読んでいる途中で疲れて一度脱落してしまいました 汗<br/ >とはいえ、どの項目もサイト運営者、ユーザーの視点で書かれた全うな内容で納得できるものばかりが多かったです。最後のロックスターの比喩は果たして正しいのかどうか微妙なところですが。。。
SEOの意義が問われ、SEO業者の在り方やSEOへの取り組み方が大きな転換期にあることは間違いない現在。
同時にSEO、検索エンジンを意識した何らかの対策は今後も必要とされ、サイトやビジネスに大きな効果をもたらすものであることも間違いないと思います。SEOに関わっていれば色々悩むことも多い時期だとは思いますが、そんな時はこの記事を1つ1ツじっくり読んで改めてあなたができること、今後やるべきことを考えてみてはどうでしょう。
もし、やるべきことや、SEOに関する課題整理でお困りの場合は、弊社のコンサルティングサービスをお忘れなく。
— SEO Japan
SEO最新情報やセミナー開催のお知らせなど、お役立ち情報を無料でお届けします。