Nivinによるゲスト投稿。 もしあなたのFacebookコンテンツのFacebook EdgeRankのスコアが低ければ、あなたのFacebookマーケティングの取り組みが全て無駄になることを知っていただろうか?最近、Facebookは、ユーザーのハイライト(英語:Top News)に表示するものを決めるアルゴリズムを発表した。そのアルゴリズムがEdgeRankと呼ばれているものだ。
目次
いたって簡単だ。あなたのコンテンツのEdgeRankのスコアが低ければ、それは基本的に表示されないのだ。
マーケティングの観点から、Facebookを使うことにおいて重要な点はハイライト(Top News)を介してあなたのコンテンツを広めることであるため、低いEdgeRankであることが、ハイクオリティなトラフィックとゼロトラフィックの分かれ目なのである。
EdgeRankは、Facebookユーザーの関心に基づいて関係のあるコンテンツを提供するために導入された。全ての“友達”からの1つ1つの更新でニュースフィードをあふれさせるのではなく、ユーザーが関心のあるコンテンツを表示するためにEdgeRankは考案された。
つまり、あなたのコンテンツをターゲットオーディエンスのニュースフィードに表示するためには、あなたのオーディエンスがあなたとあなたのコンテンツに興味を持っていなければならないのだ。
#1 親密度
親密度とは、あなたのオーディエンスがあなたやあなたのこれまでのコンテンツとどれ位の頻度で関わっているかに基づいて計算される。オーディエンスがあなたのウォールに頻繁に書いたり、あなたの質問や更新や共有とやりとりすれば、そのオーディエンスとのあなたの親密度のスコアは高くなる傾向がある。
#2 重要度
あなたのコンテンツとやり取りするだけでは十分ではない。そのやりとりの質も重要なのだ。あなたのコンテンツに対して人物Aが「いいね!」とアクションし、人物Bはコメントをしたとしたら、AよりもBの方が重要度のスコアは高くなる。これはつまり、重要度に基づいて、あなたのコンテンツがAよりもBのニュースフィードに表示される可能性が高いことを示す。
#3 時間
これは一番シンプルだ。時間の経ったニュースを読みたい人などいない。最新のコンテンツほど、時間のスコアは高くなる。
良い面
今、あなたのオーディエンスは、各自の閲覧傾向と関心に基づいて関連のある情報を手にしている。それはつまり、彼らが自分達のニュースフィードに注意を払いニュースフィードでやりとりをする傾向が強いことを意味するのだ。つまり、もしあなたが質の高いコンテンツを作れば、やりとりされる(閲覧されたり、共有されたり)可能性は高くなるのだ。
悪い面
質の高いやりとりと時間が因子であるため、あなたは自分のオーディエンスと積極的に関わるコンテンツを生み出す必要があり、恐らくあなたはそれを頻繁にしなければならないだろう。くだらない近況更新や標準以下のコンテンツは過去のものだ。より手がかかるように思うかもしれないが(実際にそうである)、これがあなたを競合相手とはっきりと区別し、オーディエンスに近づき親しくなることを可能にするのだ。
素晴らしい面
急速に広まること。もしあなたがオーディエンスのニュースフィードまで辿り着いたなら、あなたは最高級の信頼できるクラブの一員である。フィードに公開されたコンテンツは、コンテンツが急速に広まる可能性を増し、ハイレベルのやり取りを生成するだろう。
オーディエンスはより交流を深めるため、あなたは以前よりももっと深いレベルで彼らとやり取りすることができる。これが、単なるブランドから友達へと認知を転換する。あなたがオーディエンスに近づけば近づくほど、あなたは彼らのニーズをもっと知り、より製品やサービスを思いつくことができるのだ。
ゲスト投稿者Nivin Thanabalanは、インターネットマーケティングとコンテンツ生成におけるトップ戦略のオンライン宝庫、Secret Marketing Playbookの制作者である。著作権使用料無料の画像はYanik Chauvinより使用した。
この記事は、Quick Online Tipsに掲載された「7 Steps to Improve Your Facebook EdgeRank and Dominate Facebook」を翻訳した内容です。
まだまだエッジランクという言葉自体を聞きなれない人も多いと思いますが、とりあえずはこの記事レベルの概念と取るべく対策は理解しておきたいところですね。Facebookのアルゴリズムが介入するとはいえ、「タグをルール通りに記述すれば良い」「技術的にシステムを改善すれば良い」というような話で済まないのが難しいところです。FEO限らず、全てのソーシャルメディアマーケティング、ソーシャルメディア最適化に共通することですが、ランキングのベースになる各因子がSEOと違って相手が人間ですからね。「心のこもった」コミュニケーション力を身につけていかないと今後のウェブでは「集客」は取っても難しい時代に入りつつあるのでしょうね。 — SEO Japan
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