Googleがクエリの理解について、より賢くなっている。最上級、時間軸、そして複雑な質問に対しても、最適な検索結果を提供している。
Googleは、自身の検索エンジンの自然言語の検索に対する理解がより深まったと発表した。特に、最上級、時間軸、複雑な質問に対する理解が深まっているようだ。
Googleのプロダクトマネージャーである、サチャート・サルガー(Satyajeet Salgar)氏は、以下の3つのタイプのクエリに対する理解が深まったと述べている。
Googleは最上級への理解、つまり、”最も高い”や”最も大きい”などを含むクエリへの理解ができるようになっている。つまり、Googleに下記のような質問を尋ねることができるのだ。
Googleは、クエリ内で言及された時間についての理解も深めている。
Googleはより複雑な組み合わせの理解を深めている。つまり、下記のような質問にも答えることができるのだ。
下記に、Googleが発表した今回の進化について説明した画像を掲載する。
上記画像和訳。左上から。
【Who was the US President when the Angels won the World Series?】
(エンゼルスがワールドシリーズで優勝した時のアメリカの大統領は?)
【Who was the US President】
(大統領のリスト)
【US】
(国名)
【when the Angels won the World Series?】
(ワールドシリーズの勝者を年代ごとに)
【the Angels】
(野球チーム)
【Presidents of the United States】
(アメリカの歴代大統領)
【Year The Angels Won The World Series】
(2002年に優勝している)
【George W. Bush】
上記の認識を組み合わせて算出した答え
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google’s Natural Language Search Gets Smarter」を翻訳した内容です。
Googleのクエリに対するインテント(意図)の理解はかなり進んでおり、Web検索だけでなく、様々なサービスに影響を与えていると感じています。一概に言うことは難しいことは承知ですが、日本語と比べ、英語での理解はかなり進んでいそうです。言語が異なることで、同品質のサービスを提供することは困難であることは明白ですが、様々な言語でも同様の検索が行えれば素晴らしいですね。– SEO Japan
SEO最新情報やセミナー開催のお知らせなど、お役立ち情報を無料でお届けします。