最新版Twitter用語辞典

英語のTwitterアカウントを購読している人も多いと思いますが、140文字の制限があるだけに普段以上に略語の嵐に、時に何のことをいっているのか混乱することもあるのではないでしょうか。事実、アメリカ人でも知っていなければわからないTwitterで生み出された用語も多い、ということで、今回はそんなTwitter用語を辞書風にまとめた記事をThe Next Webから。 — SEO Japan

あなたの最新鋭の意見や気持ちをたったの140文字（もしくはそれ以下）に詰め込むことは、Twitterの魅力であり課題でもある。残念なことに、私たちの従来のコミュニケーション手段は、マイクロメッセージングのためのお粗末な教育の場であることが証明され、文字数オーバーを示す真っ赤なサインが投稿を阻止すると、最も経験豊富なプラットフォームユーザーでさえも怒りのため息をつく。しかし、恐らくもっと最悪なのは、良いツイートは140文字に近づきすぎてもいけないということだ。なぜなら、すでに最大に達したツイートを共有したり、返答したり、参照したりすることは不可能だからだ。もし小さなメッセージで大きなことを言いたいのなら、余分なものを取り去らなければならない。

幸いにも、一部の限りある略語と技術があなた独自のTwitterの言葉使いを最適化するのを助けるために現れた。これらの便利な言語の断片―時にはたったの1文字しかない―は、単に小さいという理由で、より洗練された共有と会話を発展させることに関与してきた。さらには、5語から成る1つの文を5文字の言葉に蒸留することから得られる奇妙な達成感がある。

残念ながら、これらのフレーズは、知識の足りない人にとってはチンプンカンプンなだけで、ニュースストリームに素早く浮かぶ情報から文法的に説明することをひどく困難にする。そんなわけで、The Next WebがTwitterの最も屈強なフレーズの簡単ガイドを作った。初心者からツイート経験豊富なエキスパートまで、このチートシートが、ストリーム内によく登場するえたいの知れない凝縮された言葉を案内し、即座に自分がプロであるかのように感じさせてくれるだろう。

初心者の言葉遣い

@ – @マークは、Twitter上で最も重要なものだ。なぜなら、それがなければコミュニケーションを取ることは決してできないからだ。ツイート内では、@は、いつあなたが誰かに話しかけているのかをシステムが認識し、ひいてはその言及を相手に知らせるための必要不可欠なマーカーだ。さらに、最初から文字数を削減するという役割も果たす：例えば、United Airlineを参照するには、@unitedがより簡単だ（そしてより短い）。また、メッセージをユーザー名から始めるつもりなら、@が始まる前にピリオドを置くこと。さもなければ、Twitterは、あなたとあなたが触れている人の両方をフォローしている人にだけしかそのツイートを送信しない。

例: “I really loved that article on @thenextweb!”

# – ハッシュタグとしても知られている、#マークもまた、よくできた（よく共有される）ツイートを生み出すために必要不可欠な要素だ。１つの言葉やフレーズと連結されると、他の文字を使わずににそのツイート自体のテーマとして見なされる決まり文句を生み出すのに役立つ。話題のハッシュタグは、Twitterの世界が積極的に参加しているトピックやフレーズやゲームで、通常は現在のイベントや記事を反映している。

例: “I really loved that article on @thenextweb! #winning”

RT – まれに“R/T”と表記されるRTは、自分がフォローしている人のメッセージを広める時のツイート活動、“Retweet（リツイート）”を表している。ユーザーには、コメントを付けたり既存のツイートを“引用”したりせずにリツイートするという選択肢がある。後者の場合には、RTがメッセージの両側に引用マークを付けることに置き換わる。

例: “RT @lhockenson: I really loved that article on @thenextweb! #winning”

DM – この省略形は、二人のユーザーがコミュニケーションを取るための唯一のプライベートな手段であるダイレクトメッセージを表す。Twitterのソーシャルコードは、ダイレクトメッセージ内の会話が秘密に行われると述べており、ダイレクトメッセージを実行するには両方のユーザーはお互いにフォローし合っていなければならない。しかし、このことは覚えておいてほしい：ツイート内にDMと書くだけでメッセージがダイレクトメッセージに変わるわけではなく、それではフォロワーに公開されてしまう。

例: “.@lhockenson, can you DM me, Re: @thenextweb article #winning?”

ベテランのボキャブラリ

This. – コメントというよりは行動喚起に近い“This.”は、通常、ユーザーが次に続くツイートやリンクを必読もしくは要クリックと見なしていることを示すために使われるフレーズだ。通常は、重要なニュースやびっくりするようなミームやとても面白いジョークのためのもので、他のソースからのRTと一緒になっていることが多い。

例: “This. RT @lhockenson: I really loved that article on @thenextweb! #winning”

TBH – “To be honest（正直言うと）”の省略形であるTBHは、ささやかな言葉で切り出すには難しい感情―意見の相違―を捕える。TBHは通常、意義を唱えたり、間近なトピックに関する告白をするために使われるが、共通トピックに関して別の主張をするためにも使われる。

例: “TBH, I dunno why @lhockenson thinks this @thenextweb article is #winning.”

MT – この省略形は、“modified tweet（修正されたツイート）”の短縮で、このリツイートが新しいコメントを付けても140文字の制限に間に合うように意図的に言い換えられる必要があったことを示している。それは、正当な配慮―短縮されている可能性を示しながら他の人のツイートを引用する手段―を示すために使われることが多い。MTを正しいTwitterのエチケットとして考え、RTがオリジナルの文字の3分の1以上変更された時には使用すること。

例: “I’m really happy that this article expresses my similar feelings about this subject. Good work! MT @lhockenson: @thenextweb article #winning”

OH – “overheard（聞いた話）”の短縮であるこの省略形は、匿名もしくは引用を指定しないことを選択する人を引き合いに出すためによく使われる。しばしば、“OH”は、どこで引用が発生したのかを示すため、フォロワーは全てのことがどう起こっているのか背景を理解することができる。不確かな場合には、OHを使用することが、なぜあなたがある引用をソーシャルで関連させたいのかを説明する厄介な状況を解決するのに役立つ。

例: “OH at @thenextweb: “This article is #winning!” So #true.”

超洗練された一歩先を行く発言

ICYMI – 最近最も人気のある省略形の1つがICYMI、つまり、“In case you missed it（忘れてしまっているといけないので）”だ。報道機関や評論家やその他の著名人によってTwitter上で使用されることが多く、ICYMIは、すでに発信されたメディア記事や以前ほど新鮮ではないメディア記事を引用するのに振りまかれる。また、重要なニュースの核心やニュースフィードの中に埋もれてしまった事実を強調する場合にも使用される。

例: “ICYMI, this article on @thenextweb has a #winning article.”

+1 – 隣接したソーシャルネットワークGoogle+から波及した+1は、Facebookの“いいね！”に相当する。通常、素早い+1は、ある言及やメッセージが評価されているもしくは宣伝されているという主張としてリツイートに貼られる。

例: “+1. RT @lhockenson: I really loved that article on @thenextweb! #winning”

H/T – もしくは“HT”と書かれるこの省略形は、特に“hat tip（脱帽）”を意味し、Twitter上での賛同の一般的な形式でもある。+1と同様のやり方で使われることもあるが、H/Tは他のソーシャルメディアウェブサイト上の何かについて触れたり記事を見つけたりすることを他のユーザーに勧めるのにも使用される。

例: “Everyone should read this #winning article on @thenextweb. H/T @lhockenson”

TL;DR – もう一つのボキャブラリの波及、TL;DRはRedditから始まり、“Too long; didn’t read（長すぎて読まなかった）”を意味する。つまり、非常に長い投稿の1行の要約をウェブサイト上のユーザーに提供する。Twitterでは、TL;DRは、ずっと長いコンセプトを140文字に合成するために使用されることが多く、通常は参考資料へのリンクが付いている。

例: “TL;DR: This article on @thenextweb is #winning”

| – 合理化というより清潔感のために使われ、｜シンボルの使用は発言やツイートのパーティションを示すためだけのものだ。ユーザーはそれを自分自身のコメントと記事や他のユーザーのメッセージを区別したり、新しい意見を繰り返し言うために利用することが多い。それは、リツイートを表す異なる方法でもあり、通常は“via”という言葉を使った参照が付く。

例: “This article is so #winning . | https://www.thenextweb.com via @thenextweb.”

SMH – 恐らく最も興味深い省略形であるSMHは、“shaking my head（頭を振る）”の短縮だ。その比較的不吉な意味が原因で、SMHはより言葉数の多い様々な感情―混乱、失望、楽しみ―の代わりに使われる。さらに、SMHは、リツイートに対するコメントをしたり、リンクを引用したりする独立したフレーズとしても使用され、ふさわしい感情を備えたとても合理化されたメッセージを導く。

例: “Why is everyone still using #winning? It’s not relevant anymore. SMH.”

画像クレジット: Andrew Money

この記事は、The Next Webに掲載された「The complete guide to Twitter’s language and acronyms」を翻訳した内容です。

初心者編はともかく、ベテラン編までは半分くらいついていけましたが、最後に至ってはほとんど知りませんでした。。。というか、今まで目にしていても無視していた気がします。これらの用語を理解しておけば、英語のツイートの理解もさらに深まること間違いなし？ — SEO Japan [G+]