先月、オースチンの街をSXSW(註:毎年行われているネットを活用することでも有名な音楽イベント)。の仲間達と歩いていた時、誰かが私にポップミュージックを例えにした次のコピーブロガーの記事はいつなのかと聞いてきた。
「どんなのがいいか?」 と私が尋ねると、
「デペッシュ・モードの曲は無理だよな」 と彼が挑戦してきたので、
「もちろんできるさ」と私はすかさず返し、
「あの黒ずくめの衣装の奴らだぜ!」と彼は言った。
さて、テキサス州オースチンの素晴らしい街の景観について語るのではなく、世界で最も人気の高いエレクトロニックバンド、デペッシュ・モードが教えてくれる効果的なオンラインマーケティングの手法について話すことにしよう。
目次
People are people (人は皆、人)
So why should it be (それなのになぜ)
You and I should get (あなたと私は)
Along so awfully (仲が悪くなければいけないのか)
オンライン市場で成功はしたいけれど、人間心理的なことには関わりたくないって?でも、悪いが、基本的に全てはそこにかかっている。人を動かすものは何かを理解してそれに沿って進めること、それが一番うまくいくのだ。さらに、社会心理学を勉強すればソーシャルメディア的なものの意味も分かるようになる。
I’m taking a ride with my best friend (僕は親友と一緒にいる)
I hope he never let’s me down again (もう二度と彼が僕をがっかりさせないことを願って)
He promises me I’m as safe as houses (彼は約束した、僕はとても安全だって)
As long as I remember who’s wearing the trousers (主導権を握っているのは誰かってことを覚えている限りは)
麻薬中毒について歌っている曲が、マーケティングについてあなたに教えてくれること。誰が本当はその関係をコントロールしているのか?それは、あなたのビジネスで威張っている人、客だ。うまくいっている時は図に乗ってそのことを忘れてしまうから、あなたはひどい二日酔いに直面するのだ。
I’m always willing to learn (私はいつだって学ぶ意思がある)
When you’ve got something to teach (あなたが何か教えてくれるとき)
And I’ll make it all worthwhile (そのすべてを価値のあるものにする)
I’ll make your heart smile (あなたの心を笑顔にしてあげる)
これは、効果的なオンラインマーケティングの最も直観に反した側面である。売り込みをするのを止めて、教えることを始めるのだ。オーソリーティを築くには、コンテンツマーケティングほど効果的なものはない。そして実際に売る時になったら、あなたがやるべきことの大部分がすでに完了していることに気がつくだろう。
Someone to hear your prayers (あなたの祈りを聞く者)
Someone who cares (気にかける者)
Someone who’s there (そこにいる者)
デペッシュ・モードの歌詞を担当しているマーティン・ゴアは、Personal Jesusをプリシラ・プレスリーの著書Elvis and Meを読んだ後に書いた。ゴアは、「これは誰か他の人の神になることについて書いた歌だ。誰かあなたのことを大切に思い、希望を与えてくれる人のね」と言っている。限りなく閉ざされた部族的な世界では、人はマーケッターではなく、リーダーを求める。あなたが大切な人は誰で、どうやったらその人たちを助けることができるのだろうか?
The grabbing hands (つかんでいる手)
Grab all they can (全力でつかんで)
All for themselves, after all (結局すべては彼らのため)
It’s a competitive world (ここは競争社会だ)
Everything counts in large amounts (どんなことにも意味がある、大量に)
明るいことばかりではない。憎む人は、あなたを傷つけてでも自分の名声を得ようとする。恋人や友達はお金に酔いしれ、同僚はあなたの製品を分解して真似をする。どんな分野にもこれはつきものなのだ。
確かにEverything Counts の歌詞はちょっと皮肉的だ。しかし、カリフォルニアのローズボールで歌われたライブバージョンは、これまでレコードされた中で最も歓喜に満ち溢れたファンとの相互作用のあるデモンストレーションになっている。
最後にこの曲の動画を見てみよう。人々が本当に求めているのは本物の経験だということを覚えておいて欲しい。特に4:10以降に注目して見ると、デヴィッド・ガーンが観衆の称賛を無視して、彼らが主役になるように働きかけているのが分かる。これこそが効果的なマーケティングなのだ。
この記事は、Copybloggerに掲載された「5 Things Depeche Mode Can Teach You About Effective Online Marketing」を翻訳した内容です。
なるほど、こういう展開でした。。。 深いと言えば深いですし、浅いと言えば浅いですね 笑 しかしこのパターンはリンクベイトの手法として十分にアリですね。日本でも80年代歌謡曲からAKB48まで色々バリエーションありそうです。ここはあえて「演歌に学ぶ日本人に響くネットマーケティング5つの掟」辺りまでチャレンジしても良いかもですね。音楽問わず、映画でもテレビ番組でもマンガのキャラクターでも何でもありな手法ですけどね。確かに、たまにそういう記事って日本でもありますよ。何か今度書いてみようかな。。。その前に真面目な記事書けって感じですが。
。。。しかしコメント書いている間にPeople are Peopleのビデオ、5回位聴き直してしまいました!さらにWikipediaによるとヨーロッパでは現役バリバリのようですね。「世界で約9,100万枚のシングル・アルバムを売り上げた記録を持つ、ニュー・ウェイヴのロング・ランナーであり、最大級の成功者」「2006年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードの最優秀グループ賞を得るなど、欧米での評価と人気は健在」だそうです。ファンの方、失礼しました~m(_ _)m — SEO Japan
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