もちろん、優れたコンテンツを作ることは私たちをハッピーな気持ちにしてくれる。しかし、実際にそれで顧客を獲得することはできるのだろうか?
通常のブロガーのアプローチを取るならば、そうとは言えない。質の高いものを作ったからというだけで、お金が空から降ってくることはないのだ。私たちは、いくらかの時間と考えと計画をコンテンツマーケティング方程式のマーケティング側に入れ込む必要があるのだ。
そしてそれは、異なるタイプのコンテンツが大きな説得のサイクルにどのように貢献するのかについて考える必要があるということを意味する。
以前、全てのコンテンツが美味しいクッキー、つまり、読者への消費のお礼である必要があるということを話した。
では、どうすれば新しい顧客を引き付けてあなたを見つけもらうことができるだろう?それにはクッキーよりも大きくて刺激的な何かが必要だ。
誕生日ケーキが必要なのだ。
言いかえれば、面白くて、特別に感じる、美味しい1つのコンテンツだ。(優れた見出しもあれば痛いとこなしだ。)
それだけでなく、あなたが自分の社員のことを分かっていて、やりがいのある問題を解決するということを見込み客に示さなければならない。そうしないと、彼らはあなたのコンテンツをガツガツと食べて楽しむだけで、わざわざもう一度戻ってはこないかもしれない。
白書、特別レポート、幅広い個別指導、マニフェスト、動画などは全て豪華な誕生日ケーキになる。(もっとアイディアが欲しければ、ここで見つけることが出来る。)
通俗の信念に反して、あなたは誕生日ケーキのコンテンツ内にマーケティングのメッセージが欲しいところだ。しかし、それは口当たりのいいほのかなメッセージでなければならない。ここで取引を成立させるわけではなない・・・誕生日ケーキは単なる会話の始まりにすぎないのだ。
問題を提起する。痛いところをつつき、それを後のコンテンツ内で対処する。困難を解決するストーリーを伝える。しかし、それはほんのわずかに。このコンテンツの目的は、あなたからの明白な販売メッセージを聞く前に読者を受容的な心理状態にしておくことである。
あなたが提供するものに対する興味と欲望を作り出しつつも、あなたがどのようにして読者が抱えている問題を解決して彼らの生活を素晴らしいものにするのかについては話し過ぎないようにするのだ。
誕生日ケーキが説得力のあるものならば、読者は答えを見つけるために話を聞き続けるはずだ。
では、どうやってその誕生日ケーキを新しい読者の前に差し出すのか?共有したいと思うほど優れたものにすることだ。リンク、ブックマーク、リツイート、友人へのメールをするほど良いものではないのなら、十分ではないということ。努力し続けるか、あなたのために特別なものを作ってくれるコンテンツの専門家に協力してもらうかだ。
優れたブロガーは見事に注目を集めることができるが、時々私たちはそれをどうすればいいのか分かるのに苦労することがある。
その答えとは、ブログや自動配信メールを使って新しい読者に説得力のあるメッセージを配信し続けることだ。
ここでコンテンツマーケティングの基本を使い、商売関係を築き始めるのだ。言うまでもないが、質の高いものも配信する。販売する以上に教えたり楽しませたりする。隠喩やリズムや生き生きとした言葉を使って歌うような文章を書く。
しかし、単なるファンではなく購入者となる読者を作るためには、Copybloggerで教えているテクニックも使うこと。自分が持っているコピーライティングのあらゆる手段を招集し、文章にもっと説得力のある要素を付与するのだ。
あなたはこの時点ではまだ販売活動に気付かれないままでいる。特にコンテンツの配信にブログを使用している場合は。この段階では、あなたは自分の主張を確立し、信用を築き、読者の願望の度合いを高めているのだ。
注文を受ける準備ができた時、忠実なファンに巧みに作られたランディングページを送ろう。そのページには魅力的なオファーと明白で直接的な行動喚起を載せ、最も率直な売り込みをするのだ。
効果的なランディングページを書くことには絶対に技が要るが、あなたが読者に賢いコンテンツ戦略を事前に入れ込んでおけば、ランディングページにはそんなに大変な仕事はほとんどない。
コンテンツマーケティングは、私たちグループの最も重要なツールなのだ。実際、それはこのグループを定義するツールである。それをマスターすれば、ゲームはあなたのものだ。
残りのコンテンツマーケティングシリーズも是非読んで欲しい。次は、1人のブロガーがどのようにして鋭く不機嫌なコンテンツを高収益のビジネスに変えたのかを示したインタビューだ。
この記事は、CopyBloggerに掲載された「How to Use Content to Find Customers」を翻訳した内容です。
注目をひいて集めたユーザーを顧客に変える。たったそれだけのことなんですけど、実際にやろうとすると既存の検索マーケティングとは全く違う次元の才能が求められることかもしれません。手法は多々あると思いますが、ここに書かれている基本のプロセスを徹底的に理解した上で試行錯誤しながら取り組んでいくしかないのかな、と思います。 — SEO Japan
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