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Bingは偽の疑いがあるサイトや、検索者に有害で危険性のあるサイトに対し、検索者が該当のサイトを閲覧する前に警告文を表示するようにすると発表した。対象となるサイトは、薬を販売しているサイトとなる。
Bingによれば、FDA(Food and Drug Administration:食品医薬品局)が発表している、”インターネットにおける薬事に関する警告文“のリストを参照しているとのことで、リストがアップデートされれば、Bingが使用する内容もアップデートするとのことだ。
Bingが表示する警告文は、下記のような内容であるようだ。
警告!
FDAはこのサイト(もしくは関連サイト)に対し警告文を送付しています。安全性が確認されていない薬を販売している可能性があります。
我々は他の検索結果に行かれることを推奨します。もしくは、こちらのサイトを確認して下さい。
オンライン上で安全に購入するための情報は、こちらに記載しています。
私は[cheap viagra(安い バイアグラ)]というワードでBingで検索し、怪しく見えるサイトを複数確認してみた。しかし、上記の警告文は確認できなかった。おそらく、まだ完全にリリースはされていないのだろうが、すぐに対応されると考えている。
Bingは、また、以下の内容を公表している。
”安全性の確認がとれていない、偽、または違法な薬をオンライン上で購入することにより、多くの人々に重大な被害を与える可能性がある場合、Bingはユーザーが確かな情報に基づく決定をする手助けをしたいと考えています。この目的のため、我々はBing.com上で新しい警告文を表示することを決定しました。この警告文により、安全性の確認が取れていないオンライン上のドラッグストアを訪問する危険性を、ユーザーにお知らせしたいと思います。”
もしあなたが薬を販売するサイトを運営しており、誤って警告文が表示されていれば、FDAのリストを確認するべきだ。リスト内にあなたのサイトが記載されていれば、FDAのインターネット・ファーマシー・タスクフォース(オンライン上の薬事の担当部署)に連絡をいれよう。FDAのリストに含まれていない場合は、Bingライセンスページ経由でBingに連絡を取ろう。
この件に関するWebmasterWorldのスレッドはこちら。
この記事は、Search Engine Roundtableに掲載された「Bing To Warn Searchers Of Fake Pharmacy Web Sites Via FDA」を翻訳した内容です。
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