自分のためであろうが、クライアントのためであろうが、リンクを構築するなら、被リンクをホームページだけでなく、重要なサブページにも入手する必要がある。適切なSEOの規則を考慮しながらサイトを構築してきたなら(そして、アップデートしてきたなら)、被リンクに値する素晴らしいサブページを持っている可能性は高いだろう。
実際に、既にサブページに質の高い被リンクが寄せられているサイトもあるだろう。しかし、各種のサイトを見てきた私の経験から言わせてもらえば、意図を持ってディープリンクの取り組みを行う必要がまだまだあるはずだ。多くのウェブサイトは別のサイトを引用する際に単純にホームページにリンクを張る。そのホームページがリンクを張る目的において最も適切な場所かどうかは考慮していない。最適なアプローチを知らなかったからかもしれないし、ただ単に面倒臭かったからかもしれない。
ユーザーが別のサイトのリンクを通して訪問したからと言って、必ずしも彼らがサイトを訪問する原因となった情報をさらに探すとは限らない。しかし、「子供用の黒板カレンダー」と言うアンカーテキストのリンクをユーザーがクリックした場合、ホームページに行って、製品を探さなければならない状況は避けたいはずだ。迷惑な話である。また、リンクをクリックして、アンカーテキストがコンテンツ内に見当たらないページに辿りついたら、私ならがっかりする。そして、大抵の場合、すぐにその場を立ち去るだろう。
オーガニックなリンクの成長は、ランダムに発生する。そのため、サイトに複数の良質なページがあるなら、至るところに散らばるそれらのページにリンクを張るべきである。
そのため、たった1ページのスカのページがあっても、メインのナビゲーションを乱すことはないだろう。このページに良質なコンテンツが用意されているなら、スカの検索でランキングを獲得することが出来る可能性もあるが、関連するサイトの良質なディープリンク経由の方が、的の絞れたトラフィックを手に入れることが出来るはずだ(被リンクが幾つかあればランキングも遥かに高くなるはずだ!)。
まず、既存のディープリンクにおける状況を把握していないなら、簡単な分析を実施しよう:
現在、何本の被リンクを持っているだろうか?そのうち何本がホームページに行き、何本がサブページに寄せられているのだろうか?何か手を打つ必要はあるだろうか?分析結果に満足しているならこれ以上読み進める必要はない。しかし、不満ならば、読み進めてもらいたい。
次に、売り込みたいサブページを特定しよう。この作業には少し時間がかかる。詳細を見ておきたいポイントは以下の通りだ:
そして最後に、ウェブをサーフして、リンクを手に入れよう!
ちはみに、どんなリンク構築戦略を策定しようとも、必ず以下の2つのアドバイスを念頭に置いて実行しよう:
当たり前のことだが、ホームページのリンクをすべてのサブページに置くことは出来ない。そのため、最も重要なページを幾つか選ばなければならないのだ。テクノロジーの知識に自信がなく、大規模な変更は避けたいなら、ホームページのリンク(もしくは内部のサイトワイドリンク)を、本当に重要かどうか分からないようなサブページに載せるためだけに、大幅にナビゲーションをいじるべきではない。
サブページの中には、SERPに姿を現すことが出来ないページもあるだろう。しかし、このようなページは、単純に被リンクのデータおよびランキングを改善させる上で、ディープリンクを張る価値があるかもしれない。しかし、二度と戻ってこないほどユーザーをがっかりさせてしまうリスクも伴う。その価値があるか否かを判断するのは皆さんである。
この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドの意見を反映しているわけではない。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「5 Reasons To Make Sure You’re Deep Linking」を翻訳した内容です。
This article on Link Building: General first appeared on Search Engine Land.
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サブページの重要性で良く言われるのが「トップページだけにリンクが集まったサイトは不自然でペナルティを受ける可能性がある」と言う話ですが、トップページだけで成り立っているようなウィジェット配布サイトが難関ワードで上位表示していたりするのを見ると、どうなんだろう、、、とか思うこともあるのですが、上の記事を読めば納得できますが、ペナルティ対策以上に、実際のサブページのリンクを集めることが集客の新たな経路を作ることにもなり、ユーザービリティや離脱率改善にもなり、ロングテール対応にもなるわけですね。
トップページ、ビッグワードでのSEOだけに取り組んでいるだけでは、(例えビッグワードでYahoo!&Google1位だったとしても)、SEOの本質&潜在顧客の集客機会に気付けないままかもしれません。もちろんペナルティ対策のため「だけ」にサブページの被リンク対策に取り組むのも、また本質では無いでしょうし、逆にサブページの被リンク対策にはサイトを成功に導く大きな可能性が眠っているかもしれません。 — SEO Japan
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