Googleは、ウェブ検索の結果に、ウェブサイトの表示速度が影響を及ぼすシグナルとなったことを公式に発表した。表示速度自体がランキング自体に大きな影響を与えることはないようだが、Googleは、検索結果で上位表示を目指すのであればサイトの表示速度を改善することをウェブマスターに薦めている。ただしこれはGoogle.comにのみ現状、影響があるようだ。またサイトの表示速度は、ウェブ上のリクエストに対するウェブサイトの反応速度、とGoogleは定義している。
Googleは、サイトの表示速度が重要であることに2つの理由を挙げている。1つはユーザーの体験と満足度を向上させること、また1つはオペレーションコストが低くなることだそうだ。
検索結果に表示されるウェブサイトの表示速度を測定する方法は色々あるようだが、その具体的な方法に関してはGoogleは開示していない。
ウェブサイトの表示速度を評価したい時は、Googleのウェブマスターセントラルブログで紹介されているように下記のツールが利用できる :
この記事は、Search Engine Journalに掲載されたArnold Zafraによる「Google Officially Counts Site Speed for Web Search Ranking」を翻訳した内容です。
ついにこの日がやってきましたね!実際のランキングへの影響度はそれ程無いとは思うのですが、、、ただ表示速度がかなり遅いにも関わらず上位表示されているようなサイトは順位下落の可能性があるのかもしれません。
ただ、Google.comしかまだ影響が無い、と言う記事だったので元々のGoogleのブログを見た所、現状ではGoogle.com限定、かつ英語の検索限定のようですね。日本語サイトのSEOの場合、今回の順位への影響をまずは英語圏で見られると言うことですかね。対応すべきかどうか迷うレベルで微妙に遅いサイトなどはありがたいかもしれません?!
ちなみに元記事を読むと、Googleの調査によると、現状、検索クエリーの1%以下の結果でしかサイトの表示速度の影響を受けるケースはないようです。1%って結構バカにできない数字の気もしますが。さらに読むと、何度もテストを繰り返した後、実は既に数週間前にこの機能は実装されていたようですね 汗 妙な順位変動の噂は余り聞いていませんでしたけど、このリリースが出た後に英語圏のウェブマスターの反応にしばらくは注目したい所です。順位が上がらないことを「表示速度のせい(=サイトやサーバーのせい)」にするSEO会社が出そうですが・・・汗 — SEO Japan
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