SMXが今週ロンドンで行われ、マーケティング・ピルグリムのライター、ガレス・デービス氏が出席し、今年の講演の中で目立った13個の名セリフを記録してくれた。それでは順番に挙げていく。
1. ページのスピードがなぜ重要なのだろうか?
「なぜなら、グーグルは「ウェブをスピードアップさせよう」と宣言しているからだ。
リチャード・バクスター氏 – SEO ガジェット
2. ツイッターでの広告
「まったくターゲットを絞っていないプロモーティドツイート…8万ドルが1日で飛ぶ!」
マーティン・マクドナルド氏 – OMD グループ
3. ビング
「ビングは広範なマッチングでは役に立たない。ビングが、グーグルのように幅広くマッチする類義語を認識するなどとは思わない方がいい。」
ダニエル・ルビー氏 – チティカ
4. フェイスブック
「フェイスブックはフェイスブックにユーザーを留めておくために存在する … フェイスブックがうわべだけ支持するのはビングだけだ。」
ダニエル・ルビー氏 – チティカ
5. ビング/ヤフー!のトラフィック
「グーグル UKのトラフィックと比べると、私達のサイトの一部のヤフーとビングのトラフィックは取るに足らない規模だ。」
ジル・ライシュ氏 – Answers.com
6. キーワードのターゲッティング
「94%の検索がロングテールである。検索テールのヘッドばかりに焦点を絞っているなら、大半のトラフィックを見失っていることになる。」
ケビン・ギボンズ氏 – SEOptimise
7. ツイッターのトラフィック
「ディグのトラフィックはかつて1日に2万~3万に達していた。ツイッターは遥かに優れたリファラーになり得るポテンシャルを秘めており、1日最高で7万~8万のビジターをもたらす。」
パトリック・アルトフト氏 – Branded3
8. コンテンツは質が高くなければいけないのか?
「リンクベイトの実行はとても重要だ。平均レベルのコンテンツでも割と効果は高い。」
ピート・ウェイルズ氏 – ストラテジー・インターネット・マーケティング
9. グーグルはどこにユーザーを送りたいのか?
「グーグルは、営利目的のウェブサイトにユーザーが到達する前に、コンバートさせたいと願っている。グーグルは、グーグルプロダクト検索を地域に特化されており、グーグルプレイスのページから直接ホテルの部屋を予約することさえ出来る。」
デビッド・ミーム氏 – ゲットリスティド.org
10. グーグルのアルゴリズム
「だいたい年間で300-500のアップデートがグーグルのアルゴリズムで行われている。」
マックス・トーマス氏 – サンダー SEO
11. ユーザーエンゲージメント
「マット・カッツ氏は、ユーザーがまったく関わっていないURLをたくさん持っているなら、ウェブサイトから削除するか、インデックスを回避させるべきだと述べていた。」
マックス・トーマス氏 – サンダー SEO
12. SEO業者に対するとっておきのアドバイスは?
「これは10年ほど前に発表したアイデアである。とても効果の高い戦略だ…史上最高のSEO戦略と言っても過言ではない。そして、非常にシンプルである。“検索エンジンのために最適化をしてはいけない”。ユーザーに焦点を絞り、エンジンに先を越されないようにするのだ。現在、そして、今後もこれ以上のSEO戦略を提供することは私には出来ない。」
ミッケル・デミブ・スベンソン氏 – deMib
13. リンクトインでの広告
「無理してでも広告を行おう…ネガティブなコール・トゥ・アクションを行い、最後はオーガニックで締める。」
メアリー・モルド氏 – エイムクリアー
この記事を書いたガレス・デービスは、2002年からSEO業界で活躍しており、SEOサービスの代理店 GSINC Ltdでディレクターを務めている。また、クライアントに対応するだけでなく、ウェブ小売グループのセイフバイのコンサルタントを務め、そして、ニュースレターのEコマースマンスリーの編集も行っている。ツイッターでフォローするなら、ハンドルネーム @GarethGSINCを探そう。
この記事は、Marketing Pilgrimに掲載された「13 Quotes of Note From SMX London」を翻訳した内容です。
Advancedの割に意外とまともというか普通すぎる発言ばかりでしたね。業界である程度仕事をしている人なら、一読して、まぁそれなりに納得できるかな、というような内容でした。他の記事でもう少し濃い話を紹介したいと思います! — SEO Japan
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