あのKit Katがシンガポールでソーシャルメディア・ブレイク中な話

公開日:2012/05/22

最終更新日:2024/02/17

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Kit Katといえば日本でも受験生の験担ぎでお馴染み(まだそうなのでしょうか?)のチョコレート菓子です。世界最大の食品メーカー「ネスレ」が製造販売元だけに世界各地で人気のこのお菓子、なんと最近シンガポールでソーシャルメディアを使ったキャンペーンを展開中でちょっとした話題になっているということで、その内容を早速ご紹介。 — SEO Japan

Kit Katは、その“ギブ・ミー・ブレイク”のスローガンで有名だが、今彼らは、シンガポールにいるファンに待ち望んでいたソーシャルメディアからのブレイクを提供するためにそれを使用している。

Kit Kat Social Breakウェブサイトによると、中国、シンガポール、アメリカの19歳~26歳の50%が、ソーシャルメディアを継続することは時間の無駄でストレスになると言っているのだ。彼らは、ソーシャルメディア・メッセージに直ちに返答しなければ罪悪感を感じ、絶え間なく続くコンタクトの中にいることにプレッシャーを感じると言っている。

解決策?それがKit KatのSocial Breakウィジェットだ。このウィジェットは、ユーザーがFacebook、Twitter、LinkedInの最新動向を把握するのを手助けする。Facebookの部分では、自分の名前がタグ付けされた写真や近況に自動的に“いいね!”をする。Twitterヘルパーは、リストからランダムに選んだ関連する反応でツイートに自動返信する。LinkedInヘルパーは、あなたのコンタクトが共有した投稿を自動的に共有する。宣伝文句:これであなたは何一つしなくても知的に思われることが可能だ。

このコンセプトは、Kit Katのチョコレートバーを売り込むことが全てであるが、かなり素晴らしい。私たちはみんなソーシャルメディアの依存症になっているが、特に中国が著しい。Nestleが言うには、中国からの回答の91%が、過去6か月間でソーシャルメディアに訪問したと答えている。これはアメリカの67%と日本の30%と比較すると明らかに突出している。

ソーシャルメディアの使用は、ふさわしくない時間にも忍び込んでいる。

これらの数字を見ると、Kit Kat Social Breakはあなたの健全さを保つこと以上にあなたの人間関係を救うのかもしれないと思った。

このキャンペーンが成功したら、この会社は中国の“国産の”ソーシャルネットワークに拡大して、より関連した自動返答のために人工知能を追加する計画をしている。現在、このクリエイティブなチームは、最も重要なことは“友達のおじいさんが死んだニュースに軽々しいことを投稿することのように、不適切な返答で怒りや恥を引き起こすことを避けること”だと言っている。

うん、良い考えだ。さあ、そのKit Katバーを一かけら私に割ってくれ。


この記事は、Marketing Pilgrimに掲載された「Kit Kat Offers Fans in Singapore a Social Media Break」を翻訳した内容です。

いわゆるソーシャルと連携したデスクトップガジェットといった感じでしょうか。サイトはかなり地味ですが、アイデアは元々のKit Katのコンセプトとつながっているだけに、「ナルホド!」という感じですね。どうせなら日本のキットカットでこのアイデアをさらに発展させた面白キャンペーン(って書くとふざけてますか)をやってみてほしいところです。

しかしアンケート調査の回答で、恋人とデート中に13%、ベッドにいる時に11%(何しているかはともかく)、いちゃいちゃしている時に7%がソーシャルメディアにアクセスしたことがある、と答えていたのには思わず笑ってしまいました。ま、同じいちゃいちゃでも成りたてホヤホヤとマンネリ気味のカップルじゃいちゃいちゃ度も違うでしょうけど。。。 — SEO Japan [G+]

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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