私は、カリフォルニアにある会社のために家から仕事をしている自分をとても運が良いと思っている。あなたの想像の通り、遠隔地から仕事をすることにはたくさんの特典がある。しかし、この数週間にわたって、私は、自宅やホテルでのむらのあるインターネットコネクションや私が行ったカンファレンスのWiFiの対応に苦労したため、ウェブ・ワーカー・ブルーが大きくなったのだ。私は、昨日、ケーブルの修理工がやって来てコネクションを修正するのを待っていた時に、ウェブベース・ワーカーであることの良い点と悪い点をリスト化してみた。
良い点: どこでも仕事をすることができる
ウェブベースであるということは、自宅はもちろん地元のコーヒーショップからでも仕事ができることを意味する。もしも自分のケーブルが機能しなくなったら、スターバックスや図書館に行くことができる。さらには、息子の習い事が終わるのを待つ間に仕事をすることだってできるのだ。なぜなら、それらの多くが親のためにWiFiを提供しているからだ。インターネットに接続していないときは、スマートフォンを介してTetherを使って接続することができる。私は出張によく行くし、ホットスポットを見つけることが超重要であるため、これが役に立っている。
悪い点: インターネット接続次第である
スターバックスでさえもインターネットの問題はあるし、Tetherは時々遅い。家のインターネット接続がダウンした時に、Tetherにも入れず、スターバックスと図書館にも問題があるということが何回もあった。安定したインターネット接続がなければ私は失敗するし、失敗することさえできない。私には仕事があり、締め切りがあり、停電など許されないことなのだ。(しかし、正直言うと、停電を歓迎したい時もある。)
良い点: どこでも働くことができる
私は、どこでも仕事ができるという点を気に入っている。もし私が家族との時間を延長したり、休暇を取ったりしても、ノートパソコンを持って行って仕事を終わらせることができる。私はフレキシブルな生活を送っているのだ。それはつまり、公園で書くこともできるし、ビーチでメールに返信したり、裏庭のデッキから電話をかけることができることを意味する。さらに、従来のオフィスへの通勤がないことは、ガソリンと私の健全さを節約する。
悪い点: どこでも働くことができない
技術的には、私はどこでも働くことができる。本当のところは、できないのだ。一人でいるか、自分の周りの人たちもみんな仕事をしているのでない限り、私はいとも簡単に気が散ってしまうのだ。外は太陽がまぶしすぎるし、休暇の間はスポーツや家族の行事などのアクティビティが多すぎる。やってはみるものの、遠隔地から仕事をすることは、私から集中力を失わせる結果となる。みんながなんと言おうと、あなたは、休暇中や週末の大家族の集まりの間に常に働いていることはできないのだ。
良い点: 同僚と連絡を取り合うためのウェブベースのツール
インターネットの美しさは、自分のチームに簡単にアクセスすることを可能にするということだ。Eメール、Skype、電話、Dropboxが、私に連絡を取り続けるためのツールを提供する。2つ先のパーティションで区切った部屋にいるオフィスワーカーが得るような迅速な回答を私が常に得ることはないかもしれないが、もしウェブがなかったら、私は自分の仕事を効率的にできなかっただろう。私の仕事は、チームとのコミュニケーションがたくさん必要なのだ。
悪い点: Eメール
たくさんのコミュニケーションは、たくさんのEメールを必要とする。毎日私の受信箱は、同僚や質問やコメントのある人たちからの数百ものメールでいっぱいだ。私は喜んで力を貸すし、なるべく全員に返信するが、それには多くの時間がかかる。Eメール(特に、あの恐ろしい“全員に返信”)は、毎日積み重なっていくため、私はこんなにたくさんのメールがなくても効果的にコミュニケーションを取れる解決策を見つける必要がある。
良い点: ドレスコードがない
前にも聞いたことがあるだろう―ウェブベース/在宅のワーカーは、自分が望めばパジャマ姿で働くことだってできる。これは本当のことだ。私たちはかなりカジュアルなライフスタイルを持っている。それは、洋服や靴にかけるお金を節約するし、会議やカンファレンスにいるのでない限りはスーツやビジネスカジュアルのことを心配する必要がないのだ。ジーンズは私の普段のユニフォームで、これが私をより生産的にしていると感じている。
悪い点: ドレスコードがない
“ジーンズが私の普段のユニフォーム”だと言ったことに気が付いただろうか?それは、私にあまりにカジュアルすぎるものがあると感じているからだ。私はパジャマやスウェットから着替えた時の方がよく働く。服装があまりにカジュアルすぎると、思考もカジュアルになりすぎる。着替えることが、家と仕事の境界線を分ける。さらに、私は自分を取り戻したいのだ。一日中ぼんくらのように見える格好で歩き回るのは気がめいる。もし私が汚かったら、私は汚さを感じるし、それによって気が散るのだ。だから私は、自分を適切な思考状態にするために、毎日シャワーを浴びて、着替えて、髪を整える。
良い点: 一日中オンラインにいることで怒られることがない
私がオフィスで働いていたときは、私の仕事はインターネットが本当に必要なものではなかったため、オンラインになるにはきちんとした理由が必要だった。今では、私は思う存分ネットサーフィンをすることができる。たとえ仕事ではないとしても、私がツイートしたければ、ツイートするし、Facebookで“Hi”と言いたければ言うし、情報を見たければ、上司が肩越しから見ているかどうかを気にすることなくそうすることができる。実際には、私の上司もたぶんオンラインにいるのだが。
悪い点: 気を散らすものがたくさん
インターネットは気を散らすものだ。たとえ仕事で必要としているとしても、私はもっと多くの仕事を終わらせることができるように意図的にシャットダウンすることがよくある。私は、1日中オンラインにとどまっていることができるウェブベースのワーカーをあまり多く知らない(仕事目的は除く)。なぜなら、ウェブ、ソーシャルネットワーク、音楽、コネクションは一日中叫んでいるのだ。一日中だ。この理由から、私は、ウェブベースそして在宅のワーカーは、極めて集中していなければならないと思うのだ。仕事と関係のないことで1日をオンラインで無駄に過ごすことは簡単だ。
私は、ウェブベースの仕事を持つことの5つの良い点と悪い点を挙げただけだ。あなたもウェブベースのワーカーだろうか?この手の仕事のプラス面とマイネス面についてあなたはどう感じているだろうか?
この記事は、Kommeinに掲載された「Top 5 Pros and Cons of Being a Web Based Worker」を翻訳した内容です。
原文はあくまで「ウェブベースワーカー」でノマドという言葉は一言も出てこないのですが、最近日本でノマドの話題が盛り上がっているようですし正確な定義の人次第のようなので勝手にノマドと付けてしまいました m(_ _)m 私も最近は半分時間と場所を無視した仕事の仕方をしていますが、書いてあることは両面共にほぼ納得できました。ネット接続は日本にいると余り困ることはないのですが、アメリカは意外とホテルでもネット接続でトラぶることが多いですし、スピードもかなり遅いですからね。ネット先進国と思って油断して行くと痛い目に会うこともあります。東京はもちろん日本の主要都市や香港やシンガポールのような都市国家的な場所ならかなり快適とは思います。日本でノマドというと私のイメージかもだけですが、何故か「カフェでPC出して仕事をしている」どこかオシャレっぽいスタイルが思い浮かんでしまうのですが、気が散る性格の私には絶対無理ですね。仕事の合間に一息ついて変なサイト見たりとかもできないですし 汗 時間や会社に束縛されないライフスタイルとして憧れを持たれている側面もあるのかもですが、そもそもネットに繋がったPC持って外うろついてる時点で時間的には相当束縛されているとも思うのですが、どうなんでしょうか。って、もてない引き籠りノマドの恨み節でした。
ちなみに記事にあったドレスコードの話は、ちょっと納得でした。服装が全てとはいいませんが、きちんとした服に着替えることで意識もリセットできたりしますし。ノマドというか家で仕事をする場合は、この辺の意識の切り替えが難しいといい加減な性格の私は痛感すること多しです。
日本でこういったワークスタイルが普及していくのかどうかは分かりませんが、さて皆さんはどう思われたでしょうか? — SEO Japan
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