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ページネーションとは、Web制作において長くなりすぎたページを分割する方法のことです。内容の多いページを複数のWebページに分割し、各ページへのリンクを並べてアクセスしやすくすることで、ユーザーが使いやすくなるために設置されます。長くなりすぎたページを分割することで読みやすさやUXの向上が図られます。一般的な目安としては、情報量が10件を超えた場合や1記事の長さが5,000文字を超える場合にページネーションの設置が必要になります。
たとえばECサイトのカテゴリページで件数が大量にあるときや検索結果を表示するときなどに、適切にページを分けることでサイトが使いやすくなります。
ページネーションは、WebサイトのSEO効果を高めるために重要であり、① 回遊率やPV数の向上、② 目的の記事へのアクセス容易性やUXの向上、③ 文量の多いページの読了率向上といった3つの効果があります。
ページネーションにより訪問者は興味のあるページに簡単にアクセスでき、サイト内の回遊率やPV数が増えます。また、目的の記事を探しやすくすることでUX評価が向上し、読了率が高まります。これらの効果は、Googleのガイドラインでも重要視されています。
Googleは2019年3月21日に公式Twitterにて、rel=”next” と rel=”prev”についてはGoogle 検索でのサポートを終了したことを告知しました。
rel=”next” と rel=”prev”のサポート終了により、Googleがこのマークアップの記述を基に、他のページと繋がりがあると認識したり、1ページに評価を統合したりすることはありません。
ですが、Bingでは rel=”next” と rel=”prev”をサポートしています。
サポート終了したからと削除したり、特別にマークアップを変える必要はありません。
対象コンテンツにあわせて1ページに表示する量を最適化する必要があります。
ページネーションにおいては、単一の1ページにどれだけの内容を表示するかが重要です。
たとえばGoogleの検索結果は標準で1ページに10個ですが、これは上位10サイトほどがとくに重要だという考え方に基づきます。
これがショッピングサイトなどであれば、逆に10個では少なすぎて比較検討しにくいため、数十個を表示すべきでしょう。
ユーザー体験を考慮すると、対象となるコンテンツにあわせて適切な数量でのページネーションを行う必要があります。
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