2011年12月初め、私は現代のリンクベイトのその場しのぎのガイドなるものを書いた。まだ読んでいない人のために、ここにその概略を紹介しておこう:
これであなたはリンクベイトをよく把握した。次は、自分のサイトにリンクを築くことができるさらなる10の方法を見て行こう…あなたのリンク構築キャンペーンに活を入れるのだ。
目次
コンテンツを集めて共有することができる方法にはいくつか異なる方法がある。最初の方法は、最も古いものの1つだ:リンクは投稿記事がお好き。
大部分の人はTwitterやFacebookを通じてリンクを共有するため、今日では当たり前とは言えなくなったこれらの投稿記事は、基本的にあなたが1週間の間に読むベスト記事の総まとめの形をとり、それらを1つの記事の中で共有する。
コンテンツを集めて共有する別の基本的な方法は、単純にコンテンツをアグリゲートすることに専念したサイトを持つことだ。これは基本的にはDrudge Reportがやっていることだ。それはオリジナルコンテンツではないが、大抵は広範囲に及ぶ。これらのサイトは、ひとたび記事を最初に伝えると人気になる。
他の簡単で素晴らしい例は、Arts and Letters Dailyだ。リンク付きの2行で説明された3つの記事が日々配信される:
戦利品: コンテンツを集めて共有することは、あなたがどんな面白いものを共有できるのか見ることを期待する忠実なフォロワーを築くことになる。彼らが自分のオーディエンスにそのコンテンツを共有するため、あなたは自然にリンクを獲得するようになる。
これには少し時間がかかるが、素晴らしいトラフィックとオーソリティを生み出すハイクオリティなリンクをあなたのサイトにもたらすだろう。基本的に、あなたは、自分のサイトにトラフィックを送るビジネスまたはローカルサイトを獲得することができるありとあらゆる方法を考えたい。ここに、Aaron Wallが提供した短いリストがある:
アフィリエイトリンクのこととなると、あなたは必ずそのURLが無関係な文字を含まないようにしなければならない。さもないと、それらはカウントされないかもしれないのだ。
戦利品: ビジネスに関するリンクや地元サイトからのリンクを獲得することは、オーソリティのあるハイクオリティなリンクを手にする優れた方法で、Goolgeやその他の検索エンジンにあなたが信頼する価値があることを教えることができる。
自分のサイト上の記事へのリンクバックを築くもう一つの方法は、証言広告、ストーリー、意見を訴えかける作品を書くことだ。
例えば、あなたがプロが使用するブログツールについて記事を書いているとする。調査の間、あなたは影響力のあるブロガーや思想的指導者に接触し、彼らにお勧めを尋ねたいと考える。
あなたがシンプルに彼らのサイトにクレジットをバックすることを彼らに伝えれば、ほとんどの人が返答するだろう。そして、あなたは彼らの証言広告や意見を使用し、そのページが表に出たら彼らにメールで知らせるのだ。
戦利品: あなたが作ったページに彼らがリンクバックして自分たちのオーディエンスにそれを共有する可能性は高い。もしあなたが10人のブロガーの意見を共有すれば、そのうちの3人はリンクバックするだろう。それは大きな数字だ!
意見や証言広告を依頼する戦法のように、影響力のあるブロガーとのインタビューを要請することもまたあなたのサイトへのリンクバックを築くのに役立つ。
しかし、あなたはそれを正しくやらなければならない。
ブロガーは忙しいし、常にインタビューの要請に応えるわけではないかもしれない。彼らは自分の時間を守るために選り好みをするだろう。だからあなたは、ユニークなインタビューを提示する必要があるのだ…
戦利品: 有名ブロガーとのインタビューにこぎつけてそれを自分のサイトで公開することは、そのブロガーがそれについて触れたり、彼のオーディエンスがそれを共有し始めた時に、あなたのサイトにハイクオリティのリンクとして戻ってくることになる。
あなたのサイトのデザインは美しいだろうか?あなたのウェブサイトはCSSを使っているだろうか?もし使っていないなら、あなたは新しいCSSデザインを自分のサイトにオーダーすることができる。もしあなたがCSSを使った美しくデザインされたサイトを持っているなら、自分のサイトをBest Web Gallery、CSS Elite、CSS Maniaのようなギャラリーに登録することができる。
これらのギャラリーへの登録は、CSS Gallery Listを通して簡単にできる。20ドルで100のギャラリーに登録可能だ。もしくは、それぞれのギャラリーに行って手動で登録すれば無料だ。
戦利品: その恩恵は明らかである…もしあなたがこれらのギャラリーに受け入れられれば、自分のサイトにハイクオリティなリンクを獲得することになる。
競争は、オーディエンスとのアクティビティを生み出すには素晴らしい方法だ。エンゲージメントを増やすだけでなく、あなたのサイトに入って来るリンクの数も増える。
コンテストの計画は、リンクと交換に賞品を与えるような簡単なものから、参加者に1000語のエッセイを書く難しいものにまでなり得る。
もしくは、与えられたトピックに対する一番のデザインやアイディアを選ぶというのもありだ。
しかし、コンテストが終わったときにリンク構築を勧めることを止めないことだ。誰が明らかな勝者であるかを示し、もしできるなら全ての記事に書くのだ。各参加者は、もし自分のエントリがあなたのサイトに載っていたら自分のオーディエンスに共有するためにそれにリンクする可能性が高い。
戦利品: コンテスト実施の際は、必ず投票制にすること。この方法なら、参加者は自分のエントリについてブログを書き、自分のフォロワーが自分に投票するよう説得するためにあなたのウェブサイトにリンクするだろう。
もしあなたが高い順位を得たい用語で順位の高い競合相手がいるのなら、誰が彼らのサイトにリンクしているのかを調べる必要がある。
それは、それら全てを追跡つくし、スプレッドシートに記載し、ゆっくりとそれらのリンクを引きつける取り組みをすることを意味する。これらのリンクを獲得するためには、あなたはウェブマスターにメールを送って丁寧にリンクを要請する必要があるかもしれない。あなたはこの方法で自分が手にするリンクの種類をコントロールする。そのウェブマスターが合意するかしないかはまた別の話だ。
戦利品: 自分の競合相手を詳しく調べることによって、あなたは、自分独自のリンク構築戦略に欠けているチャンスやギャップを発見することができる。
ソーシャルメディアは、FB投稿、ツイート、LinkedInから生成されたリンクによって検索順位に影響を与える。例えば、ツイートがリンクを受ければ受けるほど検索順位でより良い結果になるということが分かっている。
さらに、GoogleがTwitterからソーシャルキューを獲得するなか、Bingは、Facebookからソーシャルキューを獲得していることも分かっている。これらの会社は、何が流行りで、何が異なるソーシャルシグナルに影響を与え、リンクがどこを指しているのかを知りたいのだ。
あなたの順位を押し上げるように、より多くのリツイート、Faceookの共有/いいね!を獲得するリンクを作り始めるのだ。
戦利品: 通常のSEO戦略やリンク構築戦法をあきらめず、ソーシャルメディアが確実な特効薬であると考えないことだ。多くの場合はそれがどの程度検索に影響を与えるのかは正確には分かっていないのだ。しかし、それを使ってみて損はない。
新鮮なコンテンツを常に思いつくことは難しい。しかしながら、あなたは古いコンテンツを使って、それを再利用し、同じコンテンツにもっと多くのリンクを生成するような新しいものを作り出すことができる。
ここにそれをする方法をいくつか紹介しよう:
教え: 古いコンテンツを再利用して、あなたのリンク構築戦略に命を与え、ハイクオリティなリンクおよびトラフィックをあなたのサイトに送ることができる新しいコンテンツを作るのだ。ただし、もしあなたが送信しているサイトがそれらのリンクをnofollowsとして使用していると、カウントされないということを覚えておこう。
記事を書く前に、TechMemeのようなミームトラッカー(註:簡単にいえばトレンド検索サイト)をチェックし、そのアイディアがトレンドに沿っているかチェックするのだ。その後で、自分独自のオリジナルコンテンツを使って、トレンドに沿ったアイディアについて書いて投稿するのだ。
次に、友達やフォロワーにそれをdeliciousを使ってブックマークしてもらうか、それをdiggに送信してもらうこと。これらのサイトは数年前ほど大きな力は持っていないが、今も数百万のビジターを駆使しており、それらのビジターがあなたのウェブサイトにリンクバックするため、活用する価値はある。
戦利品: もしあなたが書く記事がトラクションを獲得して流行のトピックになれば、あなたは、サイトにトラフィックをもたらすたくさんのハイクオリティなリンクを期待することができる。
もしあなたがオーソリティを獲得し高い検索順位のサイトを作りたいのなら、これらの戦法を使用して自分のリンク構築キャンペーンを次のレベルに持っていく必要がある。とにかくやってみて、これによってどれくらいのリンクを獲得することができたか私に教えてほしい。
あなたが使っているハイクオリティなリンク構築の戦術は他にあるだろうか?
この記事は、QuickSproutに掲載された「10 Hard-Hitting Link Building Tactics That’ll Boost Your Rankings」を翻訳した内容です。
次世代、なんて書くと大袈裟ですがこれからのSEOに欠かせないコンテンツマーケティング、大量サテライトサイトによる有料リンクかテクニカルなコンサルのどちらかしかできないベンダーが多いSEO業界ですが、さてこうした本質的な変化に私も含めてどこまで対応できていくでしょうか?もちろんサイト運営者の皆さんもSEOをアウトソースするかどうかはともかく、検索アルゴリズムの本質的な変化に気づいた上で今後のSEOに取り組んでいく時代に来ているのでしょうね。 — SEO Japan
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