ファイブフォース分析とは?SEO戦略への応用・競合分析での使い方を解説

公開日:2020/01/16

最終更新日:2026/04/13

マーケティングガイド

著者: アイオイクス SEO Japan編集部

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この記事でわかること

  • ファイブフォース分析とは、5つの競争要因で業界構造を分析するフレームワーク
  • SEOの競合分析にも応用でき、「どのKWで戦うべきか」の判断に使える
  • 本記事では、意味・SEO戦略への応用・競合分析での実務的な使い方を解説します

ファイブフォース分析とは

ファイブフォース分析は、競合各社や業界全体の状況と収益構造を明らかにし、その中で自社の利益の上げやすさを分析するフレームワークです。

この分析によって、業界内の競争の脅威、買い手や売り手の交渉力、新規参入や代替品の脅威といった要素を把握することができます。ファイブフォース分析は、新商品や新事業の参入だけでなく、既存事業のポジション把握や改善にも役立ちます。重要なのは、潜在的な脅威を考慮しながら客観的な分析を行い、最適な対策を講じることです。ビジネス展開や事業戦略の策定において、ファイブフォース分析は有用なツールとなります。

ファイブフォースの構成要素と活用方法


5つの競争要因は「売り手の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業との関係」という3つの内的要因、および「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の2つの外的要因から構成され、これらを分析することで業界の競争環境とその中における自社の位置づけを知ることができます。

ファイブフォース分析は、競争要因を分析することで業界の収益構造と自社の競争優位性を明らかにするフレームワークです。現状の環境分析や新規参入や新製品開発の収益性検討に役立ちます。ファイブフォース分析は業界全体の競合の度合いや構造を明らかにし、自社の強みや課題を発見することができ、収益性の向上やリスクの見極めにも貢献します。また、自社が業界における「脅威」と「機会」を把握することができるため、競争戦略や事業戦略、マーケティング戦略の策定に活用されます。

対象の業界をきちんと設定し、分析単位も明確にすることが重要。

ファイブフォース分析の実施にあたっては、対象となる業界をどのように切り分けて設定するかがきわめて重要になります。取り扱う商品やサービス、企業規模や数、期間(スパン)など、どのような単位で分析するのかを明確にしておかないと、正確かつ客観的な評価が行えません。実態を正確に捉えずに主観的に過ぎる分析を行っても、事業戦略の立案にはかえって害になるので中が必要です。

ファイブフォースをSEOの競合分析に応用する方法

SEOにおける5つの競争要因は以下のように読み替えられます。

  1. 既存競合の脅威:検索結果1ページ目の競合サイトの強さ。DA、コンテンツ量、更新頻度を確認。
  2. 新規参入の脅威:新たに参入してくるメディアやポータルの有無。AI生成コンテンツの大量参入もここに含まれる。
  3. 代替品の脅威:検索以外の情報取得手段(SNS、YouTube、AI検索)への流出リスク。
  4. 買い手の交渉力:ユーザーの検索意図が多様化し、1つのコンテンツで満足しない(QDD的な多様性要求)。
  5. 売り手の交渉力:高品質コンテンツの制作コスト。専門家の監修費用。AI活用による制作効率化の可能性。

【実例】BtoB SaaS事業者がファイブフォース的思考でKW戦略を設計

あるBtoB SaaS事業者の支援では、コンテンツSEO戦略の設計にファイブフォース的な分析を取り入れました。「既存競合が強いビッグKW」ではなく「新規参入が少なくユーザーの悩みが深いロングテールKW」を狙うことで、限られたリソースで効率的にCV獲得を実現。具体的には、競合のDA・コンテンツ量を5つの競争要因に沿って評価し、「この領域なら勝てる」と判断できるKW群を特定しました。ファイブフォース分析は「どこで戦うか」を決めるフレームワークであり、SEOにおいても「全てのKWで戦う」のではなく「勝てるKWを選ぶ」判断に直結します。

よくある質問(FAQ)

Q. ファイブフォース分析はSEOに直接関係ありますか?

A. SEOのテクニカルな施策に直接関係しませんが、「どのKW領域で戦うか」「競合にどう差別化するか」という戦略レベルの判断で強力なフレームワークです。

Q. SEOの競合分析で最も重要なポイントは?

A. 「既存競合の強さ」と「代替品の脅威(検索以外の情報取得手段)」の2つです。特にAI検索やSNSへのユーザー流出は、従来のSEO戦略の前提を変える要因として注視すべきです。

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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