内部リンクとは、外部サイトではなくウェブページ内で他のページへのリンクを指すリンクのことです。つまり、同じウェブサイト内の異なるページを相互に結び付けるためのリンクです。
内部リンクは、ウェブサイトのナビゲーションやコンテンツの組織化に使用されます。例えば、ブログ記事内で関連する記事へのリンクを追加することで、読者が興味を持つかもしれない関連コンテンツに簡単にアクセスできるようになります。
参考:SEOとは? 企業が実施するSEOの目的・内容とメリット・デメリット
内部リンクを最適化することは、外部リンクを獲得することと同様にSEOを行う上で重要な要素の一つです。
適切に配置することで、ウェブサイト内のページの結びつき(関連性)や重要度を示すことができ、ウェブサイトの検索エンジンランキングを向上させる助けとなる場合があります。
内部リンクは、外部リンクとは違い完全に自分自身で設定が可能ですので、訪問者だけでなくクローラーにとっても最適化した構造にすることが望ましいといえます。
内部リンクの例としては、メニューバーの項目やサイドバーのリンク、関連記事へのリンク、テキスト内でのキーワードへのリンクなどがあります。
どのページからでも縦階層と横階層の遷移ができるリンク構造を「メッシュ型の内部リンク構造」といいます。
Googleは下記の3つの理由により、メッシュ型を評価します。
SEO Japanを例に説明します。
例えば「内部リンク」で上位表示させるべきページを見つける場合、Googleで「内部リンク site:seojapan.com(ドメイン名)」と検索します。
この際に一番上に表示されるページが「内部リンク」で評価されているページと捉えることができます。
実際「内部リンク」で検索した場合、このページがランディングページになっています。
次に関連性のあるページの見つけ方です。
先にGoogleで「内部リンク site:seojapan.com(ドメイン名)」と検索した際の、2位以降のページがそれにあたります。
2位から20位までは設置検討対象として良いでしょう。
リンクが張られているテキストをアンカーテキストといいます。
Googleは、アンカーテキストにはリンク先のページを適切に表すテキストにすることを推奨しています。
適切なアンカーテキストがあれば、ユーザーと検索エンジンはリンクされたページの内容を簡単に把握できます。
●引用:Search Engine Optimization (SEO) Starter Guide | Google 検索セントラル
SEOの観点では、アンカーテキストに狙っているキーワードを含むことが重要です。
例として、記事ページへ内部リンクを張る際は、記事のタイトルをアンカーテキストにすることを推奨します。
自然とキーワードが入るためです。
[box type=”lilac”]例)「内部リンク」がキーワード 参考記事:検索結果の順位をあげるための、内部リンク構築戦略[/box]
避けるべき例として「コチラ」や「こちらをクリック」といったキーワードを含まない一般的なアンカーテキストです。
避けるべき方法:
「ページ」、「記事」、「ここをクリック」などの一般的なアンカー テキストを記述する。
●引用:Search Engine Optimization (SEO) Starter Guide | Google 検索セントラル
またSEOを意識しすぎてキーワードを過度に入れるのは、Googleが避けるようにいっているので止めましょう。
避けるべき方法:
検索エンジン向けに過度にキーワードが挿入されたアンカー テキストや長いアンカー テキストを使用する。
●引用:Search Engine Optimization (SEO) Starter Guide | Google 検索セントラル
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