SEOに対して施策を行うためのツールには多くの種類があり、無料で使えるものや有料で機能が充実しているものまで様々です。
数多くある中で「結局どれを使えばいいの?」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
うまくツールを活用して、SEOの効率を高めたいですよね。
そこでこの記事では、SEOに便利なツールを種類別に20個紹介します。
どのようなツールを利用したら良いのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
参考:SEOとは? 企業が実施するSEOの目的・内容とメリット・デメリット
目次
SEOに役立つツールの種類は、大きく分けると6つに分類できます。
コンテンツに対してどんなことを調査したいのか、目的によりツールを使い分けましょう。
こちらでは、検索順位をチェックするのにおすすめのツールを3つ紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
「検索順位チェッカー」は、キーワードを入力して検索すると、100位までのURLが取得できる無料ツールです。
に対応しており、それぞれスマホでの順位も確認できます。
ブラウザ上でチェックするため、アクセスするだけで検索が可能です。
「GRC」は、インストール型のチェックツールです。 指定時間や起動時に順位をチェックする機能があるため、毎回手動で行わなくても良いのが便利なポイント。
検索順位の変動をグラフで確認できるため、視覚的に分かりやすいのも特徴です。
無料で利用できますが、検索できる項目数に限りがあります。
検索項目を増やしたい場合には、有料プラン(495円/月 ~2,475円/月)を検討してみてください。プランには5つあり、利用できる検索語数やURL数などが異なります。
まずは無料で使ってみて、サービスの内容が合っている場合には有料プランにグレードアップするのがおすすめです。
「BULL」は、Web上で行える順位チェックツールです。スマホでも順位チェックができるので、外出先で確認したいときにも手軽に利用できます。
料金は1,150円/月~15,400円/月の5パターンで、登録できるキーワードやURL数に応じて変わります。
2週間の無料体験ができるので、まずはサービスを利用してみてから購入の検討が可能です。
メモ機能があるため、順位の変動があったときなどに内容を記録できます。
コンテンツのキーワードを選定する際に役立つツールを5つ紹介します。
1つずつ詳しく解説していきます。
「キーワードプランナー」は広告を出すために、キーワードを探したり、検索ボリュームを調査したりするツールです。
広告用のツールですが、検索ボリュームを知ることでSEOで狙うキーワードの選定ができます。また、関連性の高いキーワードを探すことも可能です。
利用するには、Google広告用のアカウントを開設する必要がありますが、無料で利用可能です。
(注:無料だと、検索ボリュームがざっくりとした数値となります。数百円ほど広告を出稿すると、より詳細な検索ボリュームが把握可能です)
「Googleトレンド」は、キーワードの検索数の推移がわかるツールです。キーワードを検索し、期間や地域を指定して動向を確認できます。
キーワードを指定して登録しておけば、最新情報をメールで送ってもらえるサービスがあり、検索の手間が省けます。
最新のトレンドをチェックできるので、読まれるコンテンツの内容を探すのに役立つでしょう。
「UberSuggest」は、キーワードを入力し検索するだけで、検索ボリュームや難易度などを教えてくれるツールです。
主に調べられる内容は、以下の通りです。
無料で利用できますが、1日に3つしかキーワードの検索ができません。よって長く利用するなら有料版(2,999円/月~9,999円/月)がおすすめです。
7日間のお試し期間もあるため、まずは使ってみてください。
「共起語検索」は、キーワードを入力すると、上位50位までのサイトから共起語を抽出してくれるツールです。
共起語は「キーワードに対して一緒に利用される言葉」のことで、記事内に盛り込むことでユーザーの興味を惹けます。
キーワードを入れたらすぐに結果が表示されるため、共起語のみを調査したい方におすすめです。
「ラッコキーワード」は、キーワードを入力するだけでサジェストキーワードが検索できるツールです。検索できるのは主に以下のものです。
など。複合キーワードを検索したり、知恵袋などのQ&Aから情報を収集できるため、より深くキーワードを選定するのに役立ちます。
登録しなくても無料で1日20回検索できますが、会員登録(無料)すれば無制限で検索できます。
アクセスの分析や順位変動のチェックなど、コンテンツを診断する方法はさまざまです。こちらでは、コンテンツを診断するのに役立つツールを6つ紹介します。
診断できる内容はツールにより異なるため、目的に合うツールを導入してみてください。
「Googleサーチコンソール」は、さまざまな機能が無料で使えるツールです。例えば以下の内容をチェックできます。
期間ごとの比較ができるため、ページのリニューアルやコンテンツの追加などを行ったときに成果が出ているのかを確認できます。
URLを入力すれば、そのページに問題がないかどうかをチェックする機能もあります。 無料なので、さまざまな角度からサイトを分析するのに利用してみてください。
「Google Analytics」は、Googleが提供するアクセス解析ツールです。測定できる主な内容は以下のものです。
Googleサーチコンソールと連携すれば、表示回数や平均順位などと一緒にサイトの分析が可能です。
アクセス数などの成果を数値で確認できるので、サイトを作ったら連携するようにしましょう。
「Page Speed Insights」はGoogleが提供する速度測定ツールです。対象のURLを入力すれば、すぐに読み込み速度を測定します。測定結果は色分けされて表示されます。
良いスコア出なかった場合には、改善が必要です。
どのように最適化すればよいのか具体的な方法も表示してくれるため、参考にして速度を上げていきましょう。
「パワーランクチェックツール」は、ドメインパワーを測定できるツールです。ドメインパワーとは、サイトの強さを数値化したものです。
被リンクの数や質、取得してからの期間などから、ドメインの強さを数値であらわします。
サイトのURLを入力するだけで簡単にチェックできます。利用できるのは1日1回までですが、メルマガを購読すれば1日3回まで検索可能です。
自サイトのドメインパワーをチェックするのに役立ててみてください。
「高評価」は、コンテンツの評価を数値化するツールです。
タイトルやディスクリプションなど、サイトの情報からさまざまな項目をチェックして判定を行うので、SEOへの施策にどこを改善していけば良いのかわかります。
「高評価」での評価が高いからといって、検索順位が上位であるというわけではありません。ただしユーザーのニーズを満たしているサイトかどうかを判定してくれるので、質の高いコンテンツを作るのに役立ちます。
「ラッコツールズ」はさまざまなツールが使えるサービスですが、SEOへの施策として特に使える機能は「見出し抽出」です。見出し抽出では、以下のものが確認できます。
など。
競合サイトを調査する際、上位記事の文字数はどれくらいなのか、どのような見出しをつけているのかを一括で確認するのに役立ちます。
被リンクは、外部サイトから設置されたリンクのことです。被リンクがどれくらい設定されているのかをチェックできるツールがあります。こちらでは2つのツールを紹介します。
「hanasakigani」は、被リンクを送っているサイトを教えてくれるツールです。
競合サイトの被リンク数や、ドメインエイジ(年齢)のチェックができます。
無料で使えるので、競合サイトの情報を確認するために利用してみてください。
「Majestic」は、被リンクの調査ができるチェックツールです。
他にもサイト内部にエラーがないか、競合サイトの被リンク数はどれくらいかなども調べられます。Web上で使えるので、インストールする必要がありません。
海外のツールですが、日本語に対応しているので使い勝手にも優れています。
コピペチェックは、作成したページがコピーコンテンツとみなされないために利用するツールです。
こちらでは、コピペチェックに役立つツールを紹介します。
チェックツールを導入し、コピーコンテンツの作成を防止しましょう。
「CopyContentDetector」は、1度に4,000文字までのコピペチェックが可能な無料ツールです。対象のWebページとの類似度を判定でき、回数無制限で使えます。
有料版は1度にチェックできる文字数が8,000文字に増えたり、専用のWordPressプラグインの利用ができたりと、より便利に使えます。
これまでに登録した文章が登録されるので、過去のデータ間でのコピペチェックも可能です。
「コピペリン」は、年間6,000円で無制限に使えるコピペチェックツールです。
有料というだけあって、コピペチェック機能が充実しています。文章を貼り付けて検索開始をすると、以下の項目結果が出ます。
これだけの項目でチェックできるため、精度が高くコピペのリスクを減らせます。Windows専用のツールなので、macには使えないところに注意が必要です。
こちらでは、リンク切れチェックにおすすめのツールを2つ紹介します。
定期的にリンク切れチェックを行って、SEOへの施策を万全にしておきましょう。
「dead-link-checker」は、URLを入力するだけでリンク切れチェックができるツールです。インストールしなくても、オンラインでリンクチェックを行えます。
難しい設定がないので、ツールを使いこなすのに慣れていない方でも簡単に利用できるでしょう。
「takotubo.jp」はURLを入力すれば、オンラインでリンク切れをチェックできるツールです。
利用履歴が残るため、複数名でサイト運営を行う場合にも役立ちます。
リンク切れ以外にも、タイトルテキストの重複チェックやインデックス(検索エンジンに認識されること)されているかを確認できる機能があります。
ツールを利用すれば、時間が短縮できるだけでなく、チェック漏れのリスクも減らせます。
効率よくSEOを行うためにも、ぜひ導入を検討してみてください。
どのようなツールが必要になるかは、サイトの内容や方向性により異なります。
自身に最適なツールを活用して、SEOへの施策を効率的に行ないましょう。
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