この記事でわかること
- スモールキーワードとは、月間検索ボリュームが小さい(目安100回未満)キーワード
- 競合が少なく、検索意図が明確なためCV効率が高い傾向がある
- 本記事では、ロングテールとの違い・狙うべき場面・CV効率の高さを解説します
スモールキーワードとは、Googleの検索エンジンにおいて、検索ボリュームが小さいキーワードの事を表します。
同じトピックでも、抽象度が高いキーワードほど検索ボリュームが大きくなる傾向があり、検索ボリュームが小さいキーワードは具体性が高い場合が多い傾向にあります。
多くのスモールキーワードが、トピックの関連性が高く、よりボリュームが大きい検索キーワードに子キーワードとして紐づき、これらのスモールキーワードにおいて順位を取得していくことが、ビックキーワードでの順位取得につながると言われています。
参考:
SEOはキーワード選定が超重要!選定方法やキーワードの入れ方を紹介
スモールキーワードやロングテールキーワードから着手することが重要な理由
SEOにおいて、スモールキーワードやロングテールキーワードから着手することが重要な理由は、次のような点にあります。
1. 細かなキーワードでは競合性が低くなりやすい
スモールキーワードやロングテールキーワードは、より具体的で検索ボリュームが低い傾向があります。一般的なビッグキーワードに比べて、競争相手が少ないため、上位表示される可能性が高まります。これは特に、SEO戦略を始めたばかりの小規模ビジネス事業者にとって有利です。
2. 検索流入からのコンバージョン率向上
ロングテールキーワードは、検索者の意図がより明確であることが多いです。
例として「クレジットカード」よりも「クレジットカード 作り方 学生」のようなキーワードの方が、検索者の具体的なニーズを反映しており、その結果、コンバージョン率が高くなる可能性があります。
3. 検索エンジンのアルゴリズム変動への耐性
一般的なビッグキーワードに焦点を当てると、検索エンジンのアルゴリズム変動によるランキングの影響を受けやすくなります。
検索回数が大きいキーワードの流入がメインになってしまうと、ランキングの変動により自然検索からの流入・コンバージョンが安定せず、一喜一憂する形になるため、事業として不安定になってしまいます。ロングテールキーワードを多く取り入れることで、このリスクを分散でき、安定したSEO戦略を構築できます。
事業やドメインの強さによっても、どのレベルのキーワードから狙うべきかは異なります。SEOを事業の拡大に活用するためには、自社にあった実現可能な目標と施策を展開することが重要です。
検索順位は相対的に決まるものですから、他社サイトとの比較優位性を客観的に評価し、有効な施策にリソースを割いていきましょう。
スモールKWを「狙うべきフェーズ」と「効率が悪いフェーズ」
- 狙うべき:SEO立ち上げ期で、まだドメイン評価が低い。ビッグKWでは勝てないが、スモールKWなら上位表示が狙える。BtoB・専門分野で検索ボリュームは小さいがCV意欲が高いKW。
- 効率が悪い:サイトのドメイン評価が既に高く、ミドル〜ビッグKWでも十分戦える段階。コンテンツ制作コストに対して流入数が少なすぎる場合(1記事あたりのROIが合わない)。
【実例】士業サイトがスモールKW戦略で検索流入を260%に拡大
ある士業・専門サービス事業者の支援では、競合が強いビッグKW(月間検索数1万以上)を避け、検索ボリュームは小さいが相談に直結するスモールKW(月間50-200程度)を数十個特定してコンテンツを制作しました。1記事あたりの流入は少ないですが、検索意図が明確なため問い合わせ率が高く、コンテンツ資産が積み上がるにつれて検索流入全体が260%に増加。スモールKWは「1記事の流入」ではなく「数十記事の積み上げ」で事業インパクトを生む戦略です。
よくある質問(FAQ)
Q. スモールキーワードとロングテールキーワードの違いは?
A. スモールKWは「検索ボリュームの小ささ」を基準にした分類、ロングテールは「KWの語数の多さ」を基準にした分類です。多くの場合重なりますが、短い語句でもボリュームが小さいスモールKWは存在します。
Q. 検索ボリュームが0のKWも狙う価値はありますか?
A. ツールで0と表示されても実際には検索されているケースがあります。特にBtoB領域では、検索ボリュームは小さくてもCV率が高いKWが眠っていることが多いです。