私たちのコンテンツマーケティングの定義は、誰に対して話しているかとそれを使って何をするかによって異なる。Monetateのコンテンツマーケティング・ディレクターであるRob Yoegelが最近、定義を探求しているコンテンツマーケティングの専門家グループに接触した。
私たちが気が付いたことは、世の中にはたくさんのコンテンツマーケティングの定義が存在するが、実践者やコンテンツマーケッターにとって役に立つものは多くないということだ。そこで、ここではあなたのニーズによって異なる複数のコンテンツマーケティングの定義を紹介する。
ぜひ楽しんで、あなた自身のユニークな定義も自由に追加してほしい。
目次
コンテンツマーケティングは、利益をもたらす顧客行動を後押しするという目的を持って、正確に定義し理解されたターゲットオーディエンスを引き付けたり、獲得したり、関与したりすることを目的として、関連性があって価値のあるコンテンツを作って配信するためのマーケティングおよびビジネスプロセスである。
コンテンツマーケティング戦略では、全てのストーリーチャンネル(印刷、オンライン、対人、モバイル、ソーシャルなど)を活用することができ、注目を浴びることから顧客との関係やロイヤリティ構築まで購入プロセスにおけるありとあらゆるすべてのステージで採用され、複数の購入グループを含むことができる。
コンテンツマーケティングの成功の是非は、メディア企業のように有料コンテンツの販売やスポンサーシップの獲得で評価される場合もあるが、究極的にはブランドがより多くの製品やサービスを販売できるかで判断される。
コンテンツマーケティングは、メディアを借りることとは対照的に、所有することである。それは、顧客行動を変えたり強化したりするために一貫してコンテンツを作ったりキュレートしたりすることによって、顧客を引き付けて保持するためのマーケティングプロセスである。
従来のマーケティングと広告は、あなたがロックスターであることを世界に伝える。コンテンツマーケティングは、あなたがロックスターであることを自ら世界に見せる。
ソース: Robert Rose
コンテンツマーケティングは、自分のオーディエンスが求めているコンテンツを彼らがそれを探している全ての場所で配信することである。それは、作成されたコンテンツ、キュレートされたコンテンツ、シンジケートされたコンテンツの効果的なコンビネーションである。
ソース: Michael Brenner
コンテンツマーケティングは、新規顧客を獲得するもしくは既存顧客からのビジネスを増やすという目標を持って、関連性があり、価値があり、魅力的なコンテンツを開発して、ターゲットオーディエンスに共有するプロセスである。
ソース: Amanda Maksymiw
顧客は、あなた、あなたの製品、あなたのサービスを気にかけない…彼らが気にかけるのは、自分自身と自分の欲求と自分のニーズなのだ。コンテンツマーケティングは、顧客が夢中になって、あなたに注意を払うようになるような興味深い情報を作ることである。
もっと知りたい? ここにHeidi Cohenが提供する21個の定義(日本語)がある。
この記事は、Content Marketing Institute – Joe Pulizzi’s Blogに掲載された「Six Useful Content Marketing Definitions」を翻訳した内容です。
こんな記事を紹介しておいて何ですが、日本では妙にコンテンツマーケティングとは何ぞや、的な議論があるようですが、個人的には、そんな議論してる暇があればとりあえずコンテンツ作れ、ブログ書け、といいたいです。上の定義でもエレベーターピッチの内容が一番しっくりくる私でした。なんてことをいうと、「じゃロックスターって何よ?」とかいわれそうで怖いですが(ほぼ被害妄想)。ちなみに最後の信じない人向けの定義も中々に興味深いアプローチでした。だからこそ、コンテンツマーケティングなんですけどね。
定義話はこれ位にして、次回からはもう少し実践よりな記事を紹介していきたいと思います! — SEO Japan [G+]
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