グーグル+のリンク、およびそのインパクトとランキングに与える影響に関する質問が後を絶たない。そこで、確信しているポイントを伝授し、さらに、実際に私が一度読んで、皆さんにも絶対に読んでほしいと思った記事を紹介することで(日本語版では割愛)、グーグルプラス、リンク構築、共有、そして、検索のランキングに関して知っていること、知らないことへの懸念を拭い去ってもらいたい。
リンクビルダーにとっては当たり前のことだが、まず「Share What’s New」ボックスにURLを投稿し、「Public」またはサークルと共有する。
これで理論的には“リンクを構築”したことになる。投稿したURLは共有したユーザーのタイムラインに表示されるためだ。
それでは、この取り組みは共有されたURLにどんな影響をもたらすのだろうか?これは、共有した人物、ストリーム内に所属する人物、そして、共有されたURLに対してグーグルが持つ既存のリンクグラフによって左右されると私は確信している。
これが完全に新しいURLなら、クロールが行われ、そして、このURLが元々質が高いなら、その他のサイト/URLと同じように、リンク、ツイート、プラス等を集めるだろう。
URLを再び共有する場合はどうだろうか?良い質問だ。URLの再共有は、SERPでコンテンツを浮上させる効果があると私は考えている。しかし、どれだけ効果があるのか、そして、グーグルアカウントでサインインしている人達限定なのかを判断するのは時期尚早である。
URLに含めるテキストについてはどうだろうか?興味深い考えだ。準アンカーテキストは?意味的な関連性は?両方とも?どちらもない。グーグルブックマークとグーグル+の共有と組み合わせた場合はどうなるのだろうか?役に立つ可能性はある。
これはすべて正しい。グーグルは大量のプライベートなURLの共有データを手に入れるだろう(かつては持っていなかった)。これは他に誰も持つことが出来ないデータであり、何らかの形でSERPのURLの配置に影響を与えていると見込んでおくべきである。しかし、現在、ユーザー達はグーグルプラスをどのように利用するべきか悩んでいるため、しばらくこの影響がSERPに表れることはないだろう。
例えば、私は読みたいアイテムのニュースフィードとしてツイッターを利用している。読む価値のある記事を書く人達しかフォローしていない。
しかし、グーグル+では、異なる行動を取っている。グーグル+の新しさに今もなお興奮しているためだ。私に向かって水鉄砲を発射する8歳の息子の写真を投稿しているが、こんなことはツイッターでは絶対に行わない。
しかし、グーグル+の環境に私達が慣れれば(あるいは飽きれば)、変わってくるだろう。
間違いなく、コンテンツ(URL)をスパークに掲載していたいはずだ。
この取り組みにおいてユーザーがどれだけコントロールすることが出来るかに関しては、現時点では何とも言えない。また、グーグル+は現在大量にゴミのようなコンテンツの表示を許している。リンク構築のために私が作成したスパークでインドのリンク構築サービスのプレスリリースが掲載されていた。その画像を以下に掲載する:
これが私のスパークに掲載されているのだ。勘弁してもらいたい。水で流してしまいたい気分だ。これ以上何も言う必要はない。
右の画像はグーグル+を使ってアクセスすることが可能なグーグルプロフィールのリンクセクションである。
これはクライアントに対する効果的なリンク構築の取り組みとしては使えないものの、自分のリンクを宣伝することが出来る。
クライアントのURLを加えることは出来るかもしれないが、そこまで私は低俗ではない。私のクライアントは、このような方法で知られるのを嫌がる。なぜならクライアントのサイトは上位にランクインしており、リンクプロフィールを他の人達に嗅ぎ回れたいとは思わないからだ。
このセクションでは十分に注意を払い、慎重にURLを加えることを勧める。
私はAdGoorooブログ(是非、読んでほしい)でヤフー!サイトエクスプローラーの閉鎖に関してコメントを投稿した。以下に、要約したものを提供する。
「ヤフー!サイトエクスプローラーが閉鎖されるのは辛いが、ここ数年のSMXのカンファレンスの私のセッションに参加したことがある方ならご存知のはずだが、私は検索エンジンがリンクの情報を抽出する力を削減し、排除するのは時間の問題だと言ってきた。リンク:オペレータは、SEOの生まれながらに持つ権利ではなく、贈り物だったのだ。ヤフー!サイトエクスプローラーは閉鎖されたため、リンクインサイト等の第三者のデータ分析ツールは、ウェブマーケッターの武器倉庫にとって、より重要なパーツになりつつある。
私はビングがリンクのデータを維持することは心得ているが、認証済みのサイトのみであり、リンクのデータを巡る争いが激化している。
知らない人達のために説明しておくが、私はAdGoorooがクロールのインフラとキャパシティに多くの資金を投じる上で支援を行ってきた。今年の後半にはリンクインサイト用のエンタープライズレベルのバックリンクエクスプローラーの告知が行われると私は見込んでいる。
この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドを代表しているわけではない。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「A Google Plus Primer On Links & Rank」を翻訳した内容です。
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