今日、Adobeはその最新かつ最も重大な製品リリースを提示するステージに立った:良く知られているCreative Suiteの完全なリフレッシュ版であるCS6、そして、公式初となるAdobeの新しいサブスクリプション、Creative Cloudの両方が5月初めに発売されるのだ。
あなたは、去年8月に最初に発表されたCreative Cloudのことをすでに耳にしたことがあるかもしれない。同じように、PhotoshopやDreamweaverのようなCSプログラムに近々変更があることに関して漏れてきた話をちらっと聞いたかもしれない。正直言うと、私はAdobeがその製品開発サイクルについて以前よりもオープンになっているのかどうかは分からない。
Adobe CS6は、ほぼ全てのAdobeのデザインプログラムを網羅し、一つ一つのアプリケーションに新しいアップデートがあったようである。
Adobeは、新しい動画編集機能の他に、コンテンツ・アウェア・フィル技術、3つの新しいタイプの‘ブラ―’フィルター、バックグラウンド保存、歪み矯正のための“Adaptive Wide Angle”フィルター、画像のひねりにおいてかなりの進歩を遂げた。このフラッグシッププログラムは、全く新しいレイアウトとテーマ構成のオプションと共にビジュアルも一新した。あなたは、ここで新しいPhotoshopで出来る5つの素晴らしいことをチェックすることができる。
新しいIllustrator CS6の機能には、パターン作成ツール、ラスター画像をベクトル化するための新しいトレーシングエンジン、線にグラデーションを適用する機能、カラーパネルや変形パネルの強化などが含まれている。これらの変更は優れた改善をもたらすが、全く革新的ではない。
InDesignの最新版は、基本的にタブレットとスマートフォンのブームのためのプログラムを用意している。リキッドレイアウトと代替レイアウトが目玉になっている。
Flash Professional CS6 / Builder 4.6 Premium Edition
Flash Professional CS6の新しい拡張版であるToolkit for CreateJSは、Flashユーザーが、Flash Professionalの中のコアアニメーションと描画の機能を強化することによってインタラクティブなHTML5コンテンツを作ることを可能にする。それ以外では、私たちの目は今後のAdobe Edgeに向けられている。Flash Builderの次の機能には、新しいデバグ機能と、強化されたコード編集とテンプレートが含まれている。
Adobe Dreamweaver CS6は、レスポンシブなデザインが全てだ。これまで以上に、Adobeは新たなテクノロジーとオープンスタンダード(Edge参照)を採用している。そんなわけで、新しい“可変グリッドレイアウト”ツールと共にレスポンシブなデザインを採用するこの会社を見るのはワクワクする。
Fireworksの新しい機能には、改善されたCSSサポート、jQuery Mobile Theme Skinningのサポート、パフォーマンスの向上と新しいAPIアクセスが含まれる。
Premiereの新しい機能には、強化されたプレイバックエンジン、50にも及ぶ新しい編集機能、ダイナミックタイムライントリミング、ワープスタビライザーエフェクト、マルチカム編集の拡張などが含まれている。
After Effectsのユーザーは、3Dカメラトラッカー、様々なマスクのぼかし、Adobe Illustratorとの連携のような機能を期待することができる。
オーディオのマニアとエンジニアは、リアルタイムでのクリップのストレッチ、自動のスピーチの同調、拡張されたコントロールサーフェースのサポート、強力なピッチ修正、HDビデオ再生などを新しく期待することができる。
Adobe CSの新しいコンポーネントであるSpeedGradeは、Lumetri Deep Color Engineによって、RAW、HDRコンテンツを含む様々なファイルベースの映像に対して、白飛びや黒つぶれを防いで高精度のグレーディングを提供する。
PreludeはAdobeのトランスコーディングビデオアプリで、ファイルベースの映像を取り込み、キーボード操作による強力なワークフローでログ記録する。
Adobeによると、ディスクはまだ死んでいない。Encoreの最新バージョンは、Blu-rayオーサリングなどのサポートを備えている。
Adebeのさえないアセット管理ツール、Bridgeは数々の改善が施された。それには、64-bitサポート、リンクファイルの表示、画像サイズの変更、透かし付きPDFが含まれている。
Acrobat X Proと Media Encoder CS6の最新版にはあまり話題となるようなアップデートはない。
Creative cloudは、Adobeの全アプリケーションを月額50ドルで提供するサービスだ。それは、CS6 Master Collection、Muse(1.0)、Edge(プレビューリリース)、Lightroom(今年の夏開始)、Business Catalyst、Typekit(ポートフォリオレベル)、20ギガバイトのドロップボックス風のファイルのホスティングおよび共有、Adobeのタッチアプリとの同期と統合、他の人は待たなければならない新しい機能への早期アクセスを提供する、ソフトウェアとサービスの膨大なコンビネーションだ。
Creative Cloudは、Adobeが今これまで以上に力を入れている新しいモデルを促進する。ソフトウェアをサービスとして販売すること。それは、人気のあるアプリストアモデルとは非常に対照的である。全体的に見て、この会社の目標は、自身をクリエイティブなプロセスに直接統合することだ。さらに言うと、Creative Cloudは、私たちがAdobeのツールを 見る時に求心的な効果を持っている。そして、月額50ドルは少しのCSプログラムしか使わないデザイナーにとっては少し高いように感じるかもしれないが、Adobeのエコシステムに頭から飛び込むことを求めている人にとっては悪い話ではない。
サプライズ
私たちは、Adobeがいくつか秘密にしていることを知っていた。そして今、私たちは、Creative Cloudの契約者が5月のリリースの後の今年の夏に何を手にするのか兆候を目にしている…
コミュニティギャラリー: Adobeは後に新しいコミュニティギャラリーをリリースする予定だ。それは、ユーザーが他のクリエイティブなプロフェッショナルと共有したり一緒に作成したりすることを可能にする。ここでのゴールは、メンバーのためだけのギャラリースペースとネットワークを発展させることのようだ。
Adobe Kuler: 素晴らしいKulerアプリが、CCインテグレーションと共に、もうすぐiPhoneにやって来る。
Lightroom: 全てのCCメンバーは、今年の夏に発売されるLightroom 4を手にする。
PhoneGap: Adobeが買収したずっと人気のあるPhoneGapサービスがもうすぐやって来る。おそらくAdobe Shadowのリリースと結び付けられるだろう。
Digital Publishing Solutions (DPS)が、みんなの下にやって来る。このサービスは、以前はメジャーなパブリッシャーにのみ使われていた。これは、間違いなく、Adobeのタブレット活動で主な役割を果たしているInDesignと統合されるだろう。
さらにAdobeは、外部のアーティストが各プログラムのカバーをデザインしたことを明らかにした―アーティストとデザイナーをサポートし採用するというAdobeの誓約の証である。
最後に、Adobeは、アートを専攻することを希望している学生のための100万ドルの奨学金を発表している。これに関してはここで読むことができる。
今日のプレゼンテーションの大部分は、私たちがすでに知っていることを再び紹介しただけだったが、それでも多くのサプライズに驚いたし、CS6のリリースはがっかりするものではなかったし、Creative CloudはAdobeの進化への献身を証明している。
もしも今日のプレゼンテーションを見逃したなら、Adobe TVで見ることができる。
この記事は、The Next Webに掲載された「Everything you need to know about today’s Adobe event, CS6 and Creative Cloud」を翻訳した内容です。
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