去年、スティーブ・ジョブズのユニークなロゴトリビュートで世界の注目を集めた香港のデザイン学生Jonathan Mak Longは、自分のキャリアがAppleの成功に続いてCoca Colaの広告を手にした若いデザイナーを追いかけ始めるのを目にしている。
Appleの前CEOであるジョブズのシルエットをこの会社の有名なロゴに入れた20歳の青年は、Ogilvy & Mather Chinaからの連絡を受け、彼の才能をCoca-Colaのために働かせたと、彼が自分のブログで説明している:
上海にいれば、あなたは私がデザインしたCoca-Colaのポスターに出会うかもしれない。Ogilvy Chinaのチーフ・クリエイティブ・オフィサーが私に連絡をしてきて、私にこの素晴らしいチャンスを提供してくれた。いくらお礼を言っても足りないくらいで、今後も一緒に仕事ができることを心から願っている。
このデザインは、Coca Colaの“Open Happiness”キャンペーンの一部で、ロゴはユーザーがドリンクを‘シェア’するように働きかけるように考案された。
このデザインは、昨日公開されたばかりで、現在は中国のみで使用されているが、画像は他の市場でも使われる可能性はあるし、それは確実にクライアントの心を捕えてきた。
“それには普通とは違う魅力的な足を止める力がある”と、アジア地区のCoca-Colaのディレクター、Stephen DrummondはAd Ageに言った。“みんな、「おお、それは、とても象徴的でとても馴染みのあるものに対する異なる魅力的なスピンだ」というような反応をした。それだけの理由で、それは人々に関与するのだ。もちろん、中央でのブランドとのつながりとフレンドシップのメッセージはとても明確に伝わってくる。”
Cokeの広告についてLongはこう言う。“私がこのポスターにアプローチした方法は、スティーブ・ジョブズのAppleロゴとかなり似ていると思う。”
“私は、ビジュアル的なジョーク作ることが好きだ。それが私のスタイルだとは言いたくないが、私は、ジョークを作るために異なる要素を一緒に組み合わせることを楽しんでいるのだ。”と、彼は言った。“それが人々の目を引く。こういったタイプの画像は、広告にとても適している。1秒で理解できて、‘なるほどね’という瞬間があるのだ。”
Longは控えめなままで、前回の作品が自分の駆け出しのキャリアに与えた影響を認識している。“私の画像が口コミで広がって半年が経つが、その出来事が私にどれだけ影響したかには本当に驚いてしまう”と、彼は自分のブログに書いている。
現在大学2年生のLongは、将来についてはまだ決めていないという話だが、広告業界を動かすことになるかもしれない。Ogilvyは彼の仕事に対してお金を支払ったし、彼と再び仕事をしたがっている。
このCokeの広告は、ジョブズのAppleロゴほどではないが、#cokehands のハッシュタグを使って宣伝されたTwitter上で人気が証明されている。
まだ見ていない人や、もう一度見たい人は、これが彼の作ったあの有名な亡きApple前CEOのトリビュートである。
ソース: 見出し画像: FlickrユーザーOgilvy China, 広告画像: @ogilvychina
この記事は、The Next Webに掲載された「Hong Kong student behind Steve Jobs-Apple logo tribute lands Coca Cola ad project」を翻訳した内容です。
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