そのSEO業者は詐欺行為を働いているだろうか?
ウェブサイトに害を与える可能性のあるスパムな戦略を用いているだろうか?
実際に成果を上げているだろうか、それとも、資金を蝕んでいるだけだろうか?
これ以上悩むことに時間をつかわないでほしい… 今回はSEO業者の真価を問う5つの方法を用意した。
支払った代償に見合う結果が得られる。これほど単純なことはない。
SEO業者に有意義な結果を出してもらいたいなら、車のローン以上の料金を要求しているかどうかを確認してもらいたい。
私はテストとして実際に安価なSEO業者を幾つか採用したことがある。あらゆる業者において、以下の1つまたは複数の特徴を持っていることが判明した:
要するに、次のようなサービスに騙されないでもらいたい:
これで、質の高い取り組みを実施してもらうためには十分に資金を投じる必要があることは分かってもらえたはずなので、次の注意事項に移ろう…
最悪の状況について情報を仕入れておこう。
この点も手っ取り早い方法で確認することが出来る: グーグルで会社の名前、次に「レビュー」や「クレーム」を入力し、検索をかけてみよう。
pissedconsumer.com、complaintsboard.com、あるいはripoffreport.comがリストアップされたら、安全な場所に非難しよう。
1ページ目だけではなく、2ページ目と3ページ目も確認しよう。
それでは、化けの皮をはがす検索の手法を伝授しよう:
(レビュー または 苦情 または 詐欺 または スパム)seo 会社名
「seo 業者名」を当該の会社の名前に置き換えよう。
search the BBBを検索して、悪い噂を探し出す手もある。
決して雇うべきではない会社の例を挙げる:
これで一見したところクリーンな会社である点が判明したので、次は中身を点検していく…
論より証拠。料金を支払う前に試してみる。
質の高いSEO業者は、顧客に関連する参照情報やケーススタディを用意している。皆さんの事業の目標に一致する成果を上げた実績を持っているはずである。
関連するケーススタディを見せてもらおう。
ケーススタディの効果を見極める方法を伝授しよう:
説得力があり、同じ成果が自分のサイトでも上がると納得できるようなケーススタディが必要である。
推薦者を3人紹介してもらおう。
参照情報を求める際の尋ね方を以下に紹介しておく:
この段階まで到達し、良好な答えが得られているなら、次は顕微鏡を使って徹底的に調べ上げよう…
数字がすべて。
SEO業者は、作業を行う前の基準値の計測を実施するべきである。自分達の取り組みが効果を上げていることを証明できるからだ。
焦点が絞られたキーワードのリストを提供してもらえるはずだ – このリストでは、自分のビジネスに関連するキーワードが挙げられているはずである。
また、次のようなリストを送ってもらえるはずである:
「私の立場だったらどのKPIを追跡するか」尋ねよう。
優れたSEO業者なら次のような答えを出すだろう:
独自のレポートを実施してくれるかどうか尋ねよう。
同じ会社は1社として存在しない。レポートにもこの点を反映させるべきである。
ここまでの対応に満足しているなら、残されたチェック事項はあと1つだけだ…
秘密を明かさないなら.. 恐らくその業者は公式を持っていないのだろう。
SEOは「魔法」や「魔術」ではない。会計や法律の世界では、理解不能な取り組みは「魔法」と呼ばれ、公認会計士や弁護士はカリスマ扱いされるようになる。しかし、SEOは実はそれほど複雑ではない。
とは言ったものの、効果を上げるには複数の異なる技術が求められる。半分はアート、残りの半分はサイエンスである。
そして、SEOはグーグルの仕事を楽にする。
グーグルは情報ビジネスを展開している。
グーグル(およびその他の検索エンジン)は質の高い情報を提供する事業を行っている。そのために、グーグルはどのウェブサイトが最も優れた情報を用意しているかを探し、理解する手段を(アルゴリズム内で)必要としている。
グーグルはどのような取り組みを行っているのだろうか? それはSEO業者が解読を試みている「コード」である。このコードを作り出すレシピにおいて常に次の2つの材料が用いられている点は明白である:
上述したコンセプトはあまりにも簡潔にまとめ過ぎている。このコンセプトを拡大するため、リンクの質を考慮する必要がある。例えば、Aが500人の友達(リンク)を持ち、一方、Bには150人の友達がいるとする。Bの友達は皆裕福であり、大学を卒業し、有名な企業で働いている。一方、Aの友達は高校を中退し、ホームレスになるか、車の中で生活を送っている。
グーグルはAとBのうちどちらを信頼するだろうか?
優れたメディアサイト(CNN等)からのリンクを持つサイトと、誰も読まないようなサイトからのリンクを持つサイトでは、グーグルは前者を後者よりも優先するはずである。
秘密のソース(戦略)を教えてもらおう。
これは言わば大人と子供の違いである… そして、質の高いトラフィックを得る上で、そのSEO業者がどのように助けてくれるのかを学ぶことが出来る。以下に質問、そして、その答えを挙げていく:
コンテンツの作成をどのように手伝ってもらえるのですか?
詐欺業者: 「海外のリソースと自動ニュース投稿ツールを使ってブログの投稿を作成します。」
本物のSEO業者: 「まず、配信スケジュールの作成から取り掛かります。これはキーワードが豊富に詰まったタイトルのリストであり、作成を望むコンテンツのタイプの骨組みになります。コンテンツは社内で作成することが理想ですが、その余裕がない場合は、業界に精通したプロのライターを探す手伝いをさせて頂きます。
どちらの場合でも、弊社のSEOの専門家が、ウェブサイトに投稿する前に、コンテンツを見直し、最適化します。
また、既に作成しているコンテンツを活用することも出来ます(ホワイトペーパー、ケーススタディ、ウェブセミナー、eメール、プレゼンテーション等)。このタイプのアセットを文字に起こし、整理し、最適化して、検索エンジンから関連するトラフィックを集めることが可能です。」
リンクを張ってもらうウェブサイトを増やすために何をしてくれるのですか?
詐欺業者: 「リンク構築を行うために利用可能なウェブサイトのネットワークを運営しています。また、ウェブサイトを100サイト以上のディレクトリに投稿します。最後にソーシャルブックマーキングを行い、ウェブサイトへのリンクを増やします。」
本物のSEO業者: 「まずは既存のリンクを確認し、最適化しましょう。つまり、稼働中の関連性のあるページにリンクが向けられているかどうかをチェックし、アンカーテキストの多様性を調べ(すべてのリンクに全く同じアンカーテキストを利用するのは避けたいはずです)、そして、リンクを既に張っているウェブマスターに対して、異なるものの、関連するページから再びリンクを張ってもらえるよう要請するのです。
同じように、私達は貴社の代わりにクライアント、パートナー、そして、ベンダーに連絡を取り、理想的な形でリンクを張っているかどうかを確認します。自ら働きかけたい場合は、具体的な文面とコードを提供します。
また、貴社の業界また、貴社の製品やサービスが対象にする業界に関する記事を投稿するウェブサイト & ブログを探し、接触して「ゲスト投稿」の機会を手に入れます。ゲスト投稿を介して、当該のウェブサイトでコンテンツを掲載し、オーディエンスに注目してもらい、そして、貴社のウェブサイトにリンクを張ることが出来ます(ご存知のように、このリンクをグーグルは重要視しています)。
内部リンクも忘れてはいけません。つまり、ウェブサイト内のページ間でリンクを張るのです。検索エンジンは、サイトでコンテンツにリンクを張る構造を調査し、具体的な製品について学習します。例えば、具体的なキーワードにおいて上位にランクインさせたいページがあるものの、サイト内のどのページからもリンクを張っていない場合、グーグルはこのページが重要視されていないと推測します。一方、複数のページからリンクを張っている場合、グーグルはこのページが重要視されていると考え、より高く評価するのです。」
詐欺業者と本物の業者の違いを見極めることが出来るだろうか?
この関連する記事は、正当なSEO業者かどうかを判断する別の方法を紹介している。
最後に次の動画を視聴し、SEOのベンダーに期待しない点について、皆さんに考えてもらいたい:
この記事は、social media explorerに掲載された「5 Ways To Uncover Scammy SEO Agencies」を翻訳した内容です。
しかしこの最後の酔っ払っているとしか思えないSEO営業マンの電話トーク動画は凄すぎました。。。 — SEO Japan [G+]
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