米国で暮らしている私たちはサンクスギビングを祝ったばかりだ。友人や愛する人々と集まり、私たちが手にしているすべてのものに、そして、愛する人々に感謝する祝日である。
そのため、フォードの人気の高いフィエスタ・ムーブメントが終わりに近づいている点を皆さんに伝えるには、最高のタイミングだと私は思った。実際にフォードも感謝することが山ほどある。まずはこのプログラムをよく知らない人のために、少し背景を説明しておこう。
まず、なぜ“ムーブメント”と言う言葉が使われたのだろうか?このプログラムを企画したザ・ブランド & コンテンツ・アライアンス・チームは、ソーシャルムーブメントになぞってこの名称を考案したようだ。ディクショナリー.comによると、ムーブメントは、一般化された共通の目標に向かう、もしくは、賛成する、広い範囲で組織された、もしくは異なる人々の集団または組織を意味する。そのため、この新しい車両に対する集団の意識および気持ちを高めることが目標と言えるだろう。
2008年の暮れ、フォードはフィエスタをヨーロッパでリニューアルした。フィエスタは約30年間販売されてきたが、新しいフィエスタは特別な車であった。これは本当の意味でフォード初の世界的なプラットフォームを持った車である。要するにほぼ同じ車が世界各国で販売されるのだ。この車は既にヨーロッパで販売されていたものの、米国で発売されたのは2010年の春だったため、私たちフォードにとっては大きなチャンスであった。
そこで、今年の年明け、フォードは、積極的に活動を行い、半年間に及ぶ長期の実験に参加することが可能な点を証明した個人またはグループに100台の欧州仕様のフィエスタを提供すると発表した。この期間、フォードは車を一台貸し出すのだ。次のテーマに沿った動画を1ヶ月に1本作成することが応募の条件であった(旅、テクノロジー、スタイル/デザイン、ソーシャルアクティビティー、冒険、エンターテイメント)。それ以外にも、フィエスタ・エージェント(ミッションコントロールから課題や“任務”が与えられていた)は、車に関する意見を伝える権利が与えられていた。そして私たちは彼らのコンテンツをすべてfiestamovement.comに – 編集および検閲はせず、リアルタイムで集めたのだった。
バズ(噂)を作り出す取り組みに加え、私たちは車の気に入った点と気に入らなかった点に関するフィードバックをエージェントから求めた。彼らが提供してくれた情報をエンジニアリングのチームに直接共有することが出来るシステムを作り、製造が終了する前に北米版のフィエスタを調整することが可能になった。
このプログラムは間もなく終了するが、その結果は目を見張るものがある。
フィエスタおよびこのプログラムに関する詳細は、フォードのメディアサイトで確認してほしい。
フォードのエージェントの成功を祝うため、私たちは12月1日の火曜日(2009年)、ハリウッドでちょっとしたパーティーを開催する – フィエスタと呼ばれる類のパーティーだ。私たちはこのパーティーを世界最大のツイートアップにしたいと目論んでいる – そして、皆さんにも是非参加してもらいたい。コミュニティとして、力を合わせれば、決して不可能ではない。詳細は後ほど伝える。
このイベントは、エージェント – 90%が参加してくれることになっている -に表彰を行い、敬意を表するために開催される。バンド「パラシュート」が演奏を行い、DJ Pesceが曲を流す。その模様をカレント TVが撮影し、テレビで楽しむことが出来る。言うまでもないことだが、北米版のフォードフィエスタが初めてそのベールを脱ぐことになっている。さらに、セレブ、ウェブセレブも登場し、交流も活発に行われるだろう。このパーティーはきっと盛り上がるはずだ。
パーティー情報
パーティー会場で皆さんに会えることを楽しみにしている。それでは以下に詳細を記載する:
日付: 2009年12月1日(火)
時間: 8:00 p.m.
場所: カリフォルニア州ハリウッド サンセット通り 6245 W ハリウッド・パラディアム(地図)
来週カリフォルニアに滞在するつもりなら、イベントブライトでその旨を伝えてもらいたい。参加出来ないなら、開催地の近くにいる知人にリンクを送り、パーティーへの参加を呼び掛けて欲しい。イベントブライトには多数のソーシャルネットワークが構築されているので利用してもらいたい。また、以下のようにつぶやく手もある:
私たちはプログラム、エージェント、もしくはフォードのネットワークに何かしら関係している大勢の人達を招待したいのだ。ソーシャルメディアの力を見せつけるには、まさにうってつけの方法である。
最初の段落で述べたように、この時期、私たちは、感謝の意を示し、過去1年を振り返る。サンクスギビングの季節になると私はソーントン・ワイルダーの劇「わが町」を思い出す。この劇の登場人物が、立ち止まって、日常生活の些細な出来事について考えることの大事さを思い出すシーンがあるのだ。登場人物の一人が以下のように嘆き悲しむ:
過去半年間、殺人的なスケジュールで活動してきたフィエスタエージェントの人達には、ゆっくりと考える時間がなかったことは容易に想像がつく。しかし既に、プログラムが終わる前から、エージェントの一部は、歩みを止め、このプラグラムに参加することが出来て、いかに自分が幸運だったかを語っていた。特にヒラリー・マックホーン氏(別名: @BrooklynHilary)とナターシャ・ウェスコート氏(@natasha)の言葉は特筆に値する。同じことを考えたエージェントは他にもいたはずだ。以下に先週私が見た動画を掲載する。
今年、感謝するべきことがフォードにはたくさんあった。その点については別のエントリで取り上げるつもりだ。まずはハリウッドで皆さんに会えることを望む。会場に来れないなら、火曜の夜、ツイッターでハッシュタグ「#fiestamovement」をフォローしよう。本当のフィエスタ(パーティー)が始まる!
この記事は、The Social Marketing Blogに掲載された「On Giving Thanks」を翻訳した内容です。
しかしいずれにしてもここまで大規模なソーシャルメディアキャンペーンを行った事例は他にないとは思うので(少なくともかかったコスト的には。。。)多くの方の参考にはなるのでは、と思います。 — SEO Japan
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