先週私はツイッターでリンクの売買について議論を行った。自分が所有していないウェブサイトへのリンクを購入する戦略(つまり第三者へのリンク)に関して混乱している人が多かった。そのため、リンクの購入について簡単に説明し、アドバイスとコツを紹介しようと思う。
まず、リンク購入の標準的な免責事項をお伝えしよう: リンクの購入はグーグルのガイドラインに違反している。リンクの購入に関係していると、ペナルティを与えられる可能性があり、その中にはインデックスからの削除も含まれる。このエントリは決してリンクの購入を勧めているわけではない。娯楽を提供し、教育するためである。これでマット・カッツ氏に文句を言われることはないだろう。それではさっそく本題に入ろう … 当然ながらこれはあくまでも仮定の話である 🙂
リンク購入の最も一般的な用途は、評判管理である。自分、もしくは自分のクライアントを好意的に取り上げているウェブサイトを見つけたとしよう–トップ20にラインクインしているサイトが理想だ。次にリンクを買って、自分の名前、企業の名前、製品の名前、もしくはその他のキーワードをアンカーテキストとして利用しているウェブサイトに向けよう。適切な場所からのリンクを十分に購入すれば、ランキングがジャンプアップするだろう。このようなポジティブなリスティングがネガティブなリスティングにとって代わるのが理想だ。この手法の素晴らしいところは、複数の第三者のウェブサイトを後押しすることが出来る点だ。信頼されているニュースサイト、雑誌系サイト、もしくはその他の情報に焦点を絞ったサイトにリンクを向けることが出来ると、効果はとても高い。しかし、恒久的、または長期間の購入を交渉しなければ、広告費を引き上げた途端に結果が変わってしまうと言う難点もある。
自分のためにリンクを購入するのではなく、自分のウェブサイトにリンクを張っているウェブページを強化することで、購入したリンクを少し浄化する手もある。次にように考えてもらいたい: バックのシンガーをボイスレッスンに通わせるようなものだ。間接的なメリットが得られる。このルートを採用するなら、競争が激しくないアンカーテキストを選ぼう。適切に行おうとすれば、これは高額なコストがかかる。なぜなら、信頼性の高い、権威を持つサイトのリンクを手に入れる必要があり、また、数ヶ月間キープしておきたいためだ(私は少なくとも半年間維持することを勧める)。
営利目的のキーワードで上位にランクインしているものの、競争は激しく、下からの突き上げをなんとかしない状況に置かれていると仮定しよう。そんなときは、同じ用語で上位にランクインしているが、ウィキペディアのように製品を販売していない他のサイトへのリンクを購入するのも一つの手である。リンクを幾つか購入して、このようなサイトに向ける。トップ5でこの手法を行っているのが自分だけなら、トラフィックへの換算が見込まれる。しかし、度を超えると自分のリスティングのランクを下げてしまう危険がある。そのため、この戦略を利用する際には十分に注意しよう。
いかなるサイバースペースの領域にも属さない悪意に満ちたウェブネットワークが存在する。彼らから複数のリンクを獲得すると、30日以内に大抵のサイトが急落する。見つけられないなら、ウェアーズやその他の自動生成ネットワークからありふれたサイトのリンクを購入しよう。この類のリンクはとても安く、eBay等のサイトで簡単に見つけることが可能だ。フレーズを一つ選び(出来ればあまり営利的ではないもの)、誰かの被リンクの環境を思い切り狂わそう。どんなにリンクを手に入れてもCNNやアマゾンのようなウェブサイトをひっくり返すことは出来ないが、中間レベルもしくはそれ以下のレベルのサイトなら数が多ければそれほど確率も高くなる。個人的には最悪の戦略だと思う。また、とんでもない報いを受けることになる点も肝に銘じておいてもらいたい。いずれにせよ、戦略の一つではあるので挙げておいた。
他にも若干ニュアンスやバリエーションが異なる手法もあるが、必要なときのために、常に複数の打つ手を隠し持っておきたいことろだ。
この記事は、Michal Gray Graywolf’s SEO Blogに掲載された「Buying Links to Third Party Websites」を翻訳した内容です。
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