見出しの書き方は無限大にある。しかしながら、長年にわたってあるタイプの見出しが有能であることが繰り返し証明されている。あなたが誰かに自分の記事を読んでもらいそれに答えてもらうことに真剣に取り組んでいる時には、これらの見出しの“決まった形”に従うことによって、優位に立つことができるだろう。
以下に挙げる9つの決まった見出しの形に従うことは、最も簡単で、もっとも効果がある方法の1つである。見出しを書く時には、まずはそのうちの1つをやってみることだ。少なくとも、効果的な見出しを書くためのクリエイティブな出発点を与えてくれるはずだ。
1. シンプルかつ直接的に言う
直接的な見出しはもっと頻繁に使われるべきである。ひねりも、ジョークも、言葉遊びもいらない。直接的な見出しは核心を突く。これは、読者がよく知っているブランド名や製品やサービス、そして大幅な値引きには特に効果的だ。
2. 大きな利益を提示する
常に探るべき最初のテクニックの1つが、主要な利益を見出しに入れることである。結局のところ、一番のセールスポイントが目立つべきなのだ。相応しい読者を選び、彼らに返答の準備をさせる良いチャンスになる。もし仮に彼らが何も読まなかったとしても、最低でもあなたが持っている一番のセールスポイントは見ているはずだ。この種の見出しを書くのに苦労するようであれば、それは自分の製品やサービスについて少し考える必要があるという確かなサインである。
3. 面白いニュースを発表する
人々が新聞や雑誌を読むのは、ニュースが好きだからだ。それは人間の基本的欲求なのだ。私たちは好奇心がある。単に知りたいのではなく、知る必要があるのだ。ニュースを示唆するような方法で見出しを投げることは、朝刊の特集記事と同じくらいに強いアピールになるのだ。注:ニュースにするために新しく製品やサービスを作る必要はない。単に読者にとってそれがニュースであればいいのだ。
4. “ハウツー”の力に懇願する
ハウツーの見出しは私たちのほとんどが何らかの方法で自分自身や自分の生活を向上したいと思っているニーズに働きかけるものだ。ここでの秘訣は、ニーズや要望に焦点を合わせ、そのニーズや要望を満たすことを約束することだ。ハウツーは、約束そのものではなく利益や最終的な結果を強調しなければならない。例を見てみよう。
もしも、これが“How to start a full-time computer business in your home.(自宅でフルタイムのコンピュータビジネスを始める方法)”だったらどうだろう?焦点がずれているとは思わないだろうか?とても大変そうに聞こえる。簡単にお金を稼ぐためにすでに所有しているコンピュータを使うという、実際のきっかけには全く触れていない。ハウツーの見出しを書くには、“How to”または“How”で文章を始めて、その後すぐに利益を書くのだ。
5. 読者を刺激するような質問を突きつける
ダイレクトに質問をすることで読者に影響を与える。しかしながら、その質問はでたらめでも賢くてもいけない。質問は、製品の主要な利益に直接かつ明確に関連しなければいけない。さらには、読者が“イエス”と答えるように促すか、少なくとも“よく分からないが、もう少し知りたい”と思うような質問でなければならない。
6. 指示を出す
セールコピーが全く通用しないことは多い。それは、そのコピーが読者が何をすればいいのかを伝えることに失敗しているからだ。このタイプの見出しは、単刀直入になり、利益を伝え、指示を出す態度を取るという3つのことを同時にすることが可能だ。それは、対話的ではなく独裁的である。だが、読者がはっきりとした書き方に期待するようになる好ましい方法なのだ。
7. 役に立つ情報を提供する
ちょっとした秘密を教えよう。大部分の人が情報など欲しくはないのだ。これまでその逆のことを言われ続けていたことは分かっているが、それが真実なのだ。人々は情報に圧倒されている。人が本当に知りたいこととは、自分の人生にある緊張感と可能性なのだ。私たちは世界に対する自分の力の感覚を感じたいのだ。だから、私たちは、物事の意味を理解し、主導権を握るのに役に立つと約束された秘密、秘訣、ヒント、法律、ルール、システムを探し求めるのである。以下の見出しがいかにこれらを満たす情報を提供しているかに注目してみよう。
8. 正当な実証を報告する
実証となる見出しは2つの働きをする。第一に、あなたの製品またはサービスの第三者の保証を読者に示す。第二に、人は他人が何と言っているのかを知ることが好きだと言う事実を生かす。
この戦略の変わったところは、一人称で書くこととクォーテーションマークをつけることだ。この“実体験での実証”が面白い見出しを生み、読者を増やすことになる。
9. 小さな付け足し文句であなたの話が本物であることを証明する
人はセールスコピーを信用しない。それは当たり前だ。その多くが不正確または全くのウソだと分かっているからだ。この不信感を突き破るためには、不自然に見えるが正しいと思える何かを見出しに付け足すのだ。以下の見出しを見てみると、“オハイオの男”とか“対応できない”とか“苛立ったバーテンダー”といった言葉が目立っていることに気付く。それらの言葉の特異性や突飛さが、従来のコピーでは出来なかった誠実そうなオーラをもたらすのである。
見出しを書く方法は他にもいくらでもある。どの戦略を選ぶにしても、決断を早まり過ぎないことだ。アイディアを引き出すのに時間をかけるのだ。何十個、いや何百個もの見出しを書いてみることだ。口に出してみるまでは自分が本当に何が言いたかったのかは分からないのだから、自分自身に多くの選択肢を与えることが最も効果のあるベストな見出しに到達する確実な方法なのである。
この記事は、CopyBloggerに掲載された「9 Proven Headline Formulas That Sell Like Crazy」を翻訳した内容です。
SEO最新情報やセミナー開催のお知らせなど、お役立ち情報を無料でお届けします。