先週はGoogle+の話題で持ちきりだったが、まだそこにブランドが関与する手段はないため、ソーシャルメディアの中で最もブランドの注目を集めるのはFacebookである。今では、Facebookページも数年が経つが、ページ上の『いいね!』の数やキャンペーンの種類、実装しているアプリの観点から見て、このプラットフォームで最大のブランドは何だろうか?以下のリストにあるページは、人々が愛して快く『いいね!』をクリックしたブランドと、大規模なFacebook広告を介して『いいね!』を獲得しているブランドが混ざっている。
これらのブランドは、ファンと関与して価値のあるコミュニティを築くための優れたプラットフォームとしてFacebookを見なしていているため、そんなユーザー達の忠誠心を保つため、ページを成長させ続けるために彼らがどんな報酬とエンゲージメントを提供しているのかを見るのは実に面白い。暇な時にでもここにあるページを覗きに行って欲しい。これらは全て最大かつ最高のページばかりなので、あなたも何か良い情報を獲得できるはずだ・・・
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Coca Colaの面白い点は、ファン自身によって始まったということ、そしてコカ・コーラはそれを封じ込めるのではなく、ファンが管理することを許し、今でもそれを感じさせるということだ。その規模にもかかわらずこのページに素晴らしいコミュニティ感があるのはたまたまではない。アプリやゲームにはそれほど注目せずに、世界中にいる3000万人以上のファンに優れた参加型のコンテンツを提供することにより焦点を合わせている。
世界最大のエンターテイメントブランドの1つは、Facebookに関しては決して遅れをとることはなかった。これがDisneyのブランドページだが、その下にあるブランドのために個別のページが他にもたくさんあるのだ。下のランディングタブから分かるように、世界中にいる彼らのファンは20億人に近付いているが、これはディズニーブランドをただ愛する人たちのためのセントラル・ハブの役割を果たしているのだ。
スターバックスは様々なソーシャルメディアを受け入れることに積極的で、Facebookも例外ではない。スターバックスのFacebookページは、友人にコーヒーを無料で飲めるギフトカードを送ったり、各地のスターバックス店舗の様子を調べるなど、幅広い優れた機能を提供している。さらに、スターバックスはこのページを最新の求人情報を投稿するためにも使用していて、興味深いリクルートチャンネルになっている。
レシピや商品に関する追加情報など素晴らしいコンテンツをたくさん盛り込んだ本当に素晴らしい明るくてカラフルなページだ。このページのたった1つの難点は、レシピやその他のコンテンツを見ようとしてクリックするとFacebook内でそのコンテンツを見ることができずにKraftのウェブサイトに連れてかれることだ。
概してソーシャルメディアとコンテンツ製作では世界最高のブランドかもしれない。そのページは、コンスタントに新しいゲームと新鮮なコンテンツがアップデートされ、世界中のスポーツイベントやスポンサーからの最新のレッドブルのコンテンツを全てシェアする独自のテレビ局まで持っているのだ。
おかしなことに、ほぼ同じ数のファンを持ち、お互いにリストに入っているコンバースのページが2つ存在する。このページは、ファンの写真と動画を中心としたアクティビティとのやりとりが少しある。これは、人々が夢中になり宣伝がなくても『いいね!』をクリックする象徴的ブランドの1つであると推測すべきだろう。
上のページと非常によく似ているが、こちらのページ はさらにコンテンツが少ない。アプリもなければ、ゲームもないし、ほんの少しコンバース独自のコンテンツがあるだけで、ほとんどのやり取りはウォールを介したものか、ファン自身が作ったコンテンツからだ。ファン達は、投稿されたものに対してたくさんの『いいね!』とコメントでかなり参加している。
巨大なソーシャルネットワークの全てを効果的に使用する、ソーシャルメディアではとっぴなブランドの1つだ。そのページは、新しいアプリ、ゲーム、動画、最新のキャンペーン用のコンテンツで絶え間なく更新される。Skittlesは様々なプラットフォームとクロス・プロモーションの間にファンをプッシュするのが好きなようで、ファン・エンゲージメントが豊富だ。
あなたの期待通り、プレイステーションが持っている発売予定の様々なタイトルとゲームのインタラクティブなプレビューがたくさんある。このページは、超参加型コミュニティの総合ホストとしての機能を果たすだけでなく、異なるタブを掘り下げて行くと、彼らの様々なゲーム機を見てインタラクティブなデモで少し遊ぶことができたり、人気の高いゲームの動画を見ることができる。
これは、このリスト内でAppleが所有する2つのページの最初の1つで、音楽がFacebookページのフォーマットに完璧にフィットしている。数あるタブの1つから流れるいくつかのライブコンテンツと最新リリースの全てが混じり合っている。面白いことになりそうなのは、Facebookが今年の終わりに独自の音楽ストリーミングサービスを始めたら、このページがFacebookによってどう扱われるかということだ。
世界最大のポテトチップスブランドには、Facebookに完璧にフィットするターゲット市場とブランドがある。そのページは、インタラクションに溢れていて、最新のキャンペーンへのリンクが含まれている。例えば、最近は音楽フェスのシーズンに注目していて、タブの1つをクリックするとインタラクティブなアプリ上でその最新情報をゲットできるのだ。
このページには多くの男性票が入るであろうことは認めなければならないだろう。公然と知ることはできないが、性別の内訳がどうなっているか見たら面白いだろう。なぜなら、女性はもっと機能的な理由からこのサイトを気に入るが、画像やインタラクティブなコンテンツが男性ファンも獲得することは間違いないからだ。
ソーシャルメディアではLiveメッセンジャーについて頻繁に語られることはないが、若いオーディエンスの間では広く利用されているチャットサービスで、このリストに入ったことからもその人気具合がうかがえる。それは、マイクロソフトがFacebookに出資していることや、2000万人以上のユーザーを持つ全く異なるFacebookアプリがあることも手伝っている。ページそのものに関して言うと、製品に関する最新情報を全て共有している。
世界で最も象徴的なチョコレートブランドが、あなたがこれまでに見た中で最も粗末で魅力のないFacebookページ であるにも関わらず、このリストの中に入った。彼らのページには、インタラクティブなコンテンツやキャンペーンがほとんどなく、彼らがいくつかのフォトアルバムにアップロードするものに制限されている。このページのファンは、ウォールを介して参加するが、なぜこんなに多くのファンがいるのか分からない。このブランドが本当に愛されているのか、はたまた、今後のキャンペーンを視野に入れて単に宣伝をしているだけなのか?
世界で2番目に大きい栄養ドリンクがこのリストに入っている。そのコンテンツとテーマが、このリストのより高い順位に位置するレッドブルとあまりに似ていることは注目に値する。ファンが参加するたくさんのインタラクティブなコンテンツとアプリがあり、Monsterがファン獲得のために多くのお金を費やしていることは明白である。
世界中で最も有名で象徴的な朝食用スプレッドが、そのページをファンに託し、ファンがこのページでできることとできないことを教えるNutiquetteと呼ばれるセクションまであるのだ。このページを『いいね!』と言っている人達は、明らかにこのブランドに夢中になっていて、ここで共有される全てのコンテンツ上やウォールを介して参加している。
これはこのリストに入っている2つ目のApple製品である。このページをサッと見ても、なぜこんなにも多くの人がこのページを『いいね!』と言っているのか分からないだろう。コンテンツはほとんどなく、ページはめったに更新されない。Appleがこのページの戦略を持っていないのはおかしなことだ。
世界最大のスポーツブランドは、常に新しく革新的なことをそのFacebookページ上で挑戦している。Youtubeの動画やイベントのライブビデオストリーミングを含む他のソーシャルメディアチャンネルからのコンテンツがタブ上に豊富にある。さらに、フラッシュを使ったシューズ選びのようにウォールを介してインタラクティブなことを試し、オンラインストアの売上げを増やすことに積極的である。
このリスト上で2番目に大きいゲーム機メーカーであり、Microsoft所有のもう1つ別のページでもある。想像の通り、プレイステーションのページと非常によく似ていて、たくさんの最新タイトルのインタラクティブなプレビューと、このデバイスの主な機能とセールスポイントを説明したタブがある。ウォールを介して熱心なオンラインコミュニティに勧めるたくさんの優れたコンペティションとコンテンツが常にある。
このページは変わっていて、様々なタブ上のどのアクティビティをするにしてもこのページの『いいね!』ボタンをクリックしなければならず、少し窮屈なのだ。しかし、こんなに多くの『いいね!』を獲得している理由の1つが推測できる。あなたのお気に入りのドリンクの無料ケースを獲得したり、素晴らしい賞品のあるゲームやインタラクティブなコンテンツを獲得する多くの手段があるのだ。
この記事は、The Next Webに掲載された「Meet the Top 20 Brands on Facebook」を翻訳した内容です。
リストを見ているだけでも、ある種SNSで数・量だけを追求した際に流行りそうなブランドの傾向は伺えますが日本ではFacebookの普及度が低いのはともかくMixiにしてもこのボリュームで企業のSNS上のマーケティング活用が広まっている例は余りないですよね。Mixiだけではなく、モバゲーしかりgreeしかりモバイルSNS?/ゲームプラットフォームを活用した取り組みなんてことも、もっと日本の一流企業の間で普及して入ってほしい所ですね。海外に負けないせっかくのオリジナルプラットフォームがあるわけですし。 — SEO Japan
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