私はフリーランス主導のエージェンシーを経営しており、昨年は実に93人のフリーランサーを面接した。私が彼らに尋ねる最も重要な質問は、彼らがどこへ行こうとしているのかに焦点を置く傾向がある。
ビジネスにおけるあなたの夢は何ですか?
人生におけるあなたの夢は何ですか?
以下は、私が耳にする最もよくある願望だ:
“私は、他のフリーランサーと手を組んでより大きなプロジェクトで仕事をしたい。たぶん・・・それはあなたのような・・・本物の会社だったり・・・するわけです。”
素晴らしい!フリーランスの仕事をより大きなビジネスを築くという次のステップへ進めることは大きな目標であるし、素晴らしいビジネスモデルでもある。もし、あなたがそれに相応しい人間であるのなら。
最終結果がどうなるかこの議論が終わる頃には、あなたはもっと興奮するか(私がそうだったように)、自分の今のフリーランスの仕事を成長させる他の方法を検討するかもしれない。
今回の記事では、フリーランサーとしての丸6年間と、その後の5年間のエージェンシーの共同オーナーとしての人生を比較することにした。それぞれの期間中に私の人生が変わったという事実を何とか説明してみよう。
私は、ティガーとリチャード・シモンズを合わせたような犬を飼っていて、彼の成長期は未だ落ち着いていない。私にはセレニティという名の2歳児がいて、私の仕事パターンを大きく変えた。私は副業として不動産業を作り、政治的にも活動的になり、カンファレンスを開催し、結婚をし、そして結婚生活が中心となった(離婚したくなかったため)。今はカンファレンスでスピーチもするし、他にも色々している。
完璧ではないかもしれないが、私のフリーランサーとしての経験とより大きなビジネスのオーナーとしての経験からそれらの違いをあなたに見せることはできるはずだ。
フリーランサーとしての生活
ビジネスオーナーとしての生活
フリーランスの良い点、悪い点
より大きなものを所有することの良い点、悪い点
あなたは、フリーランスに固執すべきなのか、それとも脇道に入ってエージェンシーのようなより大きな組織を作るべきなのか?それに、どうやってそれを決めればよいのか?
あなたが自分の人生で手にしたいこと、やりたいこと、なりたいことのトップ100のリストを作ること から始めよう(このステップは重要なので飛ばさないこと。)
そして、そのリストを手に、あなたが欲しい人生を生きているように思える人を探しに行くのだ。それが合法で良心的で倫理にかなったものであるならば、その威光をとらえてコピーするのだ。
ビジネスはあなたが想像する生活を手に入れるための単なる乗り物にすぎない。もしあなたの夢がハワイに行くことであるなら、あなたがどんなに良い車を手に入れようとも関係ない。世界最速のフェラーリであっても、岸から数百フィートも進んだところで海の底へと沈んでしまうだけだ。
あなたは、自分の理想の人生に相応しい乗り物を選択する必要があるのだ。
私はより大きなプロジェクトを手にすることを始めた。なぜなら、私は挑戦や影響力や予算が好きだったからだ。私は、コードやコンテンツに取り組むのが好きなのと同じ位に人と一緒に仕事をすることが好きだった。私は、自分がプログラミングをしていた頃よりも、一日の最後により多くのエネルギーがあることに気が付いた。
私の夢は変わりやすかった。25歳の時には、遊ぶ時間が欲しかった。30になった時には、自分がより多くの人の人生を変えようとすることや、子どもにかかるお金と定年後の収入を自覚すること、夜と週末の時間は家族と一緒に過ごすことに興味があることに気が付いた。ゴールの変化があり、エージェンシーは私の人生にとって相応しい乗り物となったのだ。
フリーランサー=少ないミーティング&あまり予定に拘束されない=自分のエネルギーの状態とライフスタイルに合わせてスケジュールを組む柔軟性
ビジネスオーナー=より多くのミーティング=厳格なスケジュール+ビジネスマネージメントへの配慮=より多くの富とより広い範囲に手が届く
ところで、もしあなたがビジネスオーナーとして働くべきか、フリーランスでいるべきかという疑問に興味を持っているのなら、賛否両論の立場を示した素晴らしい記事もある。
作者について: Shane Pearlmanは、@justlikeairで、100%フリーランス主導のエージェンシーを経営する災難についてつぶやいている。
この記事は、CopyBloggerに掲載された「Is There Life After Freelancing?」を翻訳した内容です。
私もこれまで会社経営に15年位関わってきましたが、前半の5年位は会社といってもほぼ一人で実質フリーランス状態で仕事をしていました。20代半ばからその形態で仕事をしていたのも、元々どこかの会社で働くことが苦手な人格破綻者でそれしか選択肢が個人的にはなかったというのが実情ですし、実際、会社のスタッフが増え仕事をある程度スタッフに任せられるようになるまで4-5年かかりましたし、そこまでの道のりは本来自分が不得意なことをやらないといけないことも多く「こんなことなら一人で地道にやっていれば良かった」と思ったことも一度や二度ではないです。そのステージを乗り越えた今は大分楽になり、ある意味フリーランス(一人)時代と似た状況で仕事はできている気もします。とはいえ私の場合はたまたま運が良かっただけで、一歩間違えると途中で空中分解していた可能性は十分あると思いますし、経営者がフリーランスより良いとも思えません。
日本の場合、フリーランスのマイナス面として継続的な収入が保障されないことを不安に思う方も多いと思いますが、終身雇用制の崩壊もリアリティを持って起こり始めている日本経済、安泰業界(そんなものがあればですが)や大企業に永久就職している人でもない限り、いつ会社が倒産するか分からないリスクは常にあるわけですし、フリーランスで全て自己責任で実力で仕事をしていく選択肢も一つの生き方としてアリだと思います。
最近のスタートアップブームで会社を辞めて失敗のリスク承知で起業を目指す人も増えていると思いますが、まずはフリーランスで生計を立ててから起業を目指すという方法もあると思いますし。起業していきなり成功するなんてことも滅多にないわけですし。フリーランスで一定の自由な時間を保ちつつ、一度や二度の失敗でめげずに、またはピボットしながら本格起業を目指すなんて生き方も良いんじゃないでしょうか。勝手なことばかり書いてしまいましたが、さて皆さんはどう思うでしょうか。 — SEO Japan
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