グーグル+のコンテンツが徐々に – しかし確実に – グーグルのメインの検索結果に進出しつつある。今年の夏以来グーグルが採用してきたrel=author タグを介して新たな統合が始まっているのだ。
マイク・ブルーメンソール氏が私達にこの最新の変更に関する情報を伝えてくれた。しかし、まだテスト段階である可能性は否定できない。
以下に私のケースを紹介する – 後ほど説明するように、マイク・ブルーメンソール氏が見ている結果と私が見ている結果とでは若干異なる。
グーグルの検索結果に表示されるrel=authorを使った検索結果では、オーサー(作者)のグーグル+のプロフィールで始まる新しいグーグルの検索結果ページに向かうリンクが張られたアバター、そして、その隣の署名欄が掲載されている(私の記憶が正しければ、今まではアバターと署名欄は直接グーグル+のプロフィールのページにリンクを張っていた)。以下のグーグル+の情報は、「More results」であり全て当該の作者のリスティングで構成されている。
作者の名前を直接検索している場合、さらにグーグル+のプロフィールの統合が進む。この場合、グーグルは最新のグーグル+の投稿をプロフィールの情報に加えて掲載する。
この変更において最も興味深いのは、作者のアバターまたは署名欄をクリックすると、検索の絞り込みとして、以降の検索で継続される点ではないだろうか。このプロセスを経て、検索用語を「seo」に変えた場合、私が作成した結果のみが掲載され、そして、グーグル+のプロフィールボックスは引き続き検索結果の上部に留まる。事実、ブログに掲載されているマイク・ブルーメンソール氏の例では、検索ボックス内に絞り込みとして私の名前が表示されている。そして、この絞り込みを削除する「X」も用意されている。
同じ「X」絞り込みは私が試した他のブラウザでは表示されていない。持続性は人によって異なるのかもしれない。
(追加: この「持続効果」はセッションベースのようだ。つまり、グーグルの検索タブを一度閉じてから、再び新しいタブで検索を行うと、この絞り込みは表示されなくなる。)
グーグルはゆっくりと、そして、静かにグーグル+をメインの検索結果に統合し始めている。先日も、一部の人達がグーグル+とグーグルプレイスの統合を目撃している件、そして、一部のクエリでグーグル+のコンテンツがサイトリンクとして表示されている件を伝えたばかりである。今後もこの傾向は続くと言っても問題はなさそうである。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google+ Is Slowly Invading Google’s Main Search Results」を翻訳した内容です。
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