私は嬉しいことにグーグル+に招待された。その後、グーグルアップスを使っているため、グーグル+を使うことが出来ないと言われた。まさに青天の霹靂だった。
しかし、グーグルはグーグル+をグーグルアップスのユーザーにも「数ヶ月以内」に開放するつもりであり、すぐに一部の.eduのユーザーによるテストが行われるだろう。既に多くの人達が指摘しているように、他の人達よりもグーグルを熱心に利用することが原因で、このホットな最新のソーシャルネットワークを数ヶ月遅れで利用しなければならないのは納得がいかない。
そんな中、アンディ・パッティンソン氏が、親切にも以下の動画およびエンティティ(企業、ブランド等)用のグーグル+のプロフィールの応募フォームの存在に気づかせてくれた。
言いたいことは分かる。しかし、これでは全くフェイスブックと考えていることが同じである。個人はプロフィールでソーシャルネットワークを構築し、企業、ブランド等は、若干プロフィールとは異なる制限でネットワークとの交流を行う、ページ(フェイスブック)を構築する。そのため、企業のソーシャルネットワークとして設定されるように、グーグル+は異なる方法でグーグルアップスに導入されるのだろうか?現在グーグルアップスが機能する仕組みを考慮すると、そうなる可能性が高いことになる。
この場合、個人および仕事用のeメールが同じ個人のユーザーはどのようにグーグル+を利用するようになるのだろうか?
過去5年間、多くの企業は内部のソーシャルネットワークを構築しようと試みてきたが、既に労力を注いでソーシャルネットワークを持っているにも関わらず(フェイスブックの場合が多い)、なぜ会社のソーシャルネットワークを管理しなければならないのかとスタッフが疑問を持つ。これは大きな問題である。フェイスブックを使って会社のソーシャルネットワークを構築しようとすると失敗に終わる可能性が高い。特に守秘義務の面で問題が発生する。フェイスブックにアプローチする方法は、通常は仕事をする上では合わないことが多い。
グーグル+の導入は、単一のプロフィールを企業用とソーシャルな目的のために作り、2つの領域で異なる方法を用いて実施することが出来るため、ソーシャルネットワークに素晴らしい機会をもたらす。別にネットワークを所有するのではなく、一つのプロフィールが仕事用とソーシャルなつながり用の画面をそれぞれ用意してくれるのだ。
企業のソーシャルネットワークは安全性が高く、文書やワークフローを基に構築され、効果的な共有を実現し、組織内の人達との共同調査や作業を促進するだろう。このソーシャルネットワークは、個人のつながりを円滑する特徴も持つことになる。
同僚の中には個人のソーシャルネットワークに参加する人もいるだろう。しかし、選ぶのは自分だ。フェイスブックで同僚を招待するときのように、個人と仕事のソーシャルネットワークを混合するのとは異なる。2つの領域を自分の好きな塩梅で重なり合わせることが出来るのだ。
これはグーグルにとって大きなチャンスである。フェイスブックは様々な理由で企業用のソーシャルネットワークに向いていない。そもそも、フェイスブック自身がそうなることを望んでいない。リンクトインもソーシャルネットワーク化する意図は持っていない。
しかし、現時点では、グーグルがこの点を理解しているようには見えない。グーグル+を企業用のソーシャルネットワークとしてのみ実装するような気がする。
私の予感が外れることを祈る。しっかりしてもらいたい。
ロス・ドーソンは、未来志向派、起業家、キーノートのスピーカー、戦略アドバイザー、そして、ベストセラー作家として世界的な評価を受けている。また、専門サービスおよびベンチャー企業 アドバンスト・ヒューマン・テクノロジーズ、未来および戦略のコンサルティンググループ フューチャー・エクスプロレーション・ネットワーク、一流のイベント会社 ジ・インサイト・エクスチェンジ、影響評価を行うスタートアップのRepyootの4つの企業で初代会長を務めている。
この記事は、MyVenturePadに掲載された「Google+ may miss the big opportunity: spanning internal and external social networks」を翻訳した内容です。
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