Googleが旅行系のクエリに対し、新しい表示を実験中?通常の検索とは大きく異なる仕様に。

公開日:2016/02/09

最終更新日:2024/02/16

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モバイルで色々と調べ物をする機会も多いですが、「次の休みの旅行先を検索する」、なんてこともあるかと思います。今回の記事は、旅行関連のクエリに対し、Googleが新しいインターフェイスを返している、という内容です。色々と遊んでみましたが、言語設定を英語にすれば、日本からでも表示されます。(英語の検索結果が返って来ますが、クエリは日本語でも大丈夫です。)また、国以上のレベル(アメリカ、ロシア、アジアなど)であれば大体表示され、”where to go in 〇〇”や”destination in 〇〇”でも表示されます。実験的な仕様であるようですが、お時間のある時に、色々試してみてはいかがでしょうか?– SEO Japan

Googleがモバイルにおける新たな検索体験をユーザーに提供している。旅行・トラベル系のクエリに対して、通常とは大きく異る検索結果を表示しているのだ。

*リンク先は英語となっています。

Googleは、モバイルにおける、旅行に関連した検索のインターフェイスをひっそりと改良したようだ。この変更における検索結果には”more destinations(より多くの行き先)”というボタンが表示されており、クリックすると通常の検索結果とは全く異なるインターフェイスが表示される。この一連の検索体験を解説してみよう。

まずは、”where to go in russia(ロシアで行くべき場所)”と検索してみよう。

検索結果には行き先となるべく場所がいくつか表示されており、より多くの行き先を表示するための、青い大きな矢印も表示されている。このボタンをクリックすれば画面が拡大され、より多くの行き先が表示される。この画面からは、戻るボタンを押すか、再度検索を行わない限りは、通常の検索結果画面に戻ることはできない。ここでは、該当のエリアのフライトやホテルの料金を確認することができる。

また、日付、興味、価格などでフィルタリングできる機能もある。この機能は、通常の旅行系の検索でもしばしば見られるものである。

行き先をクリックすれば、その場所についての、非常に見た目の良い、ナレッジグラフ・カードが表示される。

画面をスクロールすると、フライト検索からフライトの、ホテル検索からホテルの、そして、ローカル検索からレストランの広告が表示される。

ナレッジグラフ・カードの下部まで向かうと、灰色の文字で、”see web results(Web検索結果を見る)”というリンクが表示されている。

誤解しないで欲しいのだが、旅行先を探しているユーザーにとっては、非常に良い体験であると思っている。しかし、新しいモバイル体験とは言えないのかもしれない。

追記:今回の記事の内容はGoogleの実験のようで、時間がたてば表示内容が変更となる可能性がある。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google Revamps Mobile Travel Search Results, Almost Making Web Results Irrelevant」を翻訳した内容です。

フィルタリングの有無や、NY(ニューヨーク)ではでないけど、OC(オレンジカウンティー)では表示されるなど、まだまだ探り探りの段階であるようです。今後正式導入されるかは不明ですが、もし導入されれば、(広告も含め)表示されるためのロジックなどが気になりますね。今は国単位での検索がメインのようですが、これが街単位になると旅行中でも便利な機能です。観光地や飲食店にとってもいいアピールの場になるかもしりません。ちょっとした小ネタではありましたが、こうしたところに検索の変化が垣間見えます。– SEO Japan

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アイオイクス SEO Japan編集部

2002年設立から、20年以上に渡りSEOサービスを展開。支援会社は延べ2,000社を超える。SEO/CRO(コンバージョン最適化)を強みとするWebコンサルティング会社。日本初のSEO情報サイトであるSEO Japanを通じて、日本におけるSEOの普及に大きく貢献。

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