目次
スピーカー
Arsen Rabinovich氏 Founder / Director of SEO, TopHatRank.com LLC, @tophatarsen
評価のための4つの指標をGoogleが提供
ウォーキングデッドに関する様々なクエリのモバイル版検索結果と、アシスタントの回答を比較。
OK Google、ウォーキングデッドでリックグリムスを演じていたのは誰?
検索結果:アンドリュー・リンーカンのナレッジグラフが表示される。
アシスタント回答:リックグリムスは、アンドリュー・リンカーンが演じています。
データ引用元:SERPs、アシスタント一致。エンティティ検索結果(Wikipediaからデータを引用)
OK Google、ウォーキングデッドのコミックは何巻まで出てる?
検索結果:ウォーキングデッドの巻数に関する強調スニペットが表示される。
アシスタント回答:ウォーキングデッドは6巻まであります。
データ引用元:SERPs、アシスタント一致。強調スニペット(Skybound.comよりデータを引用)
OK Google、ウォーキングデッドのコミックはどこで買える?
検索結果:ウォーキングデッドを購入できるECサイトを表示
アシスタント回答:近くで数件の本屋を見つけました。一軒目はコモンズ通り4735のBarnes&Noble…
データ引用元:SERPs、アシスタント不一致。アシスタントはマップから得られるローカル検索結果を返している。一方SERPsにローカルパックはなく、ECサイトの情報を引用している。
Wikipediaなど、Googleが信頼している情報ソースに多く取り上げてもらうことが大事。
またSchemaマークアップもとても重要。エンティティの理解と他の恩恵をもたらしてくれる。
マークアップを通してGoogleや他の検索エンジンへ情報を与え、Googleから信頼できる情報ソースとして見られる必要がある。
エンティティのマークアップは人や組織のレコードを含まなければならない
マークアップに関しては以下のサイトが有用である。
音声検索の結果のうち40%は強調スニペットから来ている。
データの引用元について
強調スニペットに最適化するために有用なソース
Googleマイビジネスに関しての設定が必要。
ローカルSEOのTIPs
おまけのTIPs
これらに答えるために「ANSWER THE PUBLIC(キーワードに関連する音声キーワードのサジェストを取得するツール)」というツールを使うとよい。
などである
しかし、今回の場合フォーカスすべきなのは、以下のようなクエリである。
クレジットカードマシンはいくらで買えるか?
この検索ワードを使うユーザーは購入ファネルの入り口に立っており、私たちは彼らからプロフェッショナルとして見られる必要がある。
実際に検索をして、どんな検索結果なのかを見てみると、現在はNerdWalletのコンテンツが強調スニペットとなっている。
また、NerdWallet内のオリジナルの文章と比較してみると、強調スニペットにおいては文章の圧縮が行われていることが分かる。
コンテンツのカバー範囲について
という観点からも考える必要があるので、ANSWER THE PUBLICで、関連するクエリを調査すると
などの関連するクエリがあることが分かる。
以下のようなコンテンツの構成でクエリをカバーした。
head
タイトル:クレジットカードターミナルを維持するのにかかる真の費用
body
h1:クレジットカードターミナルの真の費用
p:コンテンツの概要を簡単に説明するための段落
h2:クレジットカードマシンはいくらか?
img:alt=”クレジットカードマシン費用”
p:問いの回答となる短い段落
h2:クレジットカードマシンを借りるにはいくらかかる?
img:alt=”クレジットカードマシンを借りる”
p:問いの回答となる短い段落
このような流れでコンテンツの最適化を行うのが良い。
スピーカー
Benu Aggarwal氏 ー President & Founder, Milestone
音声検索はタスクベースの検索であり、日常の様々な場面で使われている。また、音声検索をどのようなシチュエーションで使うのか?という調査もある。
シンディ氏のセッションにもあったように、音声検索はエンティティに関連するものである。
音声検索をするとデータベースを通して、あなたのウェブサイトを見に行くことになる。この時必要なのはSchemaではなく、その情報をウェブサイト上に持っていることである。
ではどのように最適化ができるか?会話的クエリや質問検索に対してどのように対応すればよいのか?
これまでのSEOはキーワードのマイニングを行ってきたが、音声検索ではFAQのマイニングを行わなければならない。
またこれまで以上にWhy、How、Whatクエリをカバーしている必要がある。
検索における80%のクエリがインフォメーショナルクエリである。これらのクエリにおいてはユーザーがタスクを達成することの助けにフォーカスしなければならない。
さらに自社に関する口コミを見れば、コンテンツに必要なインテントを統合することの助けとなる。
また音声検索という側面でみると、Schemaマークアップは必須ではない。
文字数でいうと強調スニペットの多くが50word以上で、段落強調スニペットが全体の80%以上を占めている。
FAQから得られたユーザーのインテントに答える内容をホームページに入れるのが良い。
もしホームページに入れるのが難しければ、サイト上の様々なところに入れるのが良いであろう。
サイト構造、ページスピード、セキュリティ、端的な答え、ドメインオーソリティ、ソーシャルシグナル、読みやすさ、文字数(段落強調スニペットが多い50word以上)
ランキングファクターではないもの
ナレッジグラフを活用するとよい。「サンフランシスコでインドアプールのあるホテル」と調べた時表示されるために、Schemaでマークアップしておくとよい。
またウェブサイトにおいてAI、チャットボットを活用すると自動で顧客のインテントに沿ったコンテンツを作ることが出来ると考えている。
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