リッチコンテンツとは、Webサイト上において静的なテキストや静止画像だけなく、動画などの映像やアニメーション、CGや、音声などの音楽、ナレーションを利用した動的なコンテンツを指します。
ユーザーの動きに合わせた相互的な表現が可能であり、テキストや静止画像よりも多くの情報を含めることができ、リッチ(=贅沢)なコンテンツと呼ばれています。
2000年代ではFlashが主流でしたが、Youtubeが大きくシェアを伸ばしてきた現在では、実写映像やアニメーション、3DCGなどによって「わかりにくいモノ・コト」を伝える表現として使用されています。
総務省が発表した「通信系コンテンツ市場規模の推移」においては、2013年から2017年にかけて市場は2.3兆円から3.7兆円まで伸びており、近年、5G(第5世代移動通信システム)が広く普及すると想定されることから、Webにおけるコンテンツのリッチ化はより進むと考えられています。
(出典)総務省情報通信政策研究所「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査」
利点としては、ユーザーが直感的・感覚的に理解できるため、高い訴求力があります。
一方、懸念点としては、コンテンツのデータ容量が大きく、体験がユーザーの環境に左右される点と、通信量における制約への対処などのインフラ面があげられます。
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