ユーザビリティ(usability)とは「使いやすさ」を意味し、主にWebサイトやアプリの操作性に対して使用される言葉です。ユーザーが簡単にストレスなく操作できることを「ユーザビリティが高い(良い)」と表現し、重要性は非常に高いです。ユーザビリティが低い場合、魅力的なサービス内容でもユーザーの離脱を招く可能性がありますが、逆にユーザビリティが高い場合はユーザーが定着し、コンバージョンやユーザーの満足度が向上します。Googleの検索アルゴリズムがユーザーファーストを掲げていることから、ユーザビリティもサイトの評価に影響すると考えられています。
ユーザビリティはISOによる3要素(有効性、効率性、満足度)で評価され、特定のユーザーが特定の利用状況において、効果・効率・満足を伴って特定の目標を達成する度合いを示します。ユーザビリティは単に「使いやすさ」だけでなく、目的をスムーズに達成できるかどうかも重要なポイントであり、消費ニーズの多様化に合わせて重要性が高まっています。製品やサービスを開発・提供する際には、ユーザビリティを重視することがリピート購入や顧客ロイヤルティの向上につながる重要な要素となります。
ISOとニールセン氏による定義によれば、ユーザーが特定の利用状況において、目標を効果的に達成し、効率的に利用し、満足度を高める度合いを示すことです。ユーザビリティが低いとユーザーはストレスを感じ、サイトを離脱する可能性が高まります。例えば、光回線の乗り換え予定先のサイトで料金やエリア情報が見つけにくい場合、ユーザーは乗り換えをやめてしまう可能性があります。逆にユーザビリティが高いサイトではコンバージョン率が向上し、ユーザーの満足度も高まります。ユーザビリティを向上させるには情報の提供だけでなく、UIやUXにも注目し、デザインを改善することが重要です。
ユーザビリティに優れ、ユーザーがサイト内で目的に到達しやすいということは、サイト運営側からすればコンバージョンにつながりやすいことを意味しています。
検索エンジンの評価にも影響しますが、それ以上にコンバージョンを意識してユーザビリティの向上を目指すことが大切です。
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