SEOを行う際は、検索エンジンとユーザーの両方に配慮しなければなりません。
そして、検索エンジンとユーザー(行動や嗜好)は常に変化・進化を続けているため、必然的にSEOの施策もアップデートしていく必要があるでしょう。いわゆる、SEOの普遍となる基本的な項目を網羅したリストは多くありますが、それ以外の最新トレンドに対応した施策リストも有用です。
今回の記事はBacklinkoの「上級者向け」の施策となりますが、時代に即した施策も盛り込まれています。
この記事は、17の上級版SEOの戦略、テクニック、戦術のリストである。
事実、これらの戦略は、私のサイトがGoogleから月間で350,973の訪問を獲得する手助けとなっている。
あなたが「優れたコンテンツを作ろう!」のような古典的な初級者向けの記事に飽き飽きしているのであれば、この記事を楽しんでくれることだろう。
目次
ジャーナリスト・キーワードとは、文字どおりジャーナリストが検索している用語である。
これは、被リンクを獲得するための非常に強力な方法である。
例えば、先日、我々はページスピードの調査記事を公開した。
このページの参照ドメインのデータ(Ahrefsで取得)を見てみよう。
コンテンツが公開された直後に大きな上昇が確認できる。その後、動きは落ち着くが、さらに大きな上昇が確認できる。
この2回目の大きな上昇は、多くのジャーナリスト・キーワードで順位が付き始めたからだ。
どれほど効果的か、おわかりいただけただろうか?
ジャーナリストは記事を書く際に、各種の統計データを必要としている。そうしたデータを探すため、彼らはGoogleを活用するのだ。
そして、ジャーナリストが公開しようとしている記事についての情報を、私のサイトは彼らに提示していることとなる。つまり、私のサイトに記載されている統計データを見に来るのだ。そして、彼らの記事中に、引用元として私のサイトを言及する。
素晴らしい。
我々の最新のランキング要素の調査では、Googleでのランキングとサイトの滞在時間は相関していることがわかっている。
※1,180万の検索結果を分析した結果、自然検索のランキング要因についてわかったこと
そして、サイト滞在時間を改善するためのシンプルな方法を発見した。アニメーション画像である。
特に、解像度が高いアニメーション画像(アニメーションSVGsなど)が効果的だ。基本的に、これらはアニメーションGIFsである。しかし、品質はすこぶる高い。
例を挙げてみよう。
(タップすると、翻訳元記事へと遷移します)
17 Advanced SEO Techniques for 2020
アニメーション画像があると、ユーザーは流し読みをやめ、立ち止まることを発見した。
すると、ユーザーはさらに多くのコンテンツを読んでくれるようになる。結果として、より多くの時間、サイトに滞在してくれるのだ。
例えば、Backlinkoで掲載したこの記事は、アニメーション画像をいくつか使用している。
このページの滞在時間が3分27秒であることは、偶然の一致ではないだろう。
この施策がもたらす影響については、あえて言うまでもないはずだ。
Backlinkoの自然トラフィックの28%はコンテンツハブから来ている。
コンテンツハブとは何だろうか?
特定のトピックにおける、ミニWikipediaのようなものだ。
例えば、昨年、我々はSEO Marketing Hubを公開した。
SEO Marketing Hubはカテゴリ(例えば、「テクニカルSEO」や「リンク構築」など)ごとに整理されたSEOのリソースのコレクションである。
それぞれのカテゴリには、いくつかの「エントリー」がある。
これらのエントリーは全て、特定のキーワード(通常はロングテール)に最適化されている。
そして、これらは通常のブログ記事のようには書かれていない。各エントリーはWikipediaの記事のように書かれている。
なぜか?
まず、こうしたスタイルの記事は、これらのタイプのキーワードの検索意図に、より合致しているのだ。例えば、「LSI キーワード(共起語)」と検索した際、私の意見などは必要とされないだろう。
この場合の検索者は、「LSI キーワードとは何か」を知りたがっているのだ。なぜ、重要なのか? 何から始めたらいいのか? そういったことを知りたがっている。
そして、コンテンツハブ内にあるエントリーは完全にこうした検索意図に合致するよう、戦略的に設計されている。
次に、エントリーの全ては、戦略的にリンクされている。
言うまでもなく、こうした内部リンクはSEOにとって有益である。
また、こうした内部リンクは滞在時間の上昇にも一役買う。内部リンクと通じ、読者は他のページへと遷移し、そこのコンテンツを読んでくれるからだ。
その結果、(もし戻りたい場合には)検索結果に戻る前に、十分な時間を私のサイトで過ごしてくれることになる。
比較キーワードとは、異なるものごとを比較する言葉である。例えば、
なぜ、こうしたキーワードは狙うに値するのか?
まず、比較キーワードで検索するユーザーは、完全な初心者ではない。
例えば、「SEOツール」と検索するユーザーは、SEOの初心者であろう。
しかし、「Mangools Moz Pro 比較」と検索するユーザーは、SEOツールについての知識はある程度あるはずだ。これら2つの異なるツールに対する意見を聞き、決断を下したいのである。
次に、比較キーワードはそれほど競合性の高いキーワードではない。
例えば、このキーワードの月間検索ボリュームは1,100で、CPCは6ドルである。悪くはない。しかし、キーワードの難易度は、たったの12/100である。
実際、このキーワードをターゲットとした記事を私は作成している。そして、すぐに上位3位に表示させることができた。
上級者向けアドバイス:「あなたと競合サイト」周辺の比較キーワードに最適化した記事を作成しよう。Driftはこうしたページを多く作成している。
そして、多くのキーワードで上位表示されているのだ。
Exploding Topicsは初日にして深刻なテクニカルSEOの問題に出くわしてしまった。
新規のページがインデックスされるのに数日(または数週間)かかってしまっていた。クロールバジェットがすぐに枯渇してしまったのだ。
つまり、Googleボットが新しいコンテンツをクロールするのに非常に長い時間がかかっていることを意味する。
この状況を脱する手助けの1つとなったのが、ページネーションのページにダイナミックパラメータを使用することだった。
つまり、下記のURLから、
https://explodingtopics.com/business-topics/page/2
下記のURLに変更したのだ。
https://explodingtopics.com/marketing-topics?page=2
このフォーマットに変更することが、GoogleがページネーションのページのURLパターンを把握する手助けとなった。Googleがページネーションのページ再クロールするために必要な時間を短縮することができたのだ。そして、新しいコンテンツを発見し、インデックスさせるための時間が増えた。
また、より多くのページをGoogleがクロールしてくれる後押しにもなったようだ。
(もし、クロールバジェットの問題に再び出くわしてしまったら、Search ConsoleのURLパラメータツールを使用し、ページネーションのページへのクロールを止めることができる。これは、ダイナミックパラメータに限り、有効だ。)
私は、100を超えるポッドキャストにゲストとして出演している。
そして、その全てからリンクを設置している。
こうした理由により、「ポッドキャストは新しいゲスト投稿である」と私は述べている。
実際、ポッドキャストへの取り組みは、ある意味、ゲスト投稿を執筆するよりも優れている。
ゲスト投稿を公開するには、下記が必要だ。
その後、ようやくあなたのゲスト投稿は公開される。
ポッドキャストはどうだろう? 必要なのは、出演すること。それだけで十分だ。
実際、Exploding Topicsで使用したリンク構築の最初の戦略も、ポッドキャストであった。
私は、共同創業者のジョッシュに、スタートアップ界隈の企業に私がポッドキャストに出演したがっていることを話してくれるよう、依頼した。
ジョッシュは興味深く話してくれたため、多くの企業が快諾してくれた。
では、他の人のポッドキャストにインタビューを受けるためには、どうすればよいだろう?
これについては、1記事まるまる使ってお話しすることができる。しかし、ここではいくつかのポイントに絞ってみよう。
①オーディエンスにとって有益な内容を話す
あなたがお話しすることは、あなたのインタビューからオーディエンスが得ることができる、具体的な事柄を強調する必要がある。
②マイクを手に入れる
本格的なポッドキャストは音質にも配慮している。そのため、高品質なUSBマイクに投資することをお勧めする(私は、Rode Podcasterを使用している)。
③段階を踏む
できるだけ小規模なポッドキャストから開始しよう。小規模なポッドキャストとの場合、快諾してくれる可能性も高い。そして、ゲストとしての振る舞いが得意になってくる(これはスキルである)。その後、大規模でより優れた番組に出演するといい。
それでは、次のトピックに移ろう。
コンテンツアライアンスとは、他のビジネス、サイト、ブログ、YouTubeチャンネルなどと共同し、1つのコンテンツを作成することである。
例えば、私がFractlと共同で作成した記事は、最終的にMoz blogに掲載されている。
このケースでは、私はExploding Topicsのデータを提供している。
しかし、あなたが必要としているデータを保持する誰かと共同する、といった形も可能だ。
例えば、こちらのコンテンツ分析の記事の作成にあたり、私はBuzzSumoと共同している。
この場合、BuzzSumoは大量の魅力的なデータを保持しており、彼らはそれを快く共有してくれた。
そのお返しとして、私は記事を作成し、その記事の中で、オーディエンスに対し彼らをプロモートした。
結果として、このアライアンスはお互いに利益をもたらした。
私は、自身では手にすることが不可能なデータにアクセスすることができた。BuzzSumoは1万人以上の人々に、その名を提示することができた。
実際、この記事は初月で46,489の訪問者を運んできてくれている。
Googleの検索結果の1位に表示されているWebサイトは、全自然検索のクリックの約32%を獲得している。
つまり、上位に表示されなくとも、検索結果画面からより多くのクリックを獲得できる別の方法があるということだ。
検索結果画面における、より大きな専有面積を獲得しよう。
検索結果画面の専有面積は、「検索結果画面の1ページ目で、どれくらいのピクセルをあなたがコントロールできるか」ということだ。
より大きなピクセルをコントロールできれば、そのキーワードで獲得するトラフィックも増えるだろう。
例えば、強調スニペットに採用されれば、ページの最上部にあなたのWebサイトを表示することができる。また、このキーワードにおける専有面積も3倍となる。
他にも例があるだろうか?
先日、私のYouTube動画が、重要なキーワードで1ページ目に表示された。
こちらも、非常に大きな専有面積を提供してくれている。
下記に、より大きな専有面積を獲得できる方法を記載しておこう。
高品質な画像があなたのコンテンツをより良いものにしてくれることは、周知の事実だ。
また、間接的に順位の上昇に一役買ってくれるだろう。
では、どのような種類の画像を自身のサイトに用いるべきだろうか?
最近行われたSEOの実験では、「重複画像は順位に悪影響を与える」ことがわかっている。
そのため、可能な限り、オリジナルな画像を使用したいと考えるはずだ。
例えば、我々は非常にプロフェッショナルなスクリーンショットを作成するために、グラフィックデザイナーに作成を依頼している。
通常のスクリーンショットを使用するほうが、遥かに簡単で早いことはわかっている。しかし、我々はオリジナルで、より有益な画像を使用するため、そこに投資している。
また、全ての記事で、オリジナルのビジュアルやチャートを作成している。
繰り返すが、こうしたビジュアルは安くはない。しかし、SEOへの直接的、間接的な利益のために、投資すべき価値はあるはずだ。
副産物として、他の誰かがブログであなたの画像を使用するかもしれない。
そして、ソース元として、リンクを提供してくれているだろう。
例えば、ある記事で使用した下記のチャートは、多くの異なるブログで使用されている。
そして、私の画像を使用したブログの多くが、ソース元としてBacklinkoへリンクを提供してくれている。
1ページにキーワードを187回詰め込む以上のことがオンページSEOにあることはすでにご存知だろう。
実際、Googleの「検索アルゴリズムの仕組み」では、「定量可能な要因」を見ていると説明している。
特に、Googleはそのページが扱っているトピックに関連したコンテンツを見たいと思っている。
ここでの疑問は、Googleが見たいと思っている「定量可能な要因」を、どのようにしてGoogleに伝えるかということだ。
ページ内にLSIキーワードを正しく含める必要がある。
これを行えば、あなたのページがそのクエリと関連性が高いことをGoogleに確認することができる。
結果として、ターゲットキーワードでの上位表示が見込めるはずだ。さらに、その他のキーワードでの順位上昇にも貢献するだろう。
内容の深いコンテンツを書けば、自動的にこうしたLSIキーワードが大量に用いられているはずだ。
ダブルチェックを行いたければ、ツール(ClearscopeやSurfer SEOのような)を使用するという手段もある。適切なLSIキーワードがコンテンツ内に含まれているか、発見する手助けとなる。
こうしたツールの仕組みは一様だ。すでに上位表示されているコンテンツをスキャンするのだ。
そして、こうしたページが頻繁に使用している言葉を抽出する。
コメントは3つの理由であなたのSEOを助けてくれる。
第1に、コメントは実際に直接的なランキング要素となりうる。
第2に、コメント欄はそのページで行動する理由をユーザーへ与えてくれる。これは、滞在時間の増加につながるだろう。
第3に、コメント欄はGoogleがクロールし、インデックスし、ランクするコンテンツなのである。
実際、Googleの社員もページ上の全てのコンテンツを対象としている(UGC含む)と述べている。
https://twitter.com/JohnMu/status/1034042372173320192
(元ツイートはおそらく「UGCコンテンツが低品質なため、順位が下落しているのではないか」という疑問や不満と思われる。)
それはあなたのWebサイトだ。悪いコンテンツを公開することを選択したのであれば、それがフォーラムにおける投稿・ユーザーによる書き込み・直接の投稿であっても、それはWebサイトのクロール・インデックス・ランキングに使用される。すばらしい高品質のフォーラムやUGCサイトを作成することもできるし、その試みはうまくいくだろう。
これが、私がBacklinkoのコメント欄に大きな労力をかけている理由である。
全てのコメントに返信するだけでなく、コメントの管理のために毎日数時間を費やすスタッフを用意している。
こうすることで、Webサイトに寄せられる全てのコメントが高品質となる。
SEMrushによると、Googleの全ての検索結果画面の41%がPeople Also Askのセクションを含んでいるとのことだ。
最適化の対象に値すると言えるだろう。
問題は、こうしたキーワードを大規模に発見することが、大きな苦痛を伴うということだ。
4つの質問は、すぐに手にすることができる。
しかし、さらに多くの質問を見るためにはアコーディオンメニューを毎回開かなければならない。
幸運にも、こうした質問をスクレイプしてくれる「People Also Ask」というツールに偶然出会った。
このツールは、他のキーワードツールと同じように使える。キーワードを入力し、結果のリストを手にすることができる。
関連するキーワードではなく、People Also Askから直接質問を引っ張ってきてくれる。
非常に素晴らしい。
コンテンツ機能とは下記のようなものだ。
コンテンツの競合性を高め、より便利になるよう、コンテンツに追加する何か、といったところだ。
そして、コンテンツ機能は直接的、間接的に順位改善の助けとなる。
実際、Googleの品質ガイドラインでは、補完コンテンツは「重要」であると記載されている。
コンテンツ機能がどの程度の違いを生むか、最近の事例をお伝えする。
今年の初頭、SEOのエキスパートになるためのガイドコンテンツに2つのコンテンツ機能を追加した。
具体的には、SEOを学ぶ複数の方法を比較したテーブルを追加したのだ。
また、SEOのスペシャリストが身につけるべきスキルのリストも作成した。
ほどなく、このコンテンツは1位に順位が上昇した。
自然トラフィックも36.9%上昇した。
Googleは200を超えるランキング要素をアルゴリズムに使用している。そのため、コンテンツ機能がこの例での違いの全てを生み出していると、確証を持って言うことはできない。
しかし、私個人の意見としては、コンテンツ機能がランキング上昇の大きな理由であると考えている
「トピック+年度」コンテンツは特定のトピック周辺で起こったトレンドを扱うブログ記事である。
例えば、私は毎年、SEOの決定版ガイドを公開している。
※翻訳したホワイトペーパーはこちら→2020年 SEOガイド決定版
また、こちらの記事は「SEO 2020」というキーワードに最適化させている。
ご存知の通り、「SEO」は非常に難易度が高いキーワードである。
(もちろん私にとっても?)
しかし、「SEO 2020」の難易度は「SEO」ほど高くはない。毎月、数千人のユーザーが検索しているキーワードではあるが。
実際、私の記事は、「SEO 2020」というキーワードで1位に表示されている。
これにより、毎月かなりの量のトラフィックを獲得できている(特に年度の初頭においては)。
注:「タイトルタグの末尾に「2020」を追加すれば良い」という話ではないことを指摘しておく。
この戦略を活かすためには、あなたのコンテンツが、その年に発生する質問に100%注力している必要がある。
例えば、私のSEOガイドのコンテンツは、検索エンジン最適化の世界で起きたトレンドを扱っている。
これこそが、「SEO 2020」と検索するユーザーの検索意図となっているのだ。
リンクではないブランドのメンションは、「ブログ記事やニュース記事であなたについてメンションはしているが、あなたのサイトへのリンクは設置していない」、状態であることだ。
例を挙げてみよう。
あなたがすべきことは、あなたのブランドに言及してくれた人へEメールを送付することだ。そして、あなたのWebサイトへリンクを設置するよう、依頼しよう。
自身の経験からすると、このアプローチのコンバージョン率は非常識だ。主な理由は、あなたが聞いたこともない人に対し、冷たい対応をしているわけではないからだ。
そうではなく、あなたのWebサイトについて、すでに言及してくれている人にEメールを送付するのである。
つまり、彼らはあなたのWebサイトへのリンクを追加する準備ができていると言える。
鍵となるのは、素早く接触することだ。
どんな理由であれ、新しい記事であれば編集してくれる可能性がある。
そのため、Eメールの送付が素早いほど、リンクを獲得できる機会も増えるはずだ。
BuzzSumoの「Brand Alerts」機能はこのテクニックに完全に適している。
この機能は、リンクが設置されていないメンションで絞り込むこともできる。
Google Discoverは、Google版のソーシャルメディアのニュースフィードである。
しかし、あなたがフォローしている人からの投稿を提供するのではなく、あなたが好むであろうとGoogleが考える、高品質なコンテンツを提供してくれるのだ。
そして、Google Discoverは大量のトラフィックをもたらしてくれることを私は発見している。
実際、Google Discoverは過去90日間で6,000を超える訪問を発生させている。
Googleによれば、Discoverに最適化することは不可能である、とのことだ。
しかし、これは真実ではない。
実際、数段落先に、高品質な画像はDiscoverでの表示の助けとなると書かれている。
Discoverの結果にはその隣に大きな画像が表示されるからである。そして、その写真が目立てば、ユーザーはクリックするだろう。これが、他のユーザーのDiscoverのフィードにあなたのコンテンツが表示される手助けとなる。
そのため、あなたが公開するあらゆるコンテンツに、高解像度のog:imageを追加するようにしよう。
また、私が発見した、Google DiscoverのSEOの手助けとなる事柄をまとめてみよう。
非常に競合性の低いキーワードを簡単に発見する方法を紹介しよう。
先ず、SEMrushやAhrefsでsubredditsのURLを入力する。
そして、そのページで上位表示されているページのすべてのキーワードを見てみよう。
するとどうだろう? 競合性の低いキーワードのリストができあがるのだ。
もちろん、(常に1ページ目に表示されている)Redditのドメインオーソリティは、あなたのWebサイトよりも高いだろう。
注目すべき点は、Redditのスレッドは非常に乱雑であることだ。また、役に立たないコメントも多く含まれている。例えば、下記のように。
つまり、Redditのスレッドよりも、あなたのコンテンツを良くするためにすべきことが多くあるということだ。
基本的には、「よく書かれた記事>Redditのスレッド」となる。
つまり、あなたのコンテンツがRedditのスレッドよりも上位に表示される可能性があること意味している。
上級者向けアドバイス:subredditsは多くの取るに足らないキーワードで上位表示されている。それらは、あなたがターゲットにしたくないキーワードだろう。CPCで絞り込みをすることで、良いキーワードを簡単に発見することができる。私は、CPCの下限を$2ほどに設定することをお勧めする。こうすることで、取るに足らないキーワードを除外できるはずだ。
フラットなWebサイトのアーキテクチャは、テクニカルSEOにおいて、非常に重要だ(特に多くのページがある場合は)。
問題は、あなたのWebサイトのアーキテクチャがフラット(良い)か、非常に深い(悪い)が、それを知ることが非常に難しいことである。
これが、私がサイトマップの視覚化をお勧めする理由である。
Ahrefsのサイト監査機能を使用することで、それが可能となる。
もしくは、私が最近発見したVisualSitemapsという素晴らしいツールでも可能である。
多くの人が、種となるキーワードをGoogleのキーワードプランナーに入力する。
これは間違ったことではない。
しかし、より多くのキーワードのアイディアを発見したいのであれば、このフィールドにURLを入力しよう。
そうすれば、Googleはそのページをスクレイピングする。そして、多くの人々には表示しないキーワードのリストが生成される。
以上である。
この記事で紹介した17のSEOの戦略は、今すぐに効果を出すための戦略である。
ぜひ、あなたの意見を聞かせてほしい。
このリスト内の戦略ですぐに試す予定の戦略はなんだろうか? サイトマップの視覚化だろうか? 「People Also Ask」への最適化だろうか?
ぜひこの記事をシェアして、感想を述べてほしい。
ある程度のSEOの知識が無ければ、少し難しい内容であったかもしれません。そのまま使える施策というよりは、アイディアの取っ掛かりとして面白いものが多くありました。今回の記事の中から何かアイディアを発見していただければと思います。
SEO最新情報やセミナー開催のお知らせなど、お役立ち情報を無料でお届けします。